アフィリエイトで大切なのはクッキーと承認率を知ることです!これを知らないばかりに、せっかくみなさんが商品を紹介して、お客さんが物を購入しても、自分の利益に還元されないことがあり、なんだよ?話とちがうでしょ?と腹が立つことになります。
アフィリエイトは商品への仲介者なので、誰から買ったのか?というのを保存して調べる必要があるというわけです。
また、案件によっては非常に承認が遅いASPがありますので注意してください。
アフィリエイトの承認率が低くなるのはどうして?
クッキー期間中に申込みが完了したはずなのに、実際に銀行に振り込まれる額が違う!?アフィリエイトを始めたばかりのころはそんなことが良く起きます!
それはなぜかと言うと承認率について知らないために、後からキャンセルが出やすい商品を紹介してしまったという事が多いです。
なぜか商品が売れたはずなのに、最終的な購入に至っていないのは、キャンセルの可能性をみなさんがどれくらい想定してサイトをつくったか?によって変わってきます。
同時にリピーターさんをどこに誘導して行くのか?そこまで考えてサイト構築しているのか?によって大きく変わってくるのです。
アフィリエイトが稼げないという都市伝説はこの承認率と商品の関係、ASPとの関係を知らないために起こってしまうので注意が必要です。
アフィリエイトの案件が承認されないパターン
まずは先に承認が後から覆されるパターンについてお伝えします
- ダブルクリックによる二重決済(カウント)
- リピーターからのカウント
- 直前になってのドタキャン
- 代替商品への移動
- 住所など連絡先の未記入による
以上が主なパターンです。
2重決済
ネットで商品を買った人は良くわかると思いますが、価格コムや楽天などを見比べて一番安いものを買おうとした際、何度も商品購入ボタンを押してから最終的に一商品を買ったという経験はありませんか?
そのような二重クリックもクッキーの効果でカウントされてしまうこともあり、仮申し込みが成立しますので、結局、消費者は別のリンクから商品を買い、承認されないというパターンです。
リピーターによる購入
次の多いのがリピーターからのカウントです。
ASPは一人が初めてその商品を買った場合にのみ承認作業をするというプログラムがほとんどあり、他の人から一度商品を買った人が、みなさんのサイト経由で購入された場合も否承認扱いになります。
だから認知度の高い有名商品の格安比較サイトなどを作ってしまうと、他で一度商品を買った人が再度購入しているので成果として反映されないということになります。
購入直前のキャンセル
その次に多いのが、最終的なドタキャンです。
転職系、エステ系など儲かるジャンルは相手がお店に行ってから報酬が発生。その場合仕事の都合なので直前にキャンセルが発生し、延期になったためクッキー切れでアウトという場合です。
天候が悪いと連発します。
他にも住所などを入れ忘れたために、カウントされないなどのパターンもあり、情報商材を除けは100%の分野というのはほぼないでしょう。
そこでそれぞれの商品に見合った記事の書き方や戦略が必要になってくるのです!
承認率とEPCの目安について
まず、アフィリエイトの平均承認率ですが発表してくれるASPとそうでないところがあるので注意してください。
またEPCについても同様で発表してくれないASPもあります。
- 単価が高いブランド品
- 購入率の高い商品
- 報酬率が高い商品
- リピート率が高い商品
商品ごとに特性があるのでジャンルによってばらつきがあります。
EPCは広告1クリックあたりの平均報酬発生額ですが、これはライバルアフィリエイターの数や、案件によってかなりばらつきがあります。
ジャンル | EPC目安 |
---|---|
グルメ・食品 | 0.12円~264.70円 |
ファッション | 0.06円~257.65円 |
旅行 | 0.27円~201.14円 |
金融/投資/保険 | 1.34円~4445.24円 |
仕事情報 | 0.80円~5500.33円 |
美容・健康 | 0.10円~300.50円 |
エンタメ・趣味 | 0.05円~150.30円 |
教育・資格 | 0.20円~800.40円 |
IT・通信 | 0.30円~1200.00円 |
不動産 | 1.00円~3500.70円 |
このくらいが業界平均です。
アフィリエイトの承認率が低いASPの特徴について
アフィリエイトの承認率が低いASPは確かにあると思っています。これは2つの観点から理解すると良いと思います。
- ASPが指定するクッキーの有効期限
- ASPがメインで扱う案件の種類
まず大手のクッキーですね。
- アマゾンアソシエイト:24時間
- 楽天アフィリエイト: 30日間→24時間変更の可能性あり
