回の質問は「資産型ブログ」の作り方を教えてほしいというものです。
この言葉本当に魅力的に響きますよね?夢の不労所得ですから!
一方で、今のグーグルは不安定で、検索順位が目まぐるしく変わるし、そうそう簡単に不動産のような資産サイトを作るのは難しいのではないかと思っている人もいるでしょう。
私自身は10年様々なサイトを作り、コンサルメンバーのサイトも含めてみてきた数は数百以上だと思います。その中で当然浮き沈みを見てきました。
IT技術の発展、SNSの発展によりどんどん稼ぎ方は多様化している中、いかにして安定資産となるブログを作れるのか?
その手法について今までの経験と実績からお伝えしたいことがあります。
資産型ブログって何がスゴイの?普通のブログと徹底比較
「普通のブログと資産型ブログって、どう違うの?」って疑問に思いませんか?
実は、大きな違いがあるんです。資産型ブログは、書けば書くほど価値が積み重なっていく不思議な性質を持っています。
それに、寝ている間でもアクセスが増えていくんですよ。普通のブログとは全然違う、その魅力について詳しく見ていきましょう。
書けば書くほどお宝に!?資産が積み重なるブログの魅力
資産型ブログの醍醐味って何だと思いますか?そう、書けば書くほど価値が積み重なっていくんです。これって、普通のブログとは全然違う特徴なんですよ。
例えば、料理のブログを始めたとしましょう。最初は基本的なレシピから始めて、徐々にレパートリーを増やしていきます。
すると、こんな感じで資産が積み重なっていくんです
- 基本の味噌汁
- 簡単パスタ
- お弁当おかず
これらの記事は、時間が経っても価値が下がりません。
むしろ、相互にリンクし合うことで、サイト全体の価値を高めていくんです。新しい読者さんは基本的なレシピから始めて、徐々に腕を上げていく。そうやって、あなたのブログが読者さんの料理の旅に寄り添っていくわけです。
でも、ただ記事を書きためるだけじゃダメなんです。
大切なのは、記事と記事のつながりを作ること。例えば、味噌汁の記事から出汁の取り方の記事にリンクを貼ったり、パスタの記事からソースの作り方の記事へのリンクを作ったり。こうすることで、読者さんがサイト内をスムーズに回遊できるようになるんです。
そして、これがすごいんです。一度書いた記事が何年も何年も読者を集め、収益を生み出し続けるんです。
普通の雑記ブログだと、古い記事はどんどん埋もれていってしまいますよね。でも、資産型ブログは違うんです。
時間が経つほど、記事同士のつながりが強くなり、サイト全体の価値が上がっていくんです。
究極の資産ブログの4つの条件とは?
まずは安定資産を作るときに考えなければいけないポイントですね。不動産的考え方とおなじなんですよ。
- その市場が廃れにくいか?(住民が出ていかない)
- ライバルが参入しても差別化しやすいか?(格安物件ができない)
- 自分以外が運用をしていけるか?(仲介業者に任せる)
- 資産を売却できるか?(タイミングよく売ってさらに資産に変える)
これは重要ですよね?
①資産化するなら廃れにくい市場で勝負する
資産を考えるときに重要なのが市場ですね。不動産だってどこの場所に作るか?でその価値が変動してしまいます。アフィリエイトで言うならば、キーワードです。
「冠婚葬祭」などが代表ですが、いわゆる一般名詞キーワードというのは、いつの時代でも使われる言葉です。
年々新しい言葉が生まれて、一部が死語になっていきますが、既に辞書に入っているような言葉はそうそうはなくならない。
その中で悩みが深く、廃れにくいジャンルを探すのがセオリーです。
私はこの問題を考えるために必ずコンサルメンバーさんには「少子高齢化」という事実と、そこに関係するジャンルやキーワードを考えていこうとアドバイスしています。
②ライバルが参入しても差別化しやすいジャンルを選ぶ
次にライバルの存在です。自分だけがその市場でオンリーワンであれば良いのですが、稼げる場所には必ずライバルが参入してきます。
それはほかのブロガーさんだったり、大手企業のサイトだったり、まとめサイトだったり・・・。あの手この手でみなさんの牙城を崩しにかかるわけですね。
その時にいかに差別化するのか?というとそれはテーマの切り口です。方が差別化しやすい。
一言でいうと解決法が1つではないものを扱うってことです。
例えば「脱毛」というジャンルは基本的に解決方法は一つです。
「毛が抜けること」ですね?そこに向けていくつかのアプローチはありますが、レーザーにせよ、クリームにせよ、そこまで大きな差別化は難しいです。
一方「結婚」までのプロセスは人によって千差万別。
時代に合わせて幸せの価値観も変わりますので、独自の価値観で勝負しやすいんです。
だから私は恋愛アフィリエイト講座作りましたし・・・。自分を前面に出しやすいテーマを選ぶというのも資産ブログを作るコツだと思います。
③自分以外の運用でもサイトを管理できるのか?
この基準も、不動産業と比べて考えるとわかりやすいですね。不動産で大きく稼げている人は管理人を別に作ります。
初めのうちは自分が管理人をやって、住民のクレームや募集なども請け負いますが、稼げてきたら仲介業者に任せてしまいます。
何個も物件をもっているオーナーさんの方がやはり資産としては安定します。
これはアフィリエイトも同じです。収益を安定させたければ、他の人に任せても運営できるようなサイトを作るというのも一つの手段だと思います。
いわゆる外注化というものなのですが、これは個人を消してテーマとコンセプトで勝負するという手法になります。別に自分で記事をすべて書かなければいけないわけじゃないです。
自分は編集者・ディレクション側に回るんです。これも資本主義世界で大きく稼ぐ方法の1つです。
④ニッチを深堀できるとライバルがいない資産ブログになりうる
これはマニアックな趣味がある人にお勧めします。「いや、よくお前そこまでニッチなテーマを語れるな・・・・」という強い趣味がある人は誰も踏み込めない領域で細かく語ってみてください。
参考例として分かりやすいのが「マツコの知らない世界」ですね。みなさん見てますか?
- 古着きものの世界・・着物買取案件
- 最新接着剤の世界・・・リフォーム案件・塗装案件
- ほったらかしグルメ家電の世界・・・宅配サービス案件
- 貯金箱の世界・・・節約案件やとポイント・投資案件
- グリーティングカードの世界・・・フォト案件
- 新宿ゴールデン街の世界・・・恋愛案件
- 豪華客船の世界・・・旅行案件
- 役者の世界・・スクール・資格案件
ね?
自分の興味あるものなら深堀できるし、「企業はココまでは予算と時間使って来ないだろ?」ってことができます。こういうネタを書きつつ、ASPの高額案に誘導してはどうですか?
マツコの公式アーカイブみてみましょう!
ブログの売却や買収の対象となるサイト構築がしてある
資産が資産を生むという話を聞いたことがあると思いますが、ブログもかなり高値で売買されています。高い価値のウェブサイトは何と1億円以上!!
そのためには以下のような条件が必要。
- 本人以外でも運営できる
- キャラクターや人物以外の価値がブログにある
- サイト構造が複雑すぎない
このような条件です。インフルエンサーブログというのは、価値がその人についているのでサイトをばいきゃくして他人のものになってしまったら一緒に顧客が離れて行ってしまいます。
だからサイトそのものに価値がある、使いやすく属人性が薄まっているっていうのがポイント。
芸能事務所も一人ぐらい辞めても持つジャニーズはやっぱり最強でしょ?
そしてサイトの引継ぎが楽だというのもポイントです。できればワードプレスがベストです。独自のコードのみで作ったサイトだと引き継げるエンジニアがいなければその後は活用できません。
ブログの売買を繰り返して成り上がる人もいる
これは予算がある人に限ってのことですが、ある程度の技術が身についたら、サイト買収というのも一つの手です。
世の中には頑張っているけれども収益化の正しいやり方が分からずに挫折してしまっている超もったいないブログが多々あります。
それを格安で買収して作り直すことで資産ブログへと変えていきます。ちょうど中古物件をリフォームして稼ぐ不動産のような感じです。
新規参入ジャンルを調べるためにも一度徹底的にサイト買収案件を調べるべきだと思います。
資産型ブログで成功するコツ
続いて資産ブログを作るためのどのような手法で勝負すればいいのか?過去のコンサル事例を元に紹介していこうと思います。
スピードを資産に変えるブログ運営
よく言われますが、攻撃こそ最大の防御という考え方もあります。不安定さを利用して、その中で素早く自分を変えていくというのが実は安定につながると思います。
これがいわゆるトレンドブログです。
戦後の日本なんてなんでも節操なく海外の最先端のものを物真似していたわけですし、とにかく新しいものがでたら素早く飛びつく(笑)
でもって追いつかれたらどんどん捨てて次々と話題を変化させていく戦法です。
これはアドセンス、物販の両方に使えます。
誰でもわかりやすく作りやすいので、多少自転車操業的になりますが、時間がある人、飽きっぽい人にはとにかくおすすめのやり方です。
グーグルも不安定ですし、稼げるうちに稼ぎきる(笑)
もうあまり時間が残されていない・・・とにかく早く結果を出したいっていう人は、こういう手法もおすすめです。私はアドセンステーマ特化の中に1カテゴリ、アクセス爆発用のトレンド記事をいれることを推奨しています。
勝てたタイミングで金融資産に変えてしまう
で、市場の波に乗って稼げたものをとにかく金融資産にまわしていく人がいます。不動産までと言わなくてもできる範囲の少額投資です。
りすくぶんさん
お金のある時にそれを遊びに使わず、無難な投資(NISAとかiDeCoとか)に一部回す訓練をしよう!ってことですね。
場所特性を活かしてライバルを蹴散らす
新規参入を防ぎオリジナル性を出すという意味ではみなさんのいる場所の特性を生かしたブログ運営というのも有効です。
- 現地の取材費がかからない
- 体験を通じてニーズが分かる
- 一つの成功例を応用しやすい
そういうジャンルをやってみましょう。
ニッチ市場を見つけるコツは、自分の興味や経験を深掘りすることなんです。例えば、あなたが趣味で盆栽をやっているとしましょう。じゃあ、「初心者向け盆栽入門」なんてどうでしょう?
さらに「マンションでも楽しめる小型盆栽の育て方」なんて絞り込んでみると、もっとニッチな市場が見えてきますよね。
こんな風に、自分の得意分野や経験を活かせるニッチな市場を見つけると、記事を書くのも楽しくなるんです。それに、実体験に基づいた記事は説得力があって、読者の心にグッと響くんですよ。
それに、ニッチ市場には思わぬメリットがあるんです。
- ファンが付きやすい
- 広告単価が高い
- 専門家として認識される
ニッチな分野だと、その道の専門家として見られやすいんです。そうなると、読者からの信頼も厚くなり、ファンが付きやすくなります。
それに、狭い市場だからこそ、関連する広告の単価が高くなることも。これって、収益化の面でもメリットがありますよね。
例えば、「小型盆栽」というテーマなら、土の選び方から水やりの頻度、剪定の方法、季節ごとの手入れ方法…とにかく細かいところまで丁寧に解説するんです。そうすることで、その分野では他の追随を許さない、唯一無二のブログになれるんです。
先に有料広告で成功の可能性を探ってみる
他にも先に有料広告度だしてしまい、ニーズがあるかどうかを探るという手法もあります。
PPCの良いところは、コストはかかるけれど集客のスキルはほぼ要らないということ。集客のスキルが要らないということは、後はセールスのスキル次第で売り上げが大きく変わります。
また、PPCアフィリエイトをやれば、キーワードマーケティング(実際に上位表示させたときに顧客がどのくらいいるか?どのような反応がとれるのか?)などというリサーチに非常に有益であることが良く見えてきます。
まずはこれから参入するジャンルに関して、実際に自分のサイトが1位表示したらどれくらいアクセスがあるのか?そして読者の反応はあるのか?
もしかしたら自分が予測しなかったキーワードの方が市場のニーズがあるのではないか?
そんなことを調べるためにはPPCの部分一致キーワードを使うのが効果的でした。
私も1ページだけ作って「アフィリエイトとは?」なんていうビックキーワードでPPCを1日だけ出稿してテストマーケティングをしたのですが、その結果・・・。
こうやって予測外のキーワードが集まってくる。もう当サイトには大体初心者向けのアフィリエイトやブログにに関する情報は書いたと思ったのですが、
こうやってチェックすると
- 「オプトインアフィリエイトのやり方が知りたい(+_+)」
- 「ヤフーブログのアフィリエイトが知りたい(>_<)」
- 「アフィリエイトセンターに登録できなくて困っている(-_-;)」
なんて声を一瞬で聞くことができるわけですね。
普通は避ける有料広告ですらクリックされるってことは収益化の可能性が高いです。
ということはまずは先に売れそうな市場をPPCアフィリエイトでパパッと探して、あとはそれをテーマにどんどん記事を入れて資産型サイトアフィリエイトにして行くという戦法はありだと思いますよ?
もちろん集まったキーワードに関して答えがきちんと書けるという前提での調査ですよ?
- PPC部分一致で実際にアクセスが来るかチェック
- 実際にアクセスからのクリック率や滞在時間をチェック
ブログで安定して稼ぐコツは『偶然を必然に変えること』です。
もし、赤字が出てもPPCで商品が売れたのならば、今度はそのキーワードで検索結果1位を目指してサイトアフィリエイトにしていけば良いだけです。
これも一つの手段だと思います。
資産はブログだけじゃない!リストやコミュニティーまで考えよう
次にお伝えしたいのがアクセスそのものをメルマガリストという資産に変えていくという考え方です。これが一番安定すると思います。
サイトが飛んだらすべて終わり、次の日からどう生きていけばいいのかわからない・・・。そういうものを高確率で防げます。
これが次世代のアフィリエイトのやり方だと思ってます。
これは情報商材だけに限りません。
サプリ・美容品・健康食品などはサンプル資料請求でアフィリエイト報酬が発生したり、初回購入金額が980円なのにアフィリエイト報酬が5000円のような商品は多々あります。
なぜASPが商品以上の値段を払えるのか?初回の資料請求・サンプル請求だけで数千円も払ってくれるのか?
これはLTVという考え方なんです。
例え初回赤字になったとしても、その後も商品気に入って継続してもらえば最終的な利幅は大きくなる。それを計算して高額なアフィリエイト報酬を支払っているのです。
まとめ:
こう考えてみると意外と資産型ブログと不動産って共通するものがありませんか?
場所=キーワードに自分なりの城を建てて、そこに住民=読者に住んでもらってサービスを展開する。その売り上げは家賃じゃなくてPV報酬や広告収入になるわけですね!
住み良い環境を提供すれば住民の満足度もあがりますし、シムシティ―じゃないですがシミュレーションゲームのような要素も兼ねています。
本当の不動産に比べると初期コストはが低めになるのもメリットですね!というわけで自分なりの資産型ブログ作成にチャレンジしてはどうでしょう?
今回の記事で分からないものは質問どうぞ!少しずつ頑張ろう!!