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コインランドリー経営の年収は?定年後に副業体験談

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私は30代で、福岡県に住んでいます。私自身の話ではありませんが、私の両親が定年後も働いていますので、両親がやっている仕事について紹介したいと思います。

両親は鹿児島県に住んでいて、母が60代、父が70代です。

父は自営業なので正確には定年はないのですが、仕事の内容が肉体労働になるので、現在はバリバリ仕事を受けれるような状況ではなく、古くからの付き合いがある会社からのみ、依頼があった場合に仕事をしています。

そのため、仕事はあまりなく定年と似たような状況ではあります。

退職金もないので、家計に関しては会社を定年した方より厳しいのではと思います。

今回紹介したいのはそんな両親がやっているコインラインドリーです。子供からみていても、この仕事って年を取ってできる最適なもののように見えてきたのです・・・。


目次

コインランドリーて1年でどれくらい稼げるの?

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なぜ、この仕事を始めるに至ったかというと、祖父母が住んでいた家が古くなり、取り壊さなければならなくなったのがきっかけです。

家が無くても、土地の固定資産税等は払わなければならないので、遊ばせておくのも勿体ないからと、最初は駐車場として貸していました。

しかし、そこまで広い土地ではないので数台しか停められず、1台分のスペースで月5000円ぐらいの収入にしかなりませんでした。

そんな時、近所に住んでいて、コインランドリーのオーナーをやっている方から話を聞き、これは良いのでは、ということで、その方が契約しているコインランドリー会社の方に連絡を取り、相談したそうです。

コインランドリーを始めるのなら、大手のフランチャイズと契約する必要があります。両親は洗濯市場、ウォッシュハウスなどの会社と契約して、自分の土地にコインランドリーの店舗を建ててオーナーをやっています。

年収が多いときで750万ぐらいだと聞いていますので、月収にしたら60万ぐらいでしょうか?

コインランドリーの経費は低く年収は安定する

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契約している会社に払うマージンや、専用洗剤などの消耗品費、水光熱費、機械のメンテナンス費などもあるので、収入がそのまま全て手元に残るわけではないですが、仮に半分引いたとしても私の月収より多いので、暮らすに困らない程度は稼げているのかな、という印象です。

日々の仕事の内容は、店舗内の簡単な掃除、洗濯機や乾燥機のゴミ取り、両替機のおつりや洗剤の補充などです。

たまに、お客さんの忘れ物があれば管理しておいたり、トラブルがあれば契約会社の担当の方に問い合わせたり、などがあります。


極端に言ってしまえば、業務は掃除だけです。

両親はほぼ毎日掃除に行っていますが、厳密には機械が不具合なく動ける程度に清掃しておけばいいだけで、毎日掃除する必要もないようです。

コインランドリーは定年後の両親でも体力要らずの経営ができている

業務に体力がいらず、楽であることや、人を雇わずに済むことが、両親がコインランドリーの店舗経営を「年を取ってもできる仕事」として選んだ理由の一つのようです。

一昔前は、コンビニのオーナーなどが流行りましたが、あれは人を雇ったり、繁雑な業務をこなさなければならず、24時間開いている店舗に常に人がいないといけない、というのが、なかなか大変な点だと思います。

コインランドリーは、全自動でセルフサービスなので、夫婦二人でも十分余裕を持って運営できますし、店舗に常に人がいる必要もありません。


人手不足でバイトも集まらない時代ですし、人件費がかからない点が一番いいですね・・・。

コインランドリーの経営をするメリット・デメリットについて

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メリットは、「日々の業務がほとんど掃除だけであること」「体力がいらないので、年を取ってもできる」

「全自動でセルフサービスなので、24時間オープンの店でも人を雇う必要がなく、定年後の夫婦二人でも十分余裕を持って運営できる」という点が挙げられますね。

店舗が無人だと状況がわからないので不安ではないか、と思われる方もいるかもしれませんが、今のコインランドリーの大半には、防犯カメラのようなモニターが設置されています。

そのモニターの映像は、契約しているコインランドリー会社に頼んで最初に設定してもらえば、オーナーの自宅のパソコンやスマホなどを介して簡単に見ることができますし、録画していたものをさかのぼってチェックすることも出来ます。

