今回はアフィリエイトブログの書き方をテンプレート化して欲しいという質問ですね。
良く受ける質問の一つは「一般の文章」と「アフィリエイトの文章は違うんですか?」というものですが・・・これはいくつかのルールがあることは確かです。
中でも大きいのがSEOライティングと呼ばれるもので、検索結果に合わせ、記事タイトル、見出しを意識して書くという手法です。
英語圏で開発されたGoogleAIに理解させるための最低限のルールなので、ここは覚えて欲しいですが、本質はちょっと違う。
人にどう事実と感情をウェブ上で伝えるのか?
ちょっとしたコツがあるので紹介します。
アフィリエイトの書き方の決まりとテンプレート
アフィリエイトの記事の書き方をお伝えする際にウェブ検索の性質というものをお伝えしたいとおもいます。
本や雑誌を比べてもらえれば良くわかりますが、ウェブ検索にはいくつかの特徴と制限があります。
- 上から下にスクロールして読まなければ情報にたどり着けない
- 1ページ目から読んでもらえるとは限らない
- クリックだけで記事の途中から別ページに移動してもらうことが可能
スマホを持って何かを調べている時にページの下から上に読むことは不可能ですし、当サイトもどのページから読まれるか簡単には予測できないです。
なぜかというとスマホ画面は本と違って厚みがないしパラパラめくれないからですね・・。
ネット検索特有の制限があるので、自然とPCやアイパット・スマホに最適化された文章の形式が決まって来るってことです。
まずは王道のテンプレツールを作ったので試してみましょう。
この診断結果のなかでも③のDOクエリについて詳しく解説していきます。
アフィリエイトの記事のパターンは全部で4つ
アフィリエイトの記事の書き方は大きく分けて4つです。というのもグーグルが検索クエリ=(検索語の組み合わせ)に関して、読者のパターンを4つにしているから。
- Knowクエリ・・・0→1の情報を知りたい
- goクエリ・・・場所を調べたい
- doクエリ・・・方法を知りたい
- buyクエリ・・・商品が欲しい
ということで検索キーワードによって検索結果や検索窓の位置が変わるんですよ。
例) 鬼滅の刃+あらすじ【know クエリ】
こちらは情報が知りたいって言う人向けの検索結果です。アニメイトの記事が1位でさらに良くある質問はその下に表示されてますね。
進撃の巨人+フィギュアと調べた時はショッピング枠がすぐ隣にならびますね。こういうのはbuyクエリです。
ここで問題になってくるのがキーワードの難易度。個人ブロガーやアフィリエイターが検索1位に自分の記事を持ってこれるのか?ってことなんですよ。
いくら最高の記事でも検索70位なんかになってしまったら発見すらされないしウェブ上に存在しなくなりますからね・・・。
ライバルはAmazonと・楽天と・アニメイト・・。資本力が違い過ぎてきつくないっすか?そこで個人が取れるのが取れるのが以下の戦略。
- 誰も記事を作っていない状態で記事を書く=トレンド記事
- 単純な検索結果では満足できない人を集める=お悩み記事
- 読者を突き刺すセールス記事=商標レビュー記事
このパターンが非常に多いんですね。③の場合は集客はSEOじゃなくても大丈夫。SNS経由で人を集めて商標レビュー記事を書く人もいます。
で、今回は②のパターンですね。
一番個人ブログでも上位表示しやすいのでその書き方をお伝えしようと思います。
- キーワード難易度を調べる
- 検索意図を分解して必要な要素を調べる
- 記事構成とサイト構成を考える
この順番です。
1,検索キーワードと難易度を調べる
まず、検索キーワードの難易度について調べないとダメですね。そうしないと全部の記事が検索40位とか200位なんかになってしまってSEO経由のブログのアクセスほぼ0になりますからね。
まずは今の実力で見てもらえる順位に記事を持って行けるのか?って調べます
競合が30以上あったらそもそも記事書いても上がらないからやめとけば?
ってアドバイスしています。ちなみにクレジットカードやキャッシング関係のキーワードは競合が低くても、ライバル全員がオリンピック選手並みに強かったりするのでジャンルの問題もあります。
- 検索ボリュームが多い=沢山調べて
- 競合性が低い=ライバル少なく
- 広告単価が高い=儲けすい
・・・ってことで正直ライティングの前のリサーチで勝負が決まるっていうのが本音です・・。
2,検索意図を分解してターゲットを予測する
キーワードを決めたら、そのキーワードで調べている人の気持ちを理解しないと満足度が高い記事が書けませんよね?
