今回はブログの過去記事の修正方法についてです。最近は無意味に記事数を増やすよりも過去記事をリライトして順位を上げていく方がいいなんて言われており、記事更新と修正とで手一杯の人もいるのではないでしょうか?
後から見直してみるとこの記事もあの記事もなおさなきゃ!なんて思ってしまって永遠に作業が進まない人もいますよね?
そこで今回は過去記事の修正についてチェックポイントと優先事項を解説しようと思います。今順位がズルズル下がっている人も一度以下の通りに見直してみてください。
ブログの過去記事修正のための5つのチェックポイント
- タイトルがインデックスされていて1位をとれているか?
- 見出しが古くなっていないか?
- 価格やスペックなどの情報が古くないっていないか?
- リンク切れが起きていないか?
- テーマにおける検索意図が変わってきていないか?
このくらいは考えないとだめですね。では順番に解説していきます。
ブログのタイトルがインデックスされてない場合は修正は必須
まずは自分の全ての記事に関して、タイトルそのものが検索結果で1位になっていない場合は要注意です。
基本自分がつけたタイトルというのはオリジナル性が高く、完全一致であるために検索1位になるはずです。
一度ブログのタイトルと書き出しの2~3行をまとめて選択肢てそのままコピペしてグーグルで調べてみましょう。
3行も選択したわけですから一致率は高く当然自分の結果が1位になるはずです。なのに検索1ページにない。あっても別の記事が表示されている場合は要注意です。
これはタイトルの大幅な見直しが必要です。他にもやり方ありますが無料ならこれが一番手っ取り早い。
- 関連語が入っていない
- 関連語が入れ替わった
- タイトルの語順がおかしい
このパターンが多いです。
例)
✖ アフィリエイトのリライトの完全図解
○ アフィリエイトブログの記事のリライトのコツ
実際に見ていると「アフィリエイト+リライト」では関連語がなく「ブログ+リライト」の方が検索ニーズがあるようなパターンです。
見出しが古くなっている場合も訂正が必要
例えばワードプレスの設定方法などに変更が起きた場合、作業手順が変わりそれに伴って見出しの変更が必要になってきます。
転職・脱毛・サプリしかり、公式ページの内容が変わったら使い方の順番や、おすすめの利用法など見出しを変更しましょう。
所在地が変わったら地図の変更も必要ですよね?
ランキング記事、○○おすすめ7選なども情報がふるかったり、そのうちの一つの商品が終わっている場合、その見出しを変えないと順位が下がっていきます。
商品名などを見出しに入れている場合は名前が変更されているケースもあります。
順位が落ちた記事が該当しないかチェックしてください。
アフィリエイトの商品の価格・場所・スペック・成分が変更したら修正する
イベント関連・美容関連・自動車関連・カード情報などはよく商品サービスの内容が時代に合わせて変わっていきます。多くの場合ASPから訂正依頼が来ると思いますが、商品訴求に合わせて記事を変える必要があります。
美容品などはそれまで使えていた芸能人名が突然利用NGになることもあります。
そのままにしておくと非承認や提携拒否の原因にもなりますので注意が必要です。
自分が売りたい主力商品の情報はこまめにチェックしましょう。アフィリエイト広告の文言は四六時中変わりますよ。
バナーも自動で変わりますので、それに合わせて訴求方法をリライトした方がいいですね。
リンク切れも評価が下がる!ツールを使って修正しよう
後は意外と起きてしまうのがリンク切れ。ASPにはリンクが残っていても実はクリックしたらリンク切れということもあるので注意してください。
最悪なのは外部サイトに貼ったサイトが海外サイトやアダルトになっているケース。中古ドメインとして中国あたりに買われて全然違うサイトになっていたりします。本当に注意しましょう。
- ワードプレスの場合はブロークンチェッカー
- 他のサイトはahrefs
この2つで修正可能ですが、無料のリンクチェックツールでもある程度発見ができます。
自分で貼った内部リンクが切れていたり、ブログランキングやツールへのリンクがなくなっていることも良くあります。
テーマ全体に求められる検索意図が変わったら修正
これはもう、修正というかサイトを作りなおした方がいいのかもしれませんが・・・。
新しい技術やサービスの登場によりメインテーマにおける検索意図=読者が求める答えが時代と共に変わってしまうこともあります。
例えば昔はアフィリエイトの技術に求めらるののは「HTMLやCSS」の知識であり、ホームページを作り出すプログラミングの解説も必要だったのですが、今は不要。
無料ブログ、ワードプレス、そしてSNSの登場により難しかった技術が一般化し、もはやそこまで調べる必要のないものになりました。
その代わりにSNSの使い方や動画編集の技術の方が求められており、そういう記事を沢山入れた解説サイトの方が重要視されたりします。
学習・教育コンテンツなどもそうですね?
