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SEOを意識したブログの引っ越し・リダイレクトの手順を図解します!!

今回はブログの個別記事の引っ越しですね。

このやり方は雑記ブログを作っていたいのだけど、いくつか記事をまとめて別ドメインに引っ越して特化ブログにしていきたい人には特に有効です。

他にもグーグルアップデートを受けてサイト全体の順位は下がったけれど上位に生き残っている記事だけを復活させるときに私は使っています。

折角引っ越すんですからSEOで検索上位を保ったまま移行できるようにおすすめの手順を書いておきます。

目次

SEOを重視してリダイレクトする手順について

ではSEOを意識した引っ越し・リダイレクトの順番に解説していきたいと思います。

とにかく、ウェブ上に全く同じ記事が同時にあることだけは避けてください。

リダイレクトが成功したら元のURLから新しいURLにちゃんと飛ぶかだけは確認しましょうね?

引っ越し(リダイレクト)で気を付けるのはコピペ判定されないこと

個別記事の引っ越しで気を付けなければ行けないのが引っ越し先の記事が、元記事のコピペ判定を食らってしまい、新規ドメイン全体の評価が下がってしまうということです。

そのためには必ず、引っ越し先の記事の公開と元記事からのリダイレクトをほぼ同時刻にやる必要があります。

  • 一括で大量の記事を引っ越す場合
  • 数記事を少しずつ引っ越す場合
  • 別々のドメインの記事を1つにまとめて引っ越す場合

ちょっとやり方が違います。

wordpressの個別記事を別ドメインに引っ越す方法

ではワードプレスのの引っ越しですね。まずは簡単な方から。

STEP
新規サイトに旧サイトの記事をコピペして公開する(下書き保存でもOK)

まずは新しく引っ越す先の記事に旧記事を全部コピペして貼り付けましょう。その日のうちに引っ越さない場合は下書き保存まででOKです。

大切なのは引っ越し元と引っ越し先何の設定もないまま同時に存在しないこと。
自分でコピペ記事を公開してしまうことだけは注意してください。

STEP
リダイレクションというプラグインを入れて設定する

⇒ リダイレクションはコチラ(ワードプレス内でプラグイン検索もできます)

ツールの中にリダイレクションが入ります。

特にチェックしなくてOK

セットアップを続行しましょう。

セットアップを完了させましょう。

STEP
転送元と転送先のURLを公開した状態でリダイレクト

リダイレクションの設定は2箇所です。

っ越ししたいもののURLと引っ越し先のURLをいれて保存すればおしまい!

後はどんどん追加していけば元々の記事にアクセスした人が新しいURLに飛んでくれます。

ちなみにリダイレクションを使えば、同じドメイン内でも記事を転送することが可能です。

STEP
同じドメイン内でも記事を転送することが可能

ちなみにリダイレクションを使えば、同じドメイン内でも記事を転送することが可能です。

○○+口コミ+△△で検索結果10位の記事
○○+口コミ+□□で検索結果4位の記事

⇒ 順位の高い記事の方にまとめて、順位の低い記事をリダイレクト(転送)させる。

こうやって1記事に統合することにより個別記事の順位があがることがあります。

特定のカテゴリだけまとめて別ドメインにリダイレクトする方法

特定のカテゴリだけまとめて一括でリダイレクトしたい方もいるかと思います。雑記ブログを特化ブログににする時に便利ですからね・・・。

画像も含めてリダイレクトなのか?単に記事だけリダイレクトしたいのかによりますが以下の手順が確実なのか思います。

条件としてカテゴリの中の記事が20程度です。

それ以上あるとたまにインポートが失敗します。

失敗してもいいように必ず全記事をバックアップして元に戻せる状態にしてから実行してください。

  • Export media with selected contentを元のドメインに入れる
  • メディアを含めてダウンロード
  • 引っ越し先でワードプレスのインポート
  • 添付ファイルをダウンロードしてインポート
  • 引っ越し先の記事を一括で下書き保存にする
  • 引っ越し先の記事を公開する
  • 元のドメインからリダイレクト設定をする

