「あれ?自分のブログタイトルを調べても全然グーグルに表示されないぞ?」
「あれれ?記事タイトルをコピペして貼り付けても別の記事がでちゃうんだけど・?」
頑張って20記事30記事書いているのに一向にインデックスすらされない・・・。
という質問が出たのでこの機会に「どうやったら自分のブログが検索エンジンに引っかかるのか?」インデックスの仕組みを図解しようと思います。
- 記事を書き続ければいつかはグーグルに表示される
- 記事数さえ増やせばだんだん順位が上がってくる
- ワードプレスで100記事書いて放置しておけば大丈夫
・・・こんな危険な考えは持っていないですよね?(-_-;)
スマホの登場で、今や情報量は数百倍になっています。
毎日何百と更新されるブログの全部を検索エンジンに登録していたらいくらお金があるグーグルでも破産してしまいますよ?
きちんと価値のあるブログを作らなければ全然検索には引っかからないのです。
ブログがインデックスされないのはどうして?
そう言えば、みなさんが使っているブログ・・・本来の意味はLIFE LOGで日常の記録って意味ですが・・。
「(Web(ウェブ))」と「log(ログ)」ってどういう意味なのか考えたことありますか?
ウェブというのは文字通り蜘蛛の糸です。
世界中に散らばり続ける情報を糸と糸、つまりリンクでつなげたのがグーグルのすごいところ。
世の中に出続ける情報をきちんと整理整頓して、序列をつけるためにグーグルスパイダーというロボットを開発し、常に検索者にとって有意義であるように情報をランキング付けしているんですね。
だから、この蜘蛛をみなさんのブログに呼ばないとダメ。
何も考えずにブログで記事を書いて、放置するってことは蜘蛛の巣の網目の外にモノを置くって感じで、網をすり抜けて下に落ちてしまう。
この状態を「検索エンジンに引っかからない」とか「インデックスされない」と表現するんです。
詳しくは公式のグーグルのクロールとインデックスの登録をみましょう。このページから見れば日本語訳で閲覧が可能です。一度も見てない人はぜひ!!
簡単に説明しますとこんな感じ。
- ブログにGoogleロボットに新しい記事世の中に出回ったと知らせる=Google登録
- あなたの記事の全てと、同じキーワードで書かれた世の中全ての記事をチェック=クロール
- あなたの記事も含め世の中の全ての記事と比べて順位を決定する=インデックス
こんな感じです。
この状態の途中であるんですね。
クロールされているだけだから
Googleのロボットがあなたの新規記事にやってきたとしても、必ずインデックス=順位が付くわけではありません。この状態とクロール済みインデックス未登録と言います。
単にロボットが見て記事を発見しましたよ?という状態なんですね。でも順位をつけるにはもう少し時間がかけて審査したいと思っているわけです。
その期間が長いと全然順位がつかない・・なんて悩むことになります。
なぜ順位が付かないのか?ということをお話しします。
すでに同じような記事内容がウェブ上に多すぎるから
まあとにかくブログサロンが乱立してましたし、自粛で在宅ワークが増えたことから新規参入者がふえているです。で、世の中に散らばるブログ論を読んで、その通りに見よう見まねで記事を書く。
世のなかそんな人ばかりです。
=似たようなキーワードで書かれた記事がすでに世の中に大量に出回っているため、順位をつけなおすまでに時間がかかるからです。
で、最終的にこれは順位をつけても意味ないや・・。となるとインデックスされないんですね。
インデックスされるために必要な情報量を満たしていないから
これがいわゆる専門性といわれるやつで、ブログの記事のトータル数が必要とされてる情報に満たないというケースがあります。例えばパソコン修理というキーワードでインデックスさせるためには1記事だけ詳しく書けばいいというわけではないです。
キーボードの破損や液晶割れ、水没対策やバッテリー交換などの関連記事を書くことによってようやく、そのブログがちゃんとパソコン修理の記事を書いているんだとグーグルに分かるわけでね!
被リンクが不足しているから
おない意味でグーグルロボットがやってくる通り道である「外部リンク」の数が足りていないというのがあげられます。
1度クローラーが来ても記事数が少なく、インデックスされている全体の記事数が少ししかない場合は、次にクローラーが来るのが1か月後なんてことはあり得ます。
NOTEやアメブロを使ったことがある人は凄い速さで記事にアクセスがあると思いますが、大手のブログサービスは沢山のブロガーさんが記事を投稿しています。
その結果沢山の網目がはられており、グーグルロボットが常に回っている状態だからです。
私たちは巨大なブログの1部として自分の記事が投稿されるからあんなにインデックスが早いんですよ!
単にグーグルのアップデート中だから
後は度重なるグーグルのアップデート中には非常にインデックスが遅いことがあります。公式では言いませんけど10年やっていればかなり実感します。
グーグルが検索エンジンのルールを変えて、検索結果を並び替えている最中に新しい記事をウェブ上に入れるわけですから変化の渦に巻き込まれます。
一応グーグル公式でもアップデートの予告とその期間は報告してくれるのですが、内情は分かりません。「大きなコアアップデートが始まるよ?」って告知されている時はインデックスに何かしらの変化が出ます。
アドセンスの通過の時期が遅れたりと結構やきもきする時間ですね!
ブログの読み込み時間が遅すぎるから
例えば、あなたのブログがすごく重たくて、読み込みに時間がかかるとしましょう。
大きな画像がたくさんあったり、重いプラグインを使いすぎていたりすると、クローラーくんは「うーん、ちょっと時間かかりすぎるなぁ」って思っちゃうんです。そうすると、せっかくの訪問チャンスを逃してしまうことも。
また、サイトの構造が複雑すぎると、クローラーくんが迷子になっちゃうこともあります。
例えば、トップページから記事ページまでのリンクが複雑すぎると、「あれ?どこに行けばいいんだろう?」って混乱しちゃうんですね。
- カテゴリは3階層まで
- ページ表示速度は3秒まで
- 3クリック以内に目的の場所に行けるように
いわゆる3秒ルールみたいなのを破っていることも考えられます。
ブログをグーグルにインデックスさせる方法は?
- すでに糸が張り巡らされている部分(蜘蛛が餌(情報)を捕まえに来る部分に)に自分の情報を置く
- 遠いところに自分の情報を置いて、蜘蛛にPRして糸を張ってもらう。
ですね?
この二つがあるんですが、すでに蜘蛛の巣がめいいっぱい貼られているところだともう新しい糸=あなたの情報を張るすき間がない。
かと言って、遠くに情報を出すと蜘蛛がなかなか来てくれないというジレンマに陥るのです。
ココを切り抜けるのがSEO対策ってことなのですが・・・。
今すぐブログを検索エンジンに引っ掛けて登録してもらうためにできる3つの事を解説しますね?
- サーチコンソールのインデックスPRをする
- 被リンクの貼られた別の媒体からクローラーを呼び込む
- SNSで自分のブログを告知する
この辺りは初心者でもすぐにできるかと思います。
site:検索でインデックス登録状況を確認する
まず最初に試してほしいのが、「site:検索」という方法です。これ、実はすごく簡単なんです。Googleの検索窓に「site:あなたのブログのURL」と入力するだけ。例えば、「site:example.com」みたいな感じですね。
これをやると、Googleがあなたのブログのどのページをインデックスしているか、一目で分かるんです。もし結果が出てこなかったら…ごめんなさい、まだインデックスされていない可能性が高いです。
SEOチェキを使っても結構サイトのインデクス情報分かりますよ。
Googleサーチコンソールに登録してスパイダーを呼び込む
ここで一番分かりやすいのが蜘蛛の親玉である、サーチコンソールに登録して、「新しく記事を書いたよ?」ってPRすることですね。
昔は「フェッチ」って呼んでいたのですが、今はURL審査と呼びます。
で、「検索エンジンに登録してくださいな?」ってお願いをすると「後でスパイダーが行くね?」と一応応じてくれます。
- 新しく公開した重要なページを優先する
- サイトの構造上、重要な位置にあるページを選ぶ
- 高品質なコンテンツが含まれているページを選ぶ
でも、実際すぐに来てくれない場合もあるんです。
なぜなら世の中にあがってくる情報が多く、蜘蛛さんが忙しいから。
特にアフィリエイトで稼げるジャンルの記事なんて毎日ものすごい勢いで更新されているんです。
しかもすぐにリライトする人もいるし、自動AI書記ツールを使って記事を膨大に送り込もうとする人もいる。
だから蜘蛛(グーグルスパイダー)も新規記事をうけつける余裕がないんですね・・・。
外部サイトから自分のブログにスパイダーを呼び込む
続いてその2なのですが、すでに蜘蛛の巣が密に張り巡らされた場所を使うという手段があります。
無料ブログなどは分かりやすいですが何万の人が使っており、情報が目まぐるしく変わるので、蜘蛛の動きも活発なんです。
そこに記事を出しておくことで、検索エンジンにすばやく引っ掛けてもらうんです。
- 利用者の多い無料ブログ
- ブログランキング
- 他人のコメント
- 掲示板
こういうものを利用して外からスパイダーを呼び込む。で、私のおすすめはアメブロなんです。ここを使うと抜群にインデックスが早いし、上位表示もしやすい。
内部リンクを見直す
内部リンク、聞いたことありますか?簡単に言うと、自分のブログ内の他のページにリンクを貼ることなんです。これ、実はすごく大事なんですよ。
なぜかって?まず、読者にとっては、関連する情報を簡単に見つけられるからです。「あ、このトピックについてもっと詳しく知りたいな」と思ったら、すぐに別のページに飛べるわけです。便利ですよね。
そして、Googleにとっても、内部リンクは重要な意味を持ちます。内部リンクを通じて、Googleはあなたのブログの構造を理解し、各ページの重要性を判断するんです。
- 関連性の