同じ「英語の勉強法」って言っても調べている人は違いますね。
英検+2級+勉強法+1カ月・・・中高生本人ががテストギリギリで調べてるのかな??
英検+5級+小学生+勉強法・・・小学生の子供を持つママが調べてるのかも??
もちろんね、英検2級の勉強を大人になってやりたいって言う人が調べているのかもしれませんが、グーグルは調べている人が多いと思われる記事を上位にします。
誰向けに書けばいいのかキーワードからみて思いつかなければちゃんと検索1位~10位を調べるんですよ?
3,サイト構成と記事構成を考える
キーワードが決まった!誰に向けて書くのかも何となくわかった。となったら後は最低限記事内に入れる要素と記事の構成を考えなければだめですね。
英検2級に1カ月で勉強する方法は・・・「気合の一筋!」「気合だ!!」「気合いだ!!!」「気合いだーぁぁぁあ」って書きまくったものが検索結果が1位から10位まで並んだら困るからです(笑)
間違いじゃなくても、読者が欲していることを書かないとダメですね。
また、1記事を完璧にするんじゃなくてサイト全体の構成も事前に把握しておかなければ本当はダメなんです。
あなたはどの地点の記事を書いているのか?複雑なリンク構造の中で位置を把握しないと、旺文社とかベネッセとか予備校の記事に負けます。
4,初心者が書きやすい記事の構成は3段論法
で、ネットの性質を踏まえたうえで書きやすいのが三段論法と言われるもの。
序論(結論の前振り)⇒本論(根拠の証明)⇒結論(最後のまとめ)という感じで論理を展開します。
結論に近いところから書くことで、読者に飽きられないというメリットがあります。
大体これに本論の部分をさらに3つぐらいの段落に分けると良いですね。
本論部分は小見出しに分けて600×3つぐらいかけると読み応えがあると思います。
沢山の情報の中から自分が特に注目した点を3つだけ選んで書くのが三段論法のコツです。なぜかというと脳はそれ以上同時に処理できないから。
見出しはそれぜぞれh2かh3タグで良いと思います。
・・アフィリエイトBのライティング講座が分かりやすいです。
具体的に流れを解説します。
①初め300文字は読者の質問と答えを書く
- 「あなたってこれを知りたくて検索しましたよね?」
- 「確かに迷いますよね?」
- 「気自分も同じ経験したから今回のような記事を書きますね?」
これがリード文と言われる役目で、ここで滑っちゃうと次を読んでもらえません。お笑い芸人のつかみです。
自分はサンドウィッチマンの「ダイエット中のところすみません!!」っていうつかみが好き。
②結論の部分から書き始める
出だしが終わったら続けて結論を言ってしまいます。じゃないと最後まで読むのめんどくさい人が離脱します(笑)
- 実はもう結論が出ていてこんな結果になりました!
- 結論だけ比較して表にしたので答えだけ知ってください。
- 写真貼ったのでので見てください。
こんな感じでまとめます。最近はやりのYouTubeでも結論だけ黒板に書いておくでしょ?
③結論の説明をH3タグで2~3個、300~600文字程度でまとめる
そしてそれぞれの質問をH3タグを使って各段落ごとに600文字くらいでまとめましょう。SEO上はの600文字の中にタイトルと見出しに関連した言葉を1回入れておくとベター。
今回で言えば「テンプレート」とか「記事の書き方」という言葉を自然に入れておくってことです。
600文字って言うのはスマホの1スクロール画面です。それ以上になってしまう時は途中に箇条書を挟むかh4タグを入れると良いですよ?
