webライター歴は5年ほどです。会社経営の専従者で、65歳の大台を超えました。山形県在住の既婚者で、現在は子供3人が独立して、夫との2人暮らしです。副収入が欲しくてクラウドワークスに登録し、簡単な記事から始めました。
本業では建設業ですが、経理やお客様との連絡が主な仕事で、後継ぎがいないためほとんどの仕事を下請け業者に任せています。
そのため本業での仕事も半減し、1日に5時間ほどの時間をライティングに費やしています。私が始めたのは60歳からで、完全に未経験スタートでした。
60歳がやっているライターの仕事内容
基本的に土日はゆっくりしたいので、月曜から金曜まで一日5時間から忙しい時で8時間はライティングをやっています。
最初は文字単価0.1円のお仕事から始めて、月に1万円から2万円稼ぐのがやっとでしたが、その後徐々にスキルが上達し、文字単価1円以上の案件も出来るようになりました。
多い時で月に9万円ほどの収入があります。稼業が忙しい時は出来ない時もありますが、現在は殆どライター業に時間を割くことが出来ますので、もっと上を目指して頑張っています。
文字単価1円をあげるまでの道のり
クラウドワークスに登録する前は、sinobiライティングで活動していました。
その時は主に住まいのリフォーム案件が大量にあったので、本業を生かすことが出来ました。しかし、sinobiではあまり稼ぐことが出来ないとわかり、クラウドワークスに登録しました。
最初は花の育て方の記事や美容関連の記事をやらせていただき、スキルが上達してレギュレーションの厳しいクライアントの仕事も熟せるようになり、金券・商品券などの記事や美容関連、事件関連、映画・ドラマなど多岐に渡り執筆をやらせていただきました
沢山のカテゴリーの記事を執筆している間に、一番自分にとって負担のかからない楽しいお仕事が映画やドラマ関連の執筆です。現在は海外ドラマや洋画の執筆を手掛ける傍ら、自身のエンタメサイトもたちあげました。
ポートフォリオの作り方と工夫について
ポートフォリオはフリーランスを始めるうえでは欠かせない商売道具です。
そこに自身の本業が活かせればそれに越したことはありません。自身の場合は住宅関連の知識があり、経理に携わっていましたので、住宅の記事や事務全般の記事などが活かせるライターをキャッチコピーにしてポートフォリオを作成しました。
記事案件で多いのがリフォームです。
そのため、「リフォームの記事が得意です」というタイトルをプロフィールに記載しました。
またウェブ上での仕事は実際に会うことがないので、メッセージなどのコミュニケーションが一番の要です。そのため、「連絡、納期共、クライアント様の御希望に遵守することをモットーとしております。」などの一文を添えることも大事になります。
どんな分野の記事が得意なのか、また初心者の場合は「私の実力を試させていただきたい」などの一文を添えることも良いかと思います。
本業との時間のやりくりについて
あくまでも本業がメインのため、本業に影響を与えない働き方を実践しなくてはいけません。
サラリーマンの方は時間から時間までの仕事なので、空き時間がある程度わかりますが、商売をやっている方はなかなか上手く時間を作れないこともあります。
私の場合は、忙しくない日や時間を見越してライティングをやっている訳ですが、本業で予期しない仕事が舞い込んでくるときがあります。
そういった時に限って、ライター業務の方も忙しかったりするものです。
最初は時間の取り方が上手くいかず、深夜まで単価の安いライティングを受け持つことが多かった記憶があります。そのため、なるべく納期の長い仕事、時間に縛りのない仕事に着目して応募するように心がけています。
60歳からwebライター始めて感じたメリット
60歳からwebライターを始めたわけですが、ライティングのスキルを身に着けることで良かったことは、一番に本業の商売のためのホームページが作れたことです。
ホームページの形を作ったまでは良かったのですが、いざ内容の濃い文章を作るとなると文章の書き方がわからなく、途中で投げ出してしまっていたのです。
しかし、リフォーム案件の記事を執筆して、記事構成や文章の書き方のスキルが身につくと、どんなことを書けばいいのかが理解できて、思った通りのホームページを完成させることが出来ました。
そして、商売が思うように利益が出ない時はwebライターの収入がとても助けになります。どんどん仕事を取ってスキルを上げれば、将来的にはwebライターがメインになるかもしれません。
60歳以上でwebライターをやりたい方へ
本業があってwebライターも実践する決心がつかないという方は、まずクラウド・ワークスやランサーズなどのクラウドソージングに登録だけしておくことをおすすめします。
意外と登録も完ぺきにするとなると時間がかかります。こちらでのプロフィールはポートフォリオにもなりますので、他のライターさんのプロフィールを拝見するだけでも、とても勉強になります。
最初は応募しても思うような仕事が取れませんが、簡単な業務から初めて実績を積んでいくことが大きな仕事に繋がる第一歩ではないでしょうか?
そして何よりも、最初から入れ込み過ぎないことです。
本業をやられている方は特に、webライターに一生懸命になり過ぎると本業がおろそかになるばかりか、燃え尽きてしまい長続きしないかもしれません。どんなことでもコツコツが一番の財産になると思います。
今回の記事で分からないものは質問どうぞ!少しずつ頑張ろう!!