忘れ物をしていった方や、無断駐車している車、などもすぐチェックすることができるので、家と店舗が少し離れていても安心です。

人間関係については、近所の方や、よく来られる方に挨拶する、契約しているコインランドリー会社の担当の方とたまにやりとりする、ぐらいです。

もちろん、お客さんに親切に接することは必要ですが、会社勤めや自営業の時の取引先との付き合いのように、密な人間関係を作る必要もないので、気楽だと思います。

デメリットは騒音とクレーム対策が面倒なこと

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ただ、24時間機械が動いていたり、車が出入りしたりするので、深夜の騒音問題などで近所の方から苦情が来ないよう、店舗建設前にまずお知らせし、理解を得ておくことは必要だと思います。

実際には、深夜にコインランドリーに来る人は多くないのと、コンビニほど色々な音は出さないので、そこまでうるさくはないですが、隣接する家と極端に近かったり、家が密集している場合には注意が必要です。

デメリットとして挙げられるのは2つ

  • 「そもそも店舗が建設できる土地を持っていること」
  • 「始めるために、建設費や機械の導入費など、ある程度の資金が必要」

ということです。

地価が高くて土地が狭い都会の場合はあまり向かないと思いますが、「先祖から受け継いだ土地や、亡くなった親や祖父母が住んでいた土地があるけど遊ばせている」という方が地方都市にはけっこう多いので、そういう方には、土地の活用法としては良い方法ではないでしょうか?

ある程度人通りがある場所や、住宅地などに建てることが望ましいので、立地条件も重要になってきますが両親が店舗を建てた土地は、大きな通り沿いというわけではなく、ごく普通の住宅地内です。

よほど人家がない僻地か、向かいや隣などかなり近くに同じようなコインランドリーがある場所でない限り、問題なく運営できるのではと思います。

会社勤めで定年退職の際の退職金などがある方は、それを元手に始める手もありますね。

コインランドリーの経営は税理士任せで管理も楽

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ある程度の資金や土地が必要になりますが、老後に夫婦二人や、あるいは一人だけで運営していくことになっても、体力や労働力はあまり必要ないので、比較的やっていきやすいのではないかと思います。

特別な資格は何もいりませんが、毎月の売上や経費の計上、確定申告が必要になるので「ずっと会社員一筋で、経理や税金関係の申請に縁がなかった」という方は、少し面倒に感じることもあるかもしれません。

父母は自営業をやっていたのもあって、昔から色々任せている馴染みの税理士さんがいるため、売上金を数えるなど、こちらで出来ること以外は全てその方に頼んでいます。

事業では、月30~40万以上の売り上げがあれば、税理士に頼んだほうが雑務のコストを考えると元が取れると言われているので、難しいことはお金を払ってプロに頼んでしまえばいいと思います。

また、両親が住んでいる場所の周りでも、私が住んでいる場所の周りでも、数年前ぐらいからコインランドリーの店舗が増えている印象がありますので、老後の仕事として「コインランドリーオーナーが良い」と選ぶ人がある程度増えているのだと思います。

ただ、店舗が増えすぎると、事業としてはこの先頭打ちする可能性があるかもしれませんので、参入するかどうかは、世の中の流れをよく見て考えることをお奨めします。


コインランドリーのオーナーに限ったことではなく、どの仕事でもそうですが、30?40年先には状況が変わったり、流行らない仕事になっている可能性もあります。

定年が60歳として、人生100歳時代と考えたら、40年先を見越して、将来性なども込みで検討するといいと思います。まだまだ人生は長いですね。

まとめ:今後コインランドリーの経営をやってみたい方へ

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私の両親のように、知人にオーナーをしている方などがいたら、まずは話を聞いてみるといいですね。

土地は売却や相続放棄しない限り、子どもや孫にも受け継がれるものです。

仮に売却するにしても、相当良い場所でなければ、先祖から受け継いだ土地を二束三文で売ることになりますし、土地の管理者がいなくなって荒れ地になる可能性もあるため、場合によっては相続放棄もデメリットなしに簡単にできるものではありません。

両親は「子や孫が受け継いだ土地とともに、固定資産税等の税金を払い続けることを考えたら、土地に何か建てて、資産として受け継げるものを残した方が良い」という考えもあったようです。

ご自分や身内、親戚が住んでいる場所からあまり遠くない、車で1時間以内ぐらいの所に土地を持っていて、その活用法に悩んでいる方などは、一考してみるのも良いのではと思いますよ。

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