今回は比較サイトに作り方ですね。前回は物販のレビューサイトから比較サイトまで持ってくる流れを一通り紹介したのですが、実際のところ見本を見てみたい。簡単な作成手順を知りたいということで。
結構多くの人が自動ツールとかテンプレをサクッと作って並べておけば売れてしまうと勘違いしますけど、あれはアフィリエイターやグーグルアドワーズ,楽天やライン,ヤフーなどを使って集客してもらっている販売サイトの話ですよ?
アフィリエイトはサイトに自分で集客しないとダメなんですから、広告だらけの比較サイトは全く意味を成しません。
まずはしっかりと記事を書くことから始めましょう!
比較サイトの作成手順と完成までの主な流れと重要ポイント
では比較サイトの作り方を手順を追って解説していきますね!
ジャンルごとの全商品をASP問わず洗い出す
まずはじめにやらなければいけないのが各ジャンルごとに商品名を全部調べることです。ここで重要なのはASPにある商品はもちろん、載っていないライバル商品まで調べる点です。
なぜかというと「○○比較」と調べる人の検索意図は「損しないように様々な観点から商品を比べて欲しい」というものだからです。
ここでASPだけの商品を比較してしまうと、「商品選択を狭めることになるからです」
理想はアマゾン・楽天も含めて全商品をアフィリエイトであつかっていること。
それならば比較を書いてもGoogleにハネられないです。
商品の類似性と差別化ポイントを考えてみる
各商品というのはライバル会社の良いところを真似しつつ、差別化のポイントを考えています。
それを自分なりの視点で切り取って各々の商品がどこよりどんな点でメリットがあるのか?
メモをエクセルなどに作ります。
それを大きくまとめていくが第二段階です。
- 商品価格
- 商品のメリット
- 商品のデメリット
- イチオシポイント
- どんな人にお勧めするか?
こういうのを表にしてまとめます。
トップページとサイドバーの構成を考える
続いてトップページとサイドバーの構成を考えます。先にいくつか真似したいサイト、自分が使いやすいと思ったサイトを選んでおいて、その構造を真似するのが良いですね。
大体トップページはランキング形式+サイドバーへのリンクとなっているケースが多いはずです。サイトコンテスト一覧を見ながら構成を考えてみましょう。
多くの比較サイトはトップページには商品ランキング、個別ページでレビュー記事となっているはずです。
商品数が多すぎる場合はテーマを絞って小さく作る
比較サイトを作る際に困ってしまうのが商品数。続々と新商品がでたり、商品名がコロコロ変わってしまう広告を選ぶと後で修正が大変です。
その場合は定番のロングセラー広告を選び、そこに自分なりの切り口を決めてテーマを絞りましょう。
例えば「単なる青汁の比較ではなくて、3歳児向けの青汁比較」などです。
小さい子供なら飲みやすさとか、量などを絞りこめば初めから除外商品が生まれて商圏を狭められるはずです。
スポーツジムなら駅の範囲を絞るだけでも相当店舗名が絞り込めますよね?
値段・効能・成分は基本!売れやすいのは使い道や用途を比較したサイト
比較サイトのカテゴリ分けですが、基本は値段や効果、成分別に分けていきます。更に使い道や用途別にカテゴリ分けをしていくとよいでしょう。
こういうのも自分で考えるよりも、ライバルサイトを真似したほうが手っ取り早いですよ?
機能や価格比較表はツールで作る!
機能や価格を一覧で比較した表は無料のオンラインツールで一発です。最近の有料ワードプレステーマは標準装備されていることも多いですが、私がおすすめしているのはCANVAです。
比較サイトのライティングについて
美容関係の比較サイトを作っている方のサイト診断をみてまず思うのが、全く絵が思い浮かんでこないということ。
私も日本語学校でスピーチコンテストの審査員をやったり直接原稿を書かせるのですが、まず生徒に言うのはその文章からイメージ図が浮かびますか?というもの。
喜怒哀楽のない文章は売れない。
これはコピーライターの勉強をしている方なら常識だと思いますが、さらに文章から画像や映像が浮かんでくるように書くんです。
比較サイトだってそうです。それぞれ商品をどんな場面で使ってもらうべきか?まず第一の発想そこにおいてほしいです。
その後に、値段とか、効果とか、成分とか、説得材料を書いてください。使い道が分かれば説得材料も違ってくるはずなんです。
今時値段の差別化は図りにくい。
これからクリスマス、年末で買い物が増える時期だから是非実感してほしいのですが、買い物って、買う前が一番楽しいものです。
それは、用途をいろいろ想像しているからなんですよ。
「今日は奮発してターキーにしよう!子供喜ぶかな?」とか、「チョコケーキ買ってあげようとか、お金ないけど久しぶりに旦那にマフラーの一つっでも買うか?」
そう頭でイメージしている。さて、今の皆さんの比較サイトに想像力の余地はありますか?
