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ITP対策でアフィリエイト効果を最大化する方法とは?

「ITP」という言葉を聞いたことがありますか?アフィリエイトを始めるなら、知っておくと役立つキーワードです。特にSafariブラウザを利用するユーザーの行動を追跡する方法に影響があるため、成果が正確に反映されるよう工夫が必要です。

この記事では、ITPの基本的な仕組みから、アフィリエイトでどう対応すべきかを分かりやすく解説していきます。具体例も含めて、初心者の方がつまづきやすいポイントを優しく説明していくので、ぜひご参考にしてくださいね。

目次

ITPとは?アフィリエイトにどう影響するのか

ITP(Intelligent Tracking Prevention)はAppleが開発したプライバシー保護機能で、Safariブラウザに標準搭載されています。

具体的には、Cookieという小さなデータファイルを制限することで、ユーザーの行動を追跡しにくくしているのです。アフィリエイトでは、サイト訪問者がクリックした広告を通して成果が発生する仕組みを使うため、この追跡制限が影響を及ぼします。ここでは、ITPの仕組みとアフィリエイト広告への影響について、もう少し詳しく見ていきましょう。

Appleが導入したITPの基本を分かりやすく解説

ITPって聞くと難しそうですよね。でも基本的な考え方は意外とシンプルなんです。ITPとは「Intelligent Tracking Prevention」の略で、Apple社がSafariブラウザに搭載した、ユーザーの行動追跡を防止する技術のことです。


ちょっと身近な例で考えてみましょう

  • 買い物かごに商品を入れた履歴
  • 閲覧した商品の記録
  • ログイン情報の保持


これらの情報は、従来はCookieという仕組みで保存されていました。でも、この情報が予想以上に詳しく記録され、ユーザーのプライバシーが気になるという声が増えてきたんです。

ITPの仕組みとプライバシー保護のための取り組み

実は、ITPは2017年の導入以来、どんどん進化しています。その変遷を見てみましょう。

★ITP1.0(2017年9月)
⇒サードパーティCookieを24時間で削除
★ITP2.0(2018年9月)
⇒サードパーティCookieを即時削除
★ITP2.1(2019年3月)
⇒JavaScriptで作られたCookieを7日間で削除
★ITP2.2(2019年5月)
⇒Cookie保存期間をさらに24時間に短縮
★ITP2.3(2019年9月)
⇒ローカルストレージも規制対象に追加

このようにどんどん規制が強化されてきました。このせいでアフィリエイトオワコン説がまた浮上w

アフィリエイトにおけるITP対応の重要性

さて、ここまでITPについて理解が深まってきたところで、なぜアフィリエイターにとってこれが重要なのか、より具体的に見ていきましょう。実は、対策を怠ると思わぬ収益機会の損失につながる可能性があるんです。

成果計測にどう影響?ITPの影響で起こるリスク

アフィリエイト広告は成果報酬型のビジネス。つまり、正確な成果計測ができないと、せっかくの収益機会を逃してしまう可能性があります。

特に注意が必要なケース
  • 購入検討に時間がかかる商品
  • 複数回の訪問が必要なサービス
  • Safari利用者が多いターゲット層


高額商品や保険など、申し込みまで時間がかかるジャンル扱う人は注意です。脱毛・美容サロンも週末に向けて予約するなんてケースもありますよね?

ネットから登録しようと思ったのに既に満席で次週にする、天候が悪いため月末に申し込むなんてケースですと計測漏れが発生することも・・・。


他にも資料請求から契約までの流れが発生するものは注意してください。転職案件・結婚相談所案件などどの地点で成果が出るのか見ておく必要があります。

もちろん、iPhone・Mac利用者向けの商品を扱う場合は要注意ですね。サファリで見ている可能性が高いですからね。

ITP対策としてできる最低限のこと


では最低限出来ることや今後の対策についてまとめてみます。

  • 別ドメインで使いまわしている広告タグがないか確認する
  • ITP対応の広告に貼りかえる
  • ITP対応案件が多いジャンルに切り替える
  • ASPに状況をメールで問い合わせてみる

他にも、敢えてサファリ関係を外すというのもアリです。

例えばアンドロイドアプリの解説なんかは典型で、これを調べている人は当然iPhone以外の人ですよね?ガジェット系をやっている人ならそちらに切り替えてみるなどの対策が考えられます

失敗を防ぐためのITP対応案件の見極め方

具体的な見極めポイントをご紹介します。

  • ASP管理画面でITP対応マークの種類を確認
  • 計測期間のと成果までの距離を確認
  • トラッキング方式の確認:サーバー側で計測があるか?