- A8.ネット:1~60日間
- アクセストレード:1~60日間
- バリューコマース:1~60日間
- インフォトップ:30日間
- インフォカート:30日間
このように読者が商品ページを見てショッピングカートに入れたり、来店プログラムを申し込んで実際に店舗に行くまでの計測機関についてASPは基準を決めています。
当日・翌日配送の多い物販は承認率が高い
即配手系の物販であるAmazonや楽天はクッキー期間が短く、ショップカードに商品を入れてから24時間以内に購入を決定しない場合はアフィリエイト報酬としてカウントされないのですが、Amazonプライム・楽天「明日楽」などの配達が整っている通販系のASPは購入者の意欲が高くキャンセルが出にくいです。
だから、Amazonアソシエイトや楽天は承認率が高いです。
来店系のプログラムは承認率が低くなりがち
アフィリエイト報酬が高いジャンルの中でも、地域情報に絡めて売りやすいのが「来店系」のプログラムですが、これって承認率が悪くなったりします。
- 土日に行こうと申し込んだが予約がいっぱい
- 天候の変化で来店の意欲が消える
- 他の店舗に目移りしてキャンセルする
普段の買い物だって「今日は雨だからやめよう・・」なんてことが多いと思うので、申し込みがあっても必ず承認されるとは限りません。
申し込んでも「あとから探したら他店舗が魅力的だった!」なんてこともありますしね。
緊急性の低いキーワードで集客すると承認が悪くなる
後は、「特に今日は要らないけど・・・無料だし・・」っていうキーワードばかりで集客した場合です。まだ探しているけど、一応気になるから申し込む・・ってケース。
初心者が狙うアプリ関係なんかに多いですね。
申し込みから初回の課金までが着地点になっているものは承認されません。
アフィリエイトで承認や確定が悪いジャンルを選んだ場合の対処法
というわけで承認率・確定しないジャンルを選んだ場合の対処法です。いわゆる地雷案件やジャンルを選んでしまったパターン。
- PV重視でアドセンスに切り替える
- LINEやメルマガリストに変えておく
- コンテンツ販売につなげられないか考えてみる
クリック保証のアドセンスを貼る
多くの方がやるのが「クリック保証」のアドセンスに切り替えてしまう方法ですね。特にASPで売りたい商品が見つからず、強引に商品を紹介しても確定や承認率が悪い場合は有効です。
意外とボリュームが多く1クリック30円とか出ると、10回クリックしてもらった方がサイト全体の売り上げが高くなる場合もあります。
メルマガリストに変える
そしてまだ穴場だと思うのがLINEやメルマガのリストを取ってしまうことです。
例えば「美容クリーム」を購入したい人は「綺麗になる」とか「モテる」というのが最終ゴールであり、そのために「美容クリーム」を選択肢の一つとして考えているのかもしれません。
そういう潜在的な欲求にアプローチするLPを作りメルマガに登録してもらえれば、あとからぴったりの商品を紹介したり、電子書籍をはじめNOTEでコンテンツ販売ができるようになります。
そもそも「初回980円」などの低価格で物販商品を売っている広告主は「顧客リスト獲得」のために初回の価格を下げているわけで、仕組みは同じ。
- 美容に興味を持っている顧客リスト1000人
- インテリアやアウトドアに興味を持っているLINEリスト3000人
- 恋愛に興味を持つフォロワー10万人
インスタグラマーが儲けているのと同じ構造で、PR案件がきますし、アクセスを何らかの形に変えておくことは非常に重要です。
物販でこれをやっている人は本当に本当に少ないです。LINEであれば「友達追加」のボタンを1つ作っておくだけで完全無料です。
是非ともやっておくことをお勧めします。
承認率や確定率が悪いASPや広告案件の傾向
これは、最近データーがたまってきたので紹介します。承認率や確定率を内部調整してそうなASPや広告案件の傾向と調べ方についてです。
- 広告提携時に審査がかかりすぎ
- HPがそもそも作りかけで更新されていない
- 成果地点を四六時中変える
- 自サイトのクリックやインプレッション測定とASPが大きく違う
- 成約キーワードを聞いて、教えないと提携解除をほのめかす
こんな傾向があったら例え最大手のASPでも切った方がいいです。
匿名を悪用するのはASPも同じです。広告屋が全員善人だと思ってはいけません。またこんなこと書くとASPが悪いみたいなことを思われそうですが、ASPのおかげで沢山の広告を扱えますし、アフィリエイターと持ちつ持たれつの関係です。
ただ、上記のような対策は是非ともやってみてください。
今回の記事で分からないものは質問どうぞ!少しずつ頑張ろう!!