これからはオンライン化が進むと思うので、「集団の授業内容よりもいかにオンラインで済ますか?」それをみなさんが求めているはずです。
ある意味検索意図がガラッと変わった今はチャンスです。
・・・・実際の修正は記事単位で行われるわけではないということを書いたらバズりました。
記事数が増えるとカニバリ(重複)が起きるので修正する
私もだいぶこれに苦しめられているのですが・・・。記事数が増えるとどうしても同じ結論に関して別のアプローチの記事を何記事も入れてしまいます。
その結果記事内容がかぶってしまいグーグルからペナルティーを受けます。
- アフィリエイト+挫折
- アフィリエイト+失敗
- アフィリエイト+辞める
- 仕事+辞めたい
- 仕事+退職方法
- 転職したい
こういう同じような結論を同じ切り口で、1つのドメインに入れている場合別の記事が下がります。私は結果的に一部の記事をNOTEに引っ越しして順位回復と被リンク獲得に努めました。
・・・・一応証拠。ググれば分かります。
当サイトもブログ+○○とアフィリエイト+○○の記事が四六時中入れ替わります。
なぜかっていうと世間の人が「ブログで稼ぐこと」と「アフィリエイトで稼ぐこと」を混同していていろんな組み合わせで調べるからです。
なおかつ、アフィリエイトで稼いでいるブロガーさんが「アフィリエイターを名乗らず」「ブロガー」とか「コンテンツマーケッター」とか自由に名乗るからwebの検索キーワードが大混乱(-_-;)
検索が荒れると言いますが・・チャンスがある一方で基本的に多数が求める方向でリライトが必要になります。
単語入れ替えても文意が通じる記事は修正する
上位のサイト見ながら単純に真似をしていると、似たり寄ったりの文章になって記事順位が下がります。
一つ例を出します。
20代の転職面接で重要なのは若さを活かした積極的なPRをすることです。面接官はあなたの将来に投資ができるかどうか?そこを見ているので今までやってきたことより、これからやりたいこと。自分がなぜ成長できるのか?積極的にPRすることが大切なのです。
・・・・それらしく書きましたが、文章を一部入れ替えて・・
30代までの就活面接で大切なのは若さを活かした前向きなPRをすることです。面接する人はあたなの未来に可能性があるかどうか?そこをチェックしているわけです。ですので以前に努力していたことよりも、これから取り組みたいこと、自分がなぜこの会社で伸びるのか?頑張って伝えることが大切なのです。
・・20秒でリライトしましたが、こういうのがダメなリライトの典型です。
これた単なる単語の置き換えであり、Googleのロボットに一瞬で発見されます。
特に主語を別のキーワードに変えても文意が通じてしまうようなものはタイトルも見出しも記事内容も個性がなく、よほど強いドメインを使いわない限り上位表示は不可です。
正しいリライトは共起語も変わってくるものなのです。
ちなみにこのようなリライトでドメインの強さを図る+インデックスの法則を見破るなどなどと中上級テクもあるのですが、それは別の時にお話しします・・・多分。
※ 共起語=その単語を成り立たせるために必要な言葉。
例) カルボナーラの共起語=パスタ・卵・オリーブ・ベーコン・生クリーム・・・最低限これらは必要な語句
記事修正を加えたらGoogleに報告して経過観察する
続いて記事を修正したらやるべきことをお伝えします。記事を修正したからと言って、変更内容がすぐに検索結果に反映されることはありません。
なぜかというとみなさんのサイトに、検索ロボットが来る周期が遅いからです。特につくられたばかりのブログに関しては記事ごとの再評価のスピードはとても遅い。
それをクリアするために必要なのが修正をグーグルに報告することです。
- サーチコンソール上部に修正した記事のURL入れる
- 登録をリクエストをおす
以上終了なので楽ですね♪
後は経過観察をして記事の順位がどうなったのか?それを1週間た単位で見ていけば良いと思います。早い場合は1日~3日ぐらいで順位が動きます。
ブログの過去記事記事修正で順位が大幅下落・別記事も下がることもある
これは悪夢だと思うのですが・・一生懸命記事を修正した結果反対にその記事の検索順位が落ちたり、ついでに別の記事の順位まで下がってしまうこともあります。(反対に全部があがることも当然あります)
その場合でも慌てずに1~2週間は様子を見て欲しい。
グーグルは気まぐれで変更の再審査のために一度検索結果から外す日を設けたりします。
2~3週間たってもアクセスが落ちた場合は修正失敗かもしれません。得に記事の前半部分を入れ替えた場合私はそのようなことを何度か経験しました。
- 修正したせいで別記事の検索意図とかぶった
- 別記事の見出しと同じものになってしまった
この辺りは私が思い当たる点です。
過去記事を修正しても上位表示できないキーワードの組み合わせがある
これは一番言いたいですね。2020年以降の流れでは修正しようが何しようがキーワードの組み合わせによっては絶対に上位表示できないもの。
そもそもインデックスすらされないキーワードの組み合わせがあります。
- 1ぺージ目がアマゾンや楽天の公式のみ
- 1ぺージ目が大手上場企業の(サブ)ドメインのみ
- 1ぺージ目が医療や学校期間などの公式サイトのみ
・・・このキーワードの組み合わせはやめましょう。内容ではなくてドメインでの評価にされており、どんなに素晴らしいコンテンツでも一位は取れません。
そのキーワードはもう個人ブログでは評価しなくなったよ?
