アフィリエイトブログのの導線の作り方について質問があったので答えます。
2020年以降、アフィリリエイトは今まで以上に売り方が難しくなってくると思います。
なぜかというとイメージ戦略自体がSNSで機能せず、また収益化しやすいキーワードに関してはグーグルが厳しく判定をしているからです。
一方できちんとした設計図が描けている人にはチャンスです。これはアフィリエイトブログだけではなく、ECサイト・ウェブサイト全部に言えることです。
アフィリエイトの導線と最適化の必要性について
なぜブログに導線が必要かというと売れるキーワードで上位表示するのが格段に難しくなってきたからです。
一部ブラックな手法で一瞬のグーグルのゆがみをついて商標記事などで上位表示をすることは可能ですが、それを初心者が見極めコストを投入するのは厳しいですよね?
それよりも、個人ブログでも上位表示しやすいキーワードでサイトを作り、そこから徐々に読者をセールスページへと誘導する導線の貼り方を考える必要があると思っています。
アフィリエイトの導線の基本的な流れと作り方のパターン
アフィリエイトの導線で典型的なパターンは2つです。集客記事からセールス記事に上手く誘導するように設計してきます。
シリウスなんかは典型ですが、今の世の中沢山の類似商品があふれ、競合他社はライバル会社の商品を分析しつついいとこどりをしてきます。
そうなると読者はもう「どれが自分にあっているのか選べなくなる」のできちんと比較してあげます。
そのうえで個別の商品については具体的な使用感などの詳細レビュー記事を書いてあげると読者を迷わせずに購入につなげることができます。
大体はトップページにこのような比較ランキング表を持ってくることが多いです。さらに詳しいレビューを知りたい人は詳細ページに誘導し、納得してもらって購入という感じです。
結論⇒詳細レビューですね。ワードプレスの場合このパターンはトップは固定ページにします。
もう一つの導線はお悩み記事から、商品紹介ページへと誘導するパターンです。
「〇〇の方法」「〇〇やり方」などいわゆるハウツー系の記事を書いて、読者の悩みを解決しつつ、それにあった商品を紹介するパターンです。
- 「仕事での悩」みを書いてそこから「転職や資格取得」に誘導する
- 「ゲームの攻略法を書いて新作ゲーム」「関連マンガや音楽」などを紹介する。
- 「部屋の後片付けの記事」を「書いて買い取り案件」を紹介する。
みなさんも一度ぐらい調べたことあると思いますが、自分が本当に困った経験は誰かの役に立つはずです。
- どんな人がこのサービスを悩み解決策として使ってくれるのか?
- そのためのキーワードは何なのか?
徹底的に考えれば自然と導線というものはできて来るんじゃないかと思います。
サイトの導線設計の基本は記事下やサイドバーにセールスページを作って誘導する
次に記事からセールスページに誘導する方法がありますが、とにかく目立つ位置に入れるのが鉄則です。
アクセスの9割はスマホですのでとにかくスマホのカスタマイズが重要です。
ヒントは無料ブログの強制広告の配置の場所です。アメブロなんかは特に分かりやすいです。
強制広告を収益源とするブログサービスの配置を真似しましょう。
- グローバルメニュー
- 右サイドバー
- 記事下
- フッター
私のサイトの構造を真似してもらって構いません。
重要なのはどのページからアクセスが来ても、セールスページに1クリックでたどりつける設計にしておくことです。
ヒートマップを入れておけば上手く読者が誘導されてているのが外からでも分かります。これはワードプレスでも無料ブログでも入れられますのでやってみましょう。
読者を導くための誘導リンクやバナーはしっかり入れる
何度かお話ししていますが、意外と誘導リンクやバナーの配置を適当にやっている人がいます。
- 写真の近くに置きすぎて目立たない
- 他のテキストの文字色と一緒になってしまいリンクに見えない
- 記事中に貼っていない。
- アクセスキーワードとバナーの文字合っていない
自分は大手の法人コンサルもやっているので、先にオウンドメディアを作ってから、そこでABAテストをしています。
セールスページは1週間かけて本気で作る
セールスページに関しては1週間かけても良いので本気で作ってください。読者の迷いがすべて消えるように徹底的に悩みを先取りしてコンテンツを作ります。
いくら導線ができていても、最後のセールスページがしょぼいと売り上げが一気に下がります。本当に一番手を入れるべきページなのに手抜きをしている人が多いです。
私はメルマガで詳しく伝えていますが「感情が動く前に広告を見せると売れないの法則」って言うのがあるので本当に気を付けてください。
こういう感じですね。コンサルの時にちょこっとリンクボタンをいじったらその日の報酬発生なんてこともありましたし、ボタン配置は重要ですよ?