最低でもITPマークを表示させている案件を選びましょう。数字と計測期間は関係しますので成果地点をどこで計測するのか?詳細を見ておく必要がありますよね。

アフィリエイトリンクを別ドメイン使いまわすのはNG


昔はアドセンスも1つのドメイン審査が終わればコードを使いまわせましたが、今はダメ。同じくASPの広告も使いまわしていると、計測できなくなります。きちんとASPに申請して適切な広告を貼りましょう。

勝手に広告コードをいじって否承認のケースもあります。勝手にバナーを作ってしまうなどがありますが・・・もう一度ドメインと広告を選びなおしましょう。

主要ASPのITP対応状況とおすすめASP一覧

では、主要ASPの具体的な対応状況を見ていきましょう。それぞれに特徴がありますので、複数のASPを組み合わせて利用するのがおすすめです。

A8ネットのITP対応について

A8は業界に先駆けて新しいトラッキング方式を採用しており、サファリでも計測漏れがないような案件をきちんと表示してくれています。

初心者向けのASPですし提携基準もゆるいので登録しておいて損はないです。

→ A8のITP対応【公式】

アフィリエイトBのITP対応について

CNAMEを利用し、CVページのドメインとCookieを付与するドメインを統一することで、ITPによる制限を回避するトラッキングシステムです。

ユーザーがLPページに遷移する前に、afbのサーバーにリダイレクトさせます。その際、CVページドメインのサブドメインを割り振った弊社サーバーからCookieを付与し、CVページではタグを使用してCookieを読み取ります。このCookie付与には、JavaScriptを使用していないので、ITPの制限に引っかかることはありません。 

afbのITP対策について これまでの対応とこれからの対策

アフィBも対応策を発表しています。サーバーを経由してその中で計測するための制限を解除させるという仕組みですね。

大きな変化の時にこういう情報を出してくれるASPの存在はありがたいです。

アクセストレードのITP対応状況

アクトレ川柳がSNSで流行っているASPなんですけど、同じく規制に対して公式が発表してくれています。対応率97%ということで一括提携も可能です。

案件を見てみると、美容クリニックの来店プログラム・光通信の工事案件など日数がかかるものは大きくPRされています。

→ アクセストレードITP

Cookie完全廃止後に向けて顧客リストを集めるべき

ビジネスというのは最悪の状況を常に想定して、そのうえで成り立たせるものです。

アフィリエイトの場合は初期費用や維持費がかからないので、ついつい見逃してしまいがちですが・・・最悪アフィリエイトの仕組みがなくなっても、マネタイズできる方法を考えておくべきです。

アフィリエイトは=「提携」という意味ですから、別に店舗と直接提携しても良いわけです。

その時に、指標となるのが「顧客リスト数」です。

何故物販ASPが赤字を切ってまでサンプル商品を配っているのか?というと、それは継続的な購入につながる顧客リストを集めるためです。

「メルマガアフィリ」は「情報商材アフィリだけ」なんて思っていると本質を見逃します。

お店にとって「見込み客のアドレス」というのは財産なんです。

その財産となる読者を先にウェブで集客し、販売ページへ促しているわけですが、それを一度メルマガやLINEの登録者にしておくことで、すでにお客さんがいる状態をアフィリエイターが作ることだってできます。

「商品やジャンルに興味がある人が1000人いて、毎日コミュニケーションをとっている」状況。

このようなことができれば、例えアフィリエイト案件が終了してもビジネス化できると思いませんか?

当サイトにはメルマガアフィリエイト・ステップメールの組み方・LINE設定・ZOOMビジネス化までたくさん具体例が書いてありますよ!

ITPとCookie廃止をにらんで考えておくべき対策

今回のケースで予測されているのが、月額課金のサービスですね。広告をだしてもトラッキングが追えず、アフィリエイターが減るとなれば自社メディアが頑張って全部の宣伝サイトを作り、有料広告を出すことになりますが・・・成果報酬のアフィリエイトとちがって、有料広告枠は非常に高い。
 
広告を出せない中小企業も増える可能性が高いです。
 
そこで、このような中小企業相手の集客コンサルが増えると思うのが第一点。
 
続いて、プラットフォーム側ですね。YouTube、LINE、Twitter、facebook、これらのサービスが無料でなされいるのは全て会社が出す広告からの手数料です。これに制限を出すと広告主が減ります。
 
となると無料でハイクオリティーなサービスをすることが不可能になります。
 
その場合は利用者から月額料金を取るしかないです。SNSを使いたければ月に数百円など何かしらの課金が起こる可能性がある。広告をなくすというのはそのような可能性もでてくるということです。

着実な購入を促すライブコマースの方法にも注目しよう!

たびたび生徒の間で話題になっていたのが東京ガールズコレクションですが、これをスマホで見てその場でスマホ決済をしてしまう高校生が後を絶たず、親も困っているとのこと。

それくらいリアルタイムの盛り上がり、場の力は強いのです。

 
顧客リストを集め、どこかの店舗と組んで即時転売会を実施する。
 
これが今オンラインで全て完結する時代です。
 
webの集客とセールス。広告自体が消えるということはないと思っています。
 

市場全体は成長したものの、主要なASPの間でもばらつきがみられている。そうした状況の中でも、2019年度の国内アフィリエイト市場規模は前年度比108.0%の3,099億円まで拡大し、2020年度は同105.2%の3,258億円と見込む。
 
参考:2020年度の国内アフィリエイト市場規模は前年度比5.2%増の3,258億円の見込…矢野経済研究所

 
 集客とセールスができれば自分でサービスを作ることもできますし、最近は広告主との月額直接提携も増えてるんですよ。

とにかく購買層をたくさん集めておくメディアを作る!それを最重要視すべきかと思います。

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今回の記事で分からないものは質問どうぞ!少しずつ頑張ろう!!

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