という手順になります。

公式サイトはコチラ

まずはプラグインを引っ越し元にいれます。

そして引っ越したいカテゴリだけをエクスポートで選択します。画像も含めて引っ越す場合は「Export media」と書いてある部分にチェックします。

下書き保存の引っ越しがいらない場合は公開済みを選択してください。公開日時なども指定可能です。

引っ越し先のワードプレスから「インポート」を選択して「インポーターの実行」を選びます。

取り出したカテゴリのデーターを引っ越し先にインポートします。

添付ファイルをダウンロードしてインポートを選ぶと画像ごと引っ越せます。

引っ越し先にカテゴリが全部引っ越されましたが、この状態では元のドメインと、新しいドメインに同じ記事が重複されている状態です。

これを一括で下書きに戻します。

引っ越して来た記事を全部選択して編集をします。

ステータスを下書きして更新を押すと選択した記事が全部下書き保存の状態に戻ります。

後は引っ越した記事を1つずつ公開して、元記事からリダイレクト設定をしておしまいです。

沢山の記事をまとめて新規ドメインに引っ越す(リダイレクト)する場合

まとめて引っ越す場合は、新規サイトを非公開設定(検索には読み込ませない状態)に一度しておいて、設定が終わったら、Googleに表示させるようにします。

  1. 新規ドメインでワードプレスを設定(パーマリンクやカテゴリに注意)
  2. 投稿設定より「検索エンジンに読み込ませない」をチェック
  3. 新規ドメインで記事を公開する
  4. 元記事からリダイレクト設定をする
  5. 「検索エンジンに読み込ませない」という部分を外す

この流れです。

新規サイトのサイト設計をきちんとした上でカテゴリごとに複数記事を引っ越す場合はこのパターンです。

とにかく転送設定が終わっていないのに同時に同じ記事をウェブ上に存在させるのは辞めましょう。

これ自爆のコピペですからね?

1つのドメインから別ドメインに一括引っ越しする場合

ドメインがペナルティーを受けた場合は1つのドメインから別ドメインいまとめて引っ越すことも可能なのですが、これは「.htaccess」にサーバー内からコードを書き込むことになります。

一応プラグインでもできますがたまに失敗します・・・。

でこのドメイン書き換えは失敗すると元のワードプレスにログインできなくなるので初心者の方にはおすすめしていません。

ZOOMで一緒にやらないと自分は責任取れないので、業者に任せるとかですかね・・・。ページ数が多い場合結構高いです。ブログの引っ越し代行。10万~でやすい方。

Googleの順位を落とさず引っ越しする確実な手段

引っ越しって必ず成功するわけじゃないですよ・・・。引っ越したせいで順位が下がるってことだってあるんです

  • ペナルティー判定を引き継いでしまう
  • 引っ越し先のドメインが弱い
  • 引っ越し先のドメインとの相性が悪い【中古ドメイン】

上記のようなトラブルが発生しないとも限りません。

で、それを避けて順位を落とさず引っ越しするなら新しいドメインに1記事ずつ引っ越してサーチコンソールで順位を見比べることです。

自分は個人・法人ドメインをいくつか乗り換えましたが以下のようなデーターを取ってから全記事引っ越しを検証しました。

  • 完全に圏外に飛ばされた記事
  • リライトしても順位が低いままの記事
  • YMYLに該当しそうな記事

この3つを別ドメインにリダイレクトして2~3週間順位を変化を観察。それで全体的に上昇が見られたら決断をします。

法人サイトだと月に100万とか超えているものもあり、うまく行くまで冷や汗でました・・・。

いちばんの問題はどのドメインとの相性がいいか?っていう検証ですね。こればかりは個別のケースが多過ぎてココには書けません。

リダイレクトが成功したかどうかの計測について

リダイレクトが成功したかどうか?を無料で検証するのであれば引っ越し前の平均ですね、。最大値と順位変動時の2か所をエクスポートして保存しておきます。

本当はこのデーターをGRCなんかに入れて観察するんですけど・・・。

で引っ越し先の順位をしばらく観察して元記事より順位が上がっていたら成功とみなします。一括で大量の記事を引っ越すと上昇後に一時期下がったりするので注意してください。