というGoogleさんの理不尽なシグナルに気がつかないとダメ。
その場合はタイトルと見出しのキーワードを変えるのがベスト。
今ならAIでも入れ替えられる。
強いドメインへの引っ越しは初心者には大変。この辺はもう個別に相談する以外ないです。
リライトに使えるツールはahrefs
記事のリライトに使えるツールでおすすめなのがahrefs(エイチレフス)です。これはURLを登録しておくとサイト全体のキーワードの上限や被リンクの変化などのデーターが一覧表示される優れもの。
- ページの表示速度が遅い
- 被リンクの多いページ
- 上がったページとキーワード
自分のサイトはもちろん、競合となるサイトのキーワードが抜ける優れものです。やっぱりサーチコンソールだけでは見切れないデーターもありますし、余裕があるなら持っておいて損はないと思います。
ツール自体は有料サービスではあるものの、無料で使えるGoogle choromeの拡張機能があり、表示中のWebページのSEO情報をワンクリックで表示することができます。
リライトせずに上がるパターンも試してみる
後は小手先のテクニック教えますね。全体のリライトの時間がないっていう人は以下のパターンを試してもいいですよ。
- 更新日を最新にする
- アイキャッチを新しくする
- 見出しの下の画像を変える
・・・この3つでも結構上がっちゃったりするんですよね・・・。単に1年前の記事だからという理由だけで落としてくる意味不明な検索エンジンですからね。
良い記事を敢えて落として検索結果がどうなるかをテストするみたいなことだってしますよ。
Googleがヨーロッパに何度も訴えられるのはこういうところ!
順が下がっても本当に読者のためになる記事なら集客方法を変えよう!
本当に一生懸命読者のためを思って書いた記事をわざわざグーグルに合わせてタイトルや見出しごと修正したくない場合も多々あるかと思います。
良い内容よりも無難に信用できる企業記事が上位にある今、熱意のある記事は熱意をもって伝わりやすいSNSでの集客を優先するのも一つの手です。
また、高品質な記事に関してGoogleの有料広告を出すと品質で高得点を取り、安い価格で上位表示が狙えます。高品質を評価してくれるのならSEOでもあげて欲しいところですが・・文句を言っても仕方がないので、うまく今のルールを使いましょう。
記事の修正やリライトで時間に追われないために個人がすべきこと
- 検証しやすいようにある程度見出しのひな形を作る
- セールスページを絞ってそこだけ修正する
- 使いまわせるオリジナルの図表を作ってみる
- アクセスをフォロワーやメルマガ・LINEのリストに変えていく
- グループを作ってコミュニティー化する
- 指名検索を狙ってブランド化する
- SNSからの集客も念頭に入れる
- 検索される側に周れるように商品・サービスを作る
- 順位チェックツールで落ちたところだけ素早く修正する
今となれば法人ですが私は企業傘下に入ってやりたくもない仕事で消耗する人生を避けるために個人の独立をテーマに技術を磨いてきました。
上記の事は全て私が今現在取り組んでおり、アフィリエイトクラブでお伝えしていることです。
全部を一気にはできないと思いますが1年じっくりかけて取り組めば初心者だってできますよ!是非とも自分なりの心の独立を目指して頑張ってください!!
ということで記事修正に関する提案でした。
今回の記事で分からないものは質問どうぞ!少しずつ頑張ろう!!