気をつけましょう!
アフィリエイトの広告文の考え方
今回はなんと博報堂のプロコンサルタント「岡田庄生」さんに知恵をお借りして、どうやったら商品を買ってもらえるのか?ヒントをもらってしまいましょう
- 具体的な事実から考える
- 事実を深く掘り下げて考える
- コンセプトを絞ってシンプルに伝える
この三つの要素がそろった時、人は行動してくれるんだそうですよ
まず本書のなかで売れないガソリンスタンドを救うために、スパと銭湯の違いから、売込みの発想と買わせる発想の差を比較してあるのですが、一見同じ性質を持つように見える二つの場所。
でも実際は大違い。
スパは女性が休日になると押しかけるのに、残念ながら銭湯は鳴かず飛ばず。
その違いは何かというと銭湯は「体を洗う場所」という位置づけなのに対し、スパは「癒しの場所」という位置づけに置いて、商品やサービスに大きな差が出た結果と書いてあります。
銭湯=体を洗う場所という固定観念から抜け出せないと、その延長上のサービスとして
→オシャレな桶・いい香りの高級石鹸など自社商品を売り込む発想になりますが・・・。
スパ=体を癒す場所という定義に置き換えると?
→エステ・ハーブティー・ヒーリングミュージック
などと提案するものが変わって来るわけです。
アフィリエイト商品も同じで、特に物販系商品であれば、「家の近くのスーパー、デパートにあるのになんでわざわざネットで買うのか?」その本質とずれてしまうとそう簡単に人は行動しないのではないでしょうか?
キーワード選定の地点でどんな文章が入るか?そこが決まってくるってことですね。
商品を買ってもらうために必要な3つの要素で壁を壊せ!
では自分の記事を生まれ変わらせ、商品を買わせる記事に書き換えるためにはどうすればいいのか?その要素が3つ紹介されていますので考えてみましょう
本書の中ではコンビニの中で女性が何処を通るのか?何を見るのか?
を観察して発見した「スウィーツロード」(甘い物のコーナーだけおを通って帰る)という話から、「カカオ70%」などの効果をうたった商品が時代と合っていないのでは?
という疑問を投げかけていましたが、実はみなさんのサイトに訪問した人に正しく商品を提案できていないから、何も買っていただけないのかもしれません。
例えば当サイトに来る人の目的=ネットで稼ぎ方を知りたい人の本質的なニーズを考えたときに・・
- 「自己実現をしたい」だけなのかもしれないし
- 「病気の親のそばを離れられない」と思っているのかもしれない。
- 「会社を辞めて働きたいからかもしれません
そうすると、紹介すべき商品は・・
①のニーズに合わせるなら自分(ブログ)を美しく見せるテンプレートをメインに押し出し、メリットを強調することで、自己承認欲求が満たされますし
②の発想ですと、移動してながらスマホでサイトを作れる小型のパソコンを紹介する必要があるかもしれません。
③の場合はどうやって会社を辞めた経緯があった方がいいですよね?