順位一瞬下がった時に焦って元に戻すとグーグルが混乱します。リダイレクト設定の見直しは1カ月~2か月を置いてやったほうが安全です。

というか失敗する前に数記事で検証してから実行しますよ。

たまにリダイレクトのURL設定を間違えている致命的な人がいます。ちゃんと元のサーチコンソールから自分が指定したページに飛ぶか確認してください。

検索上位のキーワードは自分でもググって、新しいページに飛ぶかも確認した方がいいです。

過去の実例ではプラグインの干渉(キャッシュ系)で、リダイレクト設定をしたのにもかかわらず実際にはリンクを押しても飛ばないまま放置すること1カ月・・・。

ウェブ上にコピペ記事がずっと残ってしまい引っ越し先のドメインがペナルティーです。

自分では絶対設定があっていると思って確認しないとこういう悲惨な目にあうこともあります。

シリウスの個別記事を別記事に引っ越す場合

シリウスの場合はエントリ記事の上級者設定を使えば個別記事を別記事に転送することが可能です。

シリウス内でもできますし、シリウスの個別記事をワードプレスに移動させることも可能です。

今まではちょっとコードを書く必要がありましたが、シリウスにリダイレクト機能が加わったので楽ですね!アクセス落としなくない場合は転送先のURLをシリウスと合わせてしまうのも手です。

はてなブログの個別記事を別のドメインに引っ越しする場合

はてなブログの個別記事を別のURLに引っ越す場合は以下のコードを使います。HTMLモードにしてリダイレクト先のURLを指定してください。

個別記事を引っ越した後に元記事はどうするべきか?

個別記事を別ドメインに引っ越すと大体私の感覚では1日~2日に位で新しいサイトのURLにサーチコンソールの順位が付きます。

順位が切り替わって引っ越しが完了した場合でもかなり長い間元々の記事がグーグルの検索結果に残ってしまいます。

本音を言えば引っ越しが終わったら元々の記事を速やかに削除してしまいたいのですが・・・。私は1ページ目にある限りは残しておいた方が得策ではないかと思います。

雑記ブログの上位記事だけを引っ越して1ドメインに統合するのはアリかも!

これはまだ実験段階で確証はないですが、かなりいい結果がでています。雑記ブログで運よく上位表示した記事だけを特化サイトとして1ドメインにまとめてしまう方法です。

雑記ブログはもともと記事同士の関連度が薄く、記事単体で評価されていることが多いので、そのままも順位でキープできることが多々ありました。

また放置ブログでも順位が上位にとどまっている記事だけを引っ越してまとめ、元のドメインを最後に捨ててドメイン代を節約するなんて方法もアリです。

※ ちょっと宣伝。アフィリエイトクラブに2022年7月中古ドメインリダイレクト&復活マニュアル入れました。

個別記事引っ越しとリダイレクト後のSEOに関する質問Q&A

では最後に個別記事の引っ越しと統合についてQ&A方式でお答えします。

個別記事を引っ越すと元サイト全体の順位は下がる?

内部リンクが減るのであり得ます。私は外科手術のように救える記事だけを新規のドメインに引っ越してまとめてしまう時に使ってます

引っ越しやリダイレクトで大幅に順位が下がった場合は?

その場合はプラグインを停止して元に戻してみましょう。その意味でも元記事はしばらく残しておいた方がいいですね。

リダイレクト後に元記事を下書き保存に戻したらダメ?

これは意味のない行為です。引っ越し先の記事が評価されるまでは検索結果に表示させるようにしておきましょう。1か月ぐらいしたら下書きに戻すのが初心者の安全策。

リダイレクトできないブログなのでその記事を別のブログやドメインに貼っても良い?

キーワードが3ページ目とかアクセス来ない状態なら良いのでは?記事をそのまま活かしてタイトルと見出しを経こうしただけでアクセス復活したりしますよ。

引っ越し先のドメインの強さは順位と関係ある?