ここまでが本論です。できれば文字だけじゃなくて見出しの下に写真や図解・テーブル表などを入れておくと読み飛ばされないです。間違っても関係ないフリー素材のガッツポーズのお兄さんお姉さんは入れないように・・・。
④最後に結論をもう一度まとめて、提案をする
でもって最後に3つの結論をまとめて、おしまいです。これを1グループとして増やしていきます。
タイトル・・本日のメニュー
- H2タグ・・・重要な要素のまとめ1
- H3タグ・・解説1
- H3タグ・・解説2
- H3タグ・・解説3
ここまでが1ブロックです。後は同じようにh2⇒h3→h3→h3という感じで増やしていきます。
というわけでここまでがH2で解説した「3段論法を使った記事のテンプレート」です。
ネットの性質を活かした記事の書き方で構成が楽だと思います。
難しいコピーライティングの法則を片っ端から覚えるよりまずは3段論法で書けるようになった方がいいです。
読者に気づきを与えるアフィリエイトのテンプレート
ただ、3段論法のパターンってアフィリエイター、いやブロガー界隈に特にに浸透してきていて、どの記事も似たような構成になる。PREP法が広まるにつれてそうなりました。
「さあ、私の文章は信頼おけますよ?」「この記事の根拠は私がすげーやつだからです」って感じで続けるパターンふえてきましたよね・・・。
そしてグーグルは同じような文章ばかりが上位にあがるのを嫌うわけです。
型にはめると面白みが消えますからね・・。天邪鬼。
そこで出てくるのが昔から使われていた「起承転結」というパターン。「春暁」「春望」など中学の漢詩で習ったはずです。
先ほど冒頭で紹介した田中泰延さんの本では「発見⇒帰納⇒演繹⇒詠嘆」って感じで非常に分かりやすく紹介されてます。
特に難しいのは「転」の部分です
自分の個別の発見を一つの結論に持ってきて、その結論が他のケースでも当てはまることを述べていく。中学の国語の時間に居眠りしていた人には難しいかも・・。
というわけで例を書きます。
書き出しの発見パートは売れるキーワードを元に300文字
まずは記事タイトルに発見が分かるものを入れます。検索を意識してキーワードを入れるんですね!
- 〇〇の評判は?使った人の声が本当なの体験談を話します
- 〇〇おすすめ人気ランキングベスト10
→ 売れるキーワードは決まってます。
「○○口コミとか、○○評判とか、○○おすすめ」みたいなタイトルです。いくら売れる文章書いてもですね、売れるキーワードで検索にヒットさせないとマジで売れないです。
で、○○を発見したら○○だった!!っていう結論を300文字ぐらいで書きます。
発見に対する自分の感動を中心に600文字で感想を書く
で、発見してびっくりしたからその感想を書きますね?って感じでまた600文字くらいで続けます。
- その事実に驚いた理由
- 実際に使ってみた感想
- その発見が正しいと思えるデーター・他人の意見など
こういうのをH3でまとめていきます。毎回段落ごとに600文字を意識すると苦痛なく続けられると思いますよ。
「ほら?こんなのあるけどみんな知ってる!?」って伝えたい気持ちです。普通友達に商品をすすめるのってこの順番じゃないですか?
自分の結論が他人にも当てはまるのではないかという話題に変える
で、結論を3つ目のパートでだします。○○を発見して△△のデーターもあって確かにそうだと思った!で、この話題って昔あなたが悩んでいたことじゃなかったですか?という感じで相手の方にすり寄っていくんですね。
- 実はあなたも○○で悩んでませんでしたか?
- ところでこれってあなたの○○を解決できそうじゃないですか?
- ひょっとすると、長年の悩みのヒントになりませんか?
この部分が起承転結の「転」と呼ばれる部分です。国語の授業っぽいでしょ?
最後に結論から行動をさりげなく促す
で、最後にここで商品やサービスへと誘導するんですが、起承転結の「結」は結論のまとめよりも、本書で言われていた「詠嘆」の方がセールス向きです。
- 「ああ!○○をもっと早く知っていればよかった!売り切れちゃった」
- 「あぁあ!○○を今から経験できるなんてうらやましい!」
- 「うう・・あたなも後悔しないように〇〇してはどうですか?」
漢文で「嗚呼」とか出てきたやつです。
このような書き方は、自分事として他人に共感をパスする流れであり売込み色が消える、説得された感じが薄まるという効果があります。
ああ、昔苦痛だった古文や漢文の授業が・・アフィリエイトブログで役立つとは!?・・・・もっとまじめに授業聞いていればよかった・・。なんて感じです(笑)
で、実は学校で習ってるんですよね。読ませて売れる文章なんて昔からあるわけでカタカナ語使って「コピーライティング」とかいうと専門的に聞こえちゃうけど。
ブログで商品をサクサク売るためのテンプレート作成ツールもある
ただ、こう見てきてもそんな簡単に売れる文章なんて書けないと言われそうですが・・・・。今はアフィリエイトはITツールの時代。道具を使わなきゃ人間じゃないっす。
というわけで、記事が書けない人は商品販売のテンプレート作成ツールがあるので楽々です。
- 商品の良さを表すキャッチコピー
- 商品の詳しい説明
- 他商品との差別化ポイント
- 客が持つ疑問点とその答え
- 利用シーンや使い方のポイント
- おすすめできる人
- 他人の感想と口コミ
- おすすめのコメント
このような項目をテンプレに従って穴埋めしていくだけで商品紹介文ができてしまいます。
最近ASPがこういう定型文を作るツールを無料配布。確かもしもアフィリエイトにありますよ?
悩みを解決するための基本テンプレートツールもある
商品紹介ばかりの記事だと読む気がしないし、記事ボリュームも増えませんよね?その場合必要になってくるのが一般的なお悩み解決記事なのですが、これまたある程度ツールでテンプレート化可能です。
出てくるのは2パターン。
- 書き出し(結論の正反対の事)
- 説明(具体例を入れて分かりやすく)
- 解決法(問題点の解決策)
- 結論(他人に望むことや自分の意思)
- 結論(冒頭で結論を述べてしまう)
- 理由(その理由を詳しく書く)
- 具体例(証拠となる具体例)
- 再結論(まとめの印象と記事への思い入れ)
キーワードを入れてボタンを押すだけで簡単にお悩み記事をテンプレート化してくれます。
アフィリエイトのテンプレはAIに聞ける時代に突入した
後はもうAIでいいんですよ。
- 「○○」というキーワードで検索1位をとるたの見出しH1~H4を作って?
- ターゲットは「 ○○ 」に悩む人です。
- 見出しのテイストは「 ○○向け 」です
という感じ。
少し足りない部分をもう一度AIにお願いすれば結構簡単に文章って作れます。
ただし、大切な要素を理解しないでAIに頼むと「なぜこの命令文になっているのか?」というのが理解できないと思うので自分で自信も持てないし、命令文を修正するときに指示が出せません。
自分はキーワードを入力して記事を自動で書いて装飾まで完了させるところまでAIで7割自動化しています。
テンプレート化された人間にならないためにすべきこと。
ココまで書いていうのも何なんですが・・・。
結局文章というのは自分の中にあるものですし、稼ぐための文章だけを覚えてひたすら書くと心が死んでしまう人もいるんです。
- ロボットであるグーグルに読み込ませるような文。
- 行動心理学を応用して商品購入の意欲を掻き立てる文
- 不安を煽り、機会損失の法則にのっとって行動を促す文
私も当サイトに関してはSEOにすごく気を使っていますが、毎日そういう文章だけを書いて生きていきたいわけじゃない。
金儲けのためばかりの文章なんてつまらないって思いますよね?
たまにはアホな記事を書いてみんなを笑わせたいし、自分の不安や怒りをぶつけてストレス発散したいんです!!
ただ、こういう自己満記事をアフィリエイトブログの中に入れるのは稼ぐという意味ではよろしくないです(笑)
なぜなら読者がそれを求めてないからです。
やっぱり教師は生徒の方を向かなきゃだめだと思うし、アフィリエイターも顧客の事を考えないとダメなんですよ。自分の好きなこと、好きなジャンルを選んでも良いですが、他人や社会を完全無視では稼げないです。
その場合は自分の表現場所を2つ3つに分けると良いと思います。
- 例えばSEOを意識しなくてよいメルマガ
- 自分の感情で拡散が起こるツイッター
- 見たものをそのまま伝えるInstagram
こういうもので自分の個性を伝えても良いし、別のブログで自己ブランディングのためだけの記事を書くのも良いと思います。
そうすると稼ぐためだけの世界から抜け出して楽しめると思います。
で、本当に自分の好き勝手なことを書くと「やっぱり自分って文章を読むのも書くのも、表現するのも好きなんだな・・・」って分かってくると思います。
そしたらまた半テンプレート化したアフィリエイトの文章を書けばよい。
・・・悩んだらこの本おすすめですよ。
要はバランスなんですね・・・。最近ちょっとアフィリエイト厳しいから諦めるって言う人もいますけど、相変わらず稼げている人もいるわけですし、何より文章書くのって楽しくないですか?
マーケットを自分で開拓できるのワクワクしませんか?
私は多少売り上げが落ちてもアフィリ続けると思いますよ!このビジネスを通じて素敵な出会いも沢山あったし、自分の軌跡がネットに残って1人でも読まれるのってうれしいからです。
・・・ネットの向こうにはちゃんと人がいるんです。
というわけである程度テンプレート学んだら、そこに固執するんじゃなくて、楽しめる文章も書いたらいいと思います。そうすればアフィリエイトを諦めるなんて選択肢なくなるはずですよ。
こちらはおふざけバージョン。NOTEです。意外と知らないこと書いてあるかと・・。
とにかく時間どんどん過ぎてしまうのでスキル身につけましょう!
今回の記事で分からないものは質問どうぞ!少しずつ頑張ろう!!