あくまで例ですよ?(笑)
でも商品のニーズやウォンツ(本当に顧客が欲している物)というのは、自分の発想ではなく、訪問者の行動を分析することから始まるのでしょう。
書のなかでは「ボーリング場」が例に、なぜラウンド1が圧倒的なシェアを占めているのかについて、同じようにのべてありました。
今起きている事実の背景要素を分析し、買わせる発想に切り替えるのです。
若者はボーリングはちょっと・・と思っていても、みんなでワイワイ騒ぎたいという欲求は常に持っている。そもそもボーリングもみんなで騒ぎたいという欲求が原点になっていただけ。
もう一度そのことに目を向け、消費者を喜ばせる。
つまり、顧客心理へのアプローチの切り替えが、大切であるとおっしゃっていました。
アフィリエイトだって同様ですよ。
例えば情報商材を「コレでもか?」って売っている人もいるんですけれど、最近の若い人がネットビジネスに魅かれる理由って単に「楽に稼げそう!!」という理由だけじゃない気がするんです。
実は「フラットな関係で稼いでみたい」という欲求の方が先で、「フラットなコミュニティーに入っていきたい」と思っている人が多いのではないか?
と思うのです。
この辺でいち早くセンスのあるマーケッターはアフィリエイトの商品紹介から、サロンを始め、コミュニティービジネスに転換して塾などを盛んに作ったんだと思います。
これも具体例が載ってましたので応用しましょう。山小屋のトイレが汚いのでウォッシュレット式に変えた際、みんなに使ったので看板を立てる話が載ってます。
この違いを意識できるかどうかです。
結構情報発信ブログ多いのですが・・・。「ネットビジネスで自由を手に入れる」というコンセプトを打ち出す人が多いのですがそれが失敗の元。
読者にとっての自由とは何か?
という定義がないままに情報を発信し続けているためになんか胡散臭いって思われるのかもしれません。
私なんて「南国でパソコン持って自由を手に入れよう!」って口説かれるより「毎日最高のワインを飲もう♪」って口説かれたら一発で落ちるのに、なぜそうしないのか?ちょっと不思議に思っています。
商品紹介の角度を変えれば顧客心理も変わって買ってもらえる
世の中商品は有り余っていてECショップでもコンセプト決めるの大変ですよね?
歯磨き粉なんかはそうです。
実際の成分とか効果なんて大差なく、そこを追求しても大手には勝てません。
だからと言ってあきらめるんじゃなくて、昼間にオシャレに
商品の魅力を語りターゲットに買わせる3つの技術とは?
では最後に、自分が紹介したい商品についての記事を書く上で気をつけない3つの技術についてお話ししておこうと思います。
- コンセプトは絵になるのか?
- 極端な相手を想像できているか?
- 商品ではなく〇〇を売っているという発想を持ってるか?
この三つです。コピーライティングの世界・広告の世界・TVの世界では絵にならないものは採用されません。
だからあくまでイメージで伝えます。
商品を手にした後の喜びをうまく絵でイメージできること、そのイメージに向かって文章を書いていくと良い物が書けると思います。
だから日ごろから写真を撮る癖をつけてくださいね!
次に相手ですが、中途半端な人を想像するのをやめて、熱狂的な一人を想像して文章を書くというのも大切でしょう。
誰にもわかるように書いた文章は誰にも伝わらないもの。
最後のコンセプトの作り方ですが、その商品を買ったらどんな世界があるのか?どんな幸せが待っているのか?それもきちんと書いた方が良いですね。
コピーライティングの世界では機会損失回避の方が人を動かしやすいという法則の則って、「今やらないとヤバいですよ?」なんて脅すわけですが(笑)
それと同じぐらい大切なのが、商品を手にすることで得られる価値をどれだけ伝えられるのか?
この3つを常に心にとめておくと良いと思います。
メルマガアフィリこそ導線が重要!計算すれば自動化できる!!
アフィリエイトも客商売と考えるのなら一見さんを集めるのではなくて、リピーターさんをいかに作って、何個も商品を買ってもらうかを考えるべきだと思います。
やっぱり電車の中で偶然サイトを発見してもらうことだってあるだろうし、その日はクレジットカードを持っていないことも多いはず。
そういう人を取り込むためにはLINEやメルマガやTwitterやインスタなど手軽にすフォローできるアカウントを作っておくべきでしょう。
私は当サイトができた時からずっと言い続けてますし、情報だけではなく物販にも応用してくださった方がとんでもない結果になってます。
私自身メルマガで人生変わりましたから本当におすすめ!
今回の記事で分からないものは質問どうぞ!少しずつ頑張ろう!!