めちゃくちゃあると思います。私の実験結果では数か月の間はもともとの順位と変わらないのですが、しばらくすると新規ドメイン全体が再評価され、その結果個別記事の順位が変動するように思います。

ペナルティーを受けた記事を引っ越すとそれを引き継ぐの?

ドメイン全体にかかったペナルティーは一括引っ越しで引き継ぐことがあるとは言われていますが、個人的には乗り換えでペナルティー引継ぎはないです。

元の記事のクオリティーが低いから引っ越しても再度補足されて順位が下がる場合が多いんじゃない?

だってペナルティーをどこかに渡せるのであれば、わざとペナルティーを受けるような記事を作ってライバルサイトにリダイレクトすれば・・・・ってことになりませんか??

以上です。また質問出てきたら追記しようと思います。

あくまで自己責任でお願いします!!メンバーさんはやる前に相談して欲しいっすね。

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今回の記事で分からないものは質問どうぞ!少しずつ頑張ろう!!

コメント一覧 (5件)

  • 初めまして。
    質問なのですが、新サイト(WordPress)はアドセンス運用中で非公開にできません。
    この場合、先にリダイレクト設定をしてからすぐに記事を公開すれば問題ないのでしょうか?

    • 記事数を含めどんな状況かなのが分からないのですが
      基本的に「全く同じ記事」が「別ドメイン」に「同時に存在している状態」を
      早く回避するってことです。(コピペ判定されるため)

      アドセンス申請先へのリダイレクトってことで一括リダイレクトではないと思います。
      記事が入っていない状態のページにリダイレクトでアドセンスを表示させるのはやめましょう。

      例)

      Aサイトの記事リダイレクト→Bサイトへ(記事無し+アドセンス表示)だとコンテンツ0のところに強引にアドセンスだけを
      見せる行為になってしまいますので。

  • 御返答ありがとうございます。

    こちらの説明不足で申しわけありません。状況は以下の通りになります。

    旧ブログには900ぐらい記事があり、PVは多い時には1日一万台来ます。

    新サイト(Word Press)は
    アドセンス審査に通るための審査用記事を作り、合格したのでそのまま運用中の状況です。(題材は旧ブログと同じです)

    引っ越した後で審査に申請しても落ちる可能性が高いと、公式コミュニティに質問した際に教えてもらったので。

    アドセンス資格を剥奪されるおそれがあるので、非公開にする訳にいかない状態です。

    旧ブログのサービスが終わりそうなので今回、引っ越しを考え実行する手前まで来た次第です。

    このような場合は引っ越しは諦めた方が適切でしょうか?

    • 引っ越し元の内容がアドセンスに通過できるものであれば、引っ越しをしていっても問題ないかと思います。
      リスクが高いのが、ペナルティーを受ける内容の記事をアドセンス取得先に移動させることです。

      900記事の中の中にアドセンス規約違反が混ざっている思える場合は、その記事を避け、個別リダイレクトが無難ですね。

      ただ、旧ブログサービスが終了しそうということで、ちょっと複雑に思えます。

      おそらく無料ブログ→WPではないでしょうか?
      その場合、リダイレクトが個別ページに設定できるブログサービス・または独自ドメイン設定している無料ブログなら
      そのまま引っ越しも可能ですが。アメブロ・楽天みたいなのだとステップが複雑です。

      あくまで想像の範囲で答えているので・・。旧サイトでもアドセンス通過できているのであれば、数記事引っ越してみて
      テストするのも手ですよ。

      • 色々と思い悩んだのですが、

        一番の問題点はこちらの記事にもありますようにコピペ判定される事で新ドメイン全体の評価が下がる事なので、

        旧ブログに色々と制約があり、柔軟に対応できる状態ではない点、そして正しくリダイレクトしても必ずうまくいく保証はない点を踏まえ、サービス終了まで旧ブログを運営し、ブログサービスが終了したら記事を新サイトに移して運用する方針に変えようと思います。

        お忙しいところ、お付き合い頂きありがとうございました。

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