全ページを広告だらけのテンプレを使って比較サイトにしたら検索エンジンに嫌われます
次にお勧めのテンプレートですね。
アイキャッチの写真と後はキャッチコピーを書くと良いと思います。
いわゆる決めセリフ、殺し文句って奴です(笑)
全ページに広告を出すのはやめた方が良いです。特にサイトの上部にいっぱい広告が貼られているのはダメ。
以下は注意点です。
比較サイトでは全ページにアフィリエイトリンク設定してしまうと、直接商品と関係のないページからの発リンクになってしまいます。
これを検索エンジンは嫌うのです。このページの内容と、そのリンク先は全く関係がないということは、そのリンクは意味をなさないし、そういうページばかりがあるものは必要ないと考えるのですね。
だからおすすめは比較特集ページを作っておいて、それ以外は個別の商品を詳しくしたものがあると良いと思います。
各企業は本当にわずかな差を販売企画会議で話し合って、商品化にこぎつけているわけです。目をつぶって利用したら商品って大差ないのかもしれませんが、でも開発者は差別化を図ろうとしてこだわっている。
類似品を並べたら絶対どれを買えばいいか迷ってしまいます。商品比較のページも〇○するならこれに決まり!ということで決定打を買いた方が売れますよ?
頑張って商品の説明をすればするほど物がうれなくなります。人は商品を使う前の情報なんて知りたくないんです。むしろ知りたいのは商品を使った後の感想です。
そこにフォーカスして、どんな変化があったのか?ここを強く訴求してください。そうすれば自然に売れるサイトが出来上がります。
年代別・性別別比較ランキングの構成は売れやすいのでオススメ!
ここまでは大丈夫でしょうか?
前回の話でまずは各個別商品のレビューサイトを作っておいて、だんだん類似品との差異が分かってきたら比較サイトにしていくという流れを紹介しましたが、
比較サイトをさらにニーズに合わせてランキング形式で書くと売れやすいと思います。
初心者のアフィリエイターさんには10年ごとに年齢別や性別別にまとめるのがオススメだよ?と言っています。
なぜかと言うとやっぱり10年違えば価値観が違うし、同じ商品でも興味関心が違うからです。
同じ商品でも大丈夫!年齢別や性別にわけてランキングを作れ!
良くある質問が、比較サイトを作るためには、何個も、何個も実際に商品を買わなければだめなのか?というものです。
ベスト5を年齢別や性別に分けて買っていたら、それだけで予算オーバーという人がいるかもしれませんが、そうじゃなくて5つの商品を繰り返し年代や性別に分けてランキング分けして大丈夫です。
この世代の人はこちら!女性はこちらのランキング!説得力があれば、それぞれのランキングは違うのは当然。
まるで芸能人の好感度ランキングだ男女で違うように。見方が違って当然なのです。
5うつの主力商品をメチャクチャ角度を変えて、何度もランキング化して紹介しまくってください。結構売れますよ?
これはネットショップ運営にも言えることですね。
比較レビューサイトの簡単な構造
最後に物販比較サイト・レビュー記事の全体構造を図解して終わろうと思います。多くのミニサイト・ペラサイトがこのような構造になっているはずです。
基本的には商品名+○○で出てきた上位のサイト構造を真似してほしいと思います。
各文字数や見出しの数は検索順位に合わせて増やしていった方が良です。この戦法は当たると本当に数記事で稼げてしまいます。
私のサイトも参考にしてください。
アフィリエイトクラブ内の見本は「○○おすすめ」「○○比較」で上位表示させることが多いです。売れるんで・・。
商品紹介記事はほんの1~2カテゴリのはずです。長期安定型のサイトを作りたい人はぜひ参考にしてください。
今回の記事で分からないものは質問どうぞ!少しずつ頑張ろう!!