「はてなブログ」と「note」、これらは日本で人気のあるブログプラットフォームです。どちらを選ぶかは、ユーザーの目的や好みに大きく左右されます。
はてなブログはカスタマイズ性が高く、HTMLやCSSの知識を活かして個性的なブログを作成できます。また、はてなブックマークとの連携が強く、特に技術系や趣味の深い記事に適しています。
一方で、noteはシンプルで洗練されたデザインが特徴で、文章や写真を中心としたコンテンツを手軽に美しく公開できます。クリエイターによるマガジン機能や有料コンテンツの販売も可能で、創作活動に密接しています。
最終的には、どのようなブログを目指すかによって最適なプラットフォームが異なるでしょう。
NOTEとはてなブログの違いの比較一覧表
項目 | はてなブログを使用する場合 | NOTEを使用する場合 |
---|---|---|
カスタマイズ性 | 重視する | – |
デザイン | カスタマイズ可能・複数から選択 | シンプルなデザインが好き |
広告掲載 | 可能・ASP・アドセンス | アマゾンのみ |
複数のブログ運用 | プロ版は1アカウントで10まで | 1アドレスで1アカウント |
アクセス解析 | 可能 | 無料版はアクセスのみ |
記事の管理 | タグ付け、カテゴリーなどが充実 | 見出しタグのみ |
メディア挿入 | 画像、動画、音声ファイルの挿入が可能 | 画像の挿入が可能 |
フォーラム機能 | コメント、アクセス制限が可能 | ✖ 真鑑真などはアリ |
簡単なブログ作成 | – | かんたんにブログを作成可能 |
無料でブログ運用 | 可能 | 可能 |
アクセス制限 | 可能(非公開設定など) | ✖ |
バックアップ | 可能 | ✖ |
SEO対策 | アクセス解析とSEO対策が可能 | 見出し程度。 |
独自ドメイン | 使用可能 | ✖ |
パーマリンク変更 | 可能 | ✖ |
高度な機能 | 多彩な機能が利用可能 | シンプルなブログ機能 |
記事のステータス変更 | 可能 | ✖ |
RSSフィード設定 | 可能 | ✖ |
コミュニティ形成 | はてなグループ作成 | サークルやマガジン |
このくらい検討のポイントがあります。
NOTEとはてなブログのデザイン性の違い
はてなブログとNOTEの違いとして、まず挙げられるのがデザインです。
はてなブログは、NOTEよりもカスタマイズ性が高く、ブログのレイアウトやデザインコンテンツを自由にカスタマイズすることができます。
また、はてなブログは、HTMLやCSSなど、より高度なカスタマイズが可能です。NOTEは、よりシンプルに使える反面、カスタマイズのオプションが少ないです。
はてなブログは公式以外にも非公式テーマが数多くありますが、NOTEはシンプルで一種類です。
はてなブログとNOTEのアクセス解析機能の違い
はてなブログとNOTEはどちらもアクセス解析機能を備えていますが、両者にはいくつかの違いがあります。はてなブログは、アクセスした端末の種類や訪問者の位置など、詳細なアクセス解析が可能です。
- サーチコンソール
- グーグルアナリティクス
- ヒートマップ
ヘッダーにタグを打てるのでこれらの解析ができますが、NOTEはヘッダーへの書き込みを無料版で禁止しているのであくまでNOTE内のアクセス以外分かりません。
NOTEは、詳細なアクセス解析はできませんが、ブログへの訪問者数を把握することができます。
はてなブログとNOTEのドメインカスタマイズの比較
はてなブログとNOTEのもう一つの大きな違いは、ドメインカスタマイズのオプションです。
はてなブログでは、独自ドメインを購入し、そのドメインでブログを運営することができます。NOTEにはこのオプションがありません。NOTEでは、NOTE.comのドメインを使用する必要があります。
つまりNOTEはドメインごと引っ越すことができません。NOTEで何かがあると全部のデーターが消えてしまうというのは最大のデメリットです。
はてなブログとNOTEへの広告掲載について
はてなブログとNOTEの大きな違いの1つは、広告機能です。はてなブログでは、広告を掲載し、その効果を確認することができます。アドセンスも使えますし、アダルト以外の広告制限ほぼありません。
NOTEにはこのオプションはありません。
使えるのはAmazonアソシエイト程度で直接のリンクを入れるのは禁止。
はてなブログでは、ASP広告やアドセンスを掲載しその効果を確認することができますが、noteは主にコンテンツ販売に使います。
はてなブログとNOTEに広告を掲載する方法
はてなブログとNOTEへの広告掲載は比較的簡単です。
はてなブログのユーザーは、管理画面でで広告を設定しそのアクセスをを追跡することができます。NOTEのユーザーは、個別の記事販売が可能でブログ上で宣伝することができます。
どちらも簡単にできますが、全ページに一括で広告を変更できるのははてなブログです。
はてなブログは複数管理ができるがNOTEはできない
複数のブログを所有している場合、どのプラットフォームが複数のブログ管理に最適なのか気になるところです。
はてなブログは、1つのアカウントで複数のブログを管理する機能をユーザーに提供しています。NOTEにはこのオプションはありません。
またはてなブログ派1アカウント内に最大10まで作ることができますので、わざわざログアウトしなくても気分を変えてテーマ別のブログを運営することが可能です。
はてなブログとNOTEのバックアップ機能の違い
ブログの内容をバックアップすることは、ブログ運営者にとって重要な作業です。はてなブログでは、ブログ記事のバックアップを作成することができますが、noteにはこの機能がありません。
NOTEは簡単に引っ越せないので注意してください。
はてなブログとNOTEのタグ付け機能の比較
ブログの記事にはタグを付けることで、コンテンツを整理し、訪問者がよりアクセスしやすくすることができます。
はてなブログにはタグ付け機能があり、記事をグループ分けして整理することができます。NOTEにはタグ付け機能はありませんがキーワードによる検索が可能です。
階層別のカテゴリ分けはNOTEにありません。
独立したブログというよりもNOTE全体の中の一部を借りているからです。
はてなブログとNOTEのパーマリンク修正方法の違い
パーマリンクとは、特定のページにトラフィックを誘導するために使用される恒久的に割り当てられたウェブアドレスのことです。
つまり個別記事が表示された時のURLです
はてなブログではパーマリンクのカスタマイズが可能ですが、NOTEではパーマリンクのカスタマイズはできません。
引っ越しの際は全てのパーマリンクが変わってしまいますしリダイレクトもできません。ドメインを活かした引っ越しやすさという意味でははてなブログの方が優れています。
はてなブログとNOTEのコメント投稿機能の比較
ブログの記事に対して読者がコメントをつけることは、読者とのエンゲージメント(交流)を高めるために重要な要素です。はてなブログでは、コメントの投稿を制限したり、投稿者を決めたりすることができます。
NOTEでは、コメントを投稿する前に承認する必要があり、ユーザーがコメントを管理することはできません。
はてなブログとNOTEのアクセス制限の違い
はてなブログとNOTEの大きな違いの1つは、アクセス制限です。はてなブログでは、読者に役割を与えることで、ブログへのアクセスレベルを制御することができます。
例えば、家族や友人だけに公開したり、世界中に公開したりすることができます。
一方、noteでは、投稿を一般に公開することだけが可能です。ブログの記事を閲覧できる人をより細かく管理したい場合ははてなブログの方が適しています。
はてなブログとNOTEの画像挿入の違い
はてなブログとNOTEは、どちらも記事に画像を挿入することができます。しかし、両者には若干の違いがあります。
例えば、はてなブログの記事に画像を挿入する場合、アップロードできる画像は2MBまでに制限されています。
一方、noteではアップロードする画像のサイズに制限がありません。
つまり、はてなブログよりもNOTEの方が大きな画像をアップロードすることができるのでビジュアルを重視した記事を作る場合には大きなメリットになります。
はてなブログとNOTEの動画挿入の違い
ブログ記事に動画を挿入する場合、はてなブログとnoteでは選択肢が異なります。
はてなブログでは、YouTubeやVimeoから動画をアップロードして埋め込むことができます。一方、NOTEは自分で動画をアップロードすることができます。
ブログの記事に自分で作った動画を入れたい場合は、noteの方が良いかもしれません。
はてなブログとNOTEの音声ファイル挿入の違い
音声ファイルを挿入する場合、はてなブログとNOTEでは、それぞれ異なるオプションが用意されています。
はてなブログでは、MP3やWAVなどの音声ファイルをアップロードすることができます。
一方、NOTEでは、SoundCloudの音声ファイルを埋め込むことができます。音声の挿入に汎用性を求めるのであれば、はてなブログの方が良いかもしれません。
はてなブログとnoteのカテゴリ機能比較
はてなブログとNOTEには、ブログの記事を整理・分類するためのカテゴリー機能があります。はてなブログでは、カテゴリとサブカテゴリの階層を作ることができます。
一方、noteではフラットなカテゴリしか作成できません。この点は、シンプルにまとめたい場合に有効です。
はてなブログとnoteの公開設定の違い
はてなブログとNOTEでは、公開の設定に違いがあります。はてなブログは、記事を公開する日時を正確に指定することができます。
一方、NOTEでは、すぐに公開するか、将来公開するように設定するかしかできません。より具体的な公開日時を指定したい場合は、はてなブログの方が良いかもしれません。
即金性vs長期安定:noteとはてなブログの収益モデルを徹底比較
「早く稼ぎたい!」そんなあなたにはnoteがおすすめかも。でも、長期的に安定した収入を目指すなら、はてなブログも捨てがたい選択肢です。
ここでは、両者の収益モデルの違いを詳しく見ていきます。あなたの目標に合わせて、最適なプラットフォームを選びましょう!
noteは有料記事とサポーター機能を活用した即金性の高い収益化を目指す
noteの最大の魅力って、なんだと思います?そう、即金性の高さですよね。有料記事を書けば、すぐにお金が入ってくる。これって、モチベーション維持にもつながるんです。
例えば、「プログラミング初心者のためのPython入門」なんて記事を500円で販売したとしましょう。
100人に買ってもらえれば、あっという間に5万円の収入です。すごくないですか?
でも、ここで気をつけたいのが、質の高い記事を書き続けることです。一時的な人気に頼るのではなく、読者に本当に価値のある情報を提供し続けることが大切です。
- 記事の質を保つ
- 読者ニーズを把握
- 定期的な更新
これらを意識して書いていけば、リピーターも増えていくはずです。
そして、noteにはもう一つ大きな特徴があります。それが「サポーター」機能です。これは、あなたの記事や活動を応援してくれる人が、定期的に一定額を支払ってくれる仕組みです
例えば、月額500円のサポーターが100人いれば、毎月5万円の安定収入が得られる計算になります。これって、クリエイターにとってはすごく心強いですよね?
でも、サポーターを獲得するのは簡単ではありません。常に質の高い記事を書き続けることはもちろん、読者とのコミュニケーションも大切です。
コメントへの返信やサポーター限定のコンテンツ提供など、ファンを大切にする姿勢が求められます。
noteのマガジン機能で専門知識を収益化する
noteのマガジン機能、使ったことありますか?これ、実は専門知識を収益化するのにすごく便利なんです。ここでは、マガジン機能を使って、プロ顔負けの収益を上げるテクニックをお教えしますね。
まず大切なのは、テーマ設定です。例えば、「30日で完全習得!デジタルイラストの基礎」なんてどうでしょう?具体的で、読者が成果をイメージしやすいテーマが効果的です。
次に、内容の構成です。基礎から応用まで、段階的に学べるよう設計しましょう。
1日目:デジタルイラストの基本と必要なツール
2日目:線の引き方とレイヤーの使い方
3日目:簡単な形状を描く練習
…
30日目:完成作品の仕上げとポートフォリオ作成
このように、読者が着実にスキルアップできる構成にすることが大切です。
はてなブログはアドセンスとアフィリエイトで長期的に稼ぐ
はてなブログはnoteとは違って、即金性はそれほど高くないんです。でも、長期的に見ると、安定した収入を得られる可能性が高いんですよ。
はてなブログの強みは、なんといってもSEO(検索エンジン最適化)に強いこと。つまり、Googleなどの検索結果で上位に表示されやすいんです。これって、継続的にアクセスを集める上で、すごく重要なポイントなんです。
例えば、「犬のしつけ方」というキーワードで記事を書いたとしましょう。SEOがしっかりしていれば、その記事は何年も検索結果の上位に表示され続け、安定したアクセスを集めることができます。
はてなブログの収益化の主な方法は、アフィリエイトとGoogle AdSenseです。アフィリエイトは、商品やサービスを紹介して、読者がそれを購入したら報酬がもらえる仕組み。AdSenseは、ブログに広告を掲載して、クリックされたら報酬がもらえるシステムです。
これらを上手く組み合わせることで、安定した収入を得ることができるんです。
でも、注意点もあります。アフィリエイトにしてもAdSenseにしても、過度な宣伝は逆効果。読者にとって本当に価値のある情報を提供し続けることが大切です。
例えば、「犬のしつけ方」の記事で、おすすめのトレーニングツールを紹介するなら、単に「これがいいよ」ではなく、実際に使ってみた感想や、どんな犬種に向いているかなど、詳細な情報を提供することが重要です。
このように、読者目線で価値ある情報を発信し続けることで、長期的に安定した収入を得ることができるんです。すぐに大金を稼げるわけではありませんが、コツコツと積み重ねていけば、大きな収入源になる可能性があります。
今回の記事で分からないものは質問どうぞ!少しずつ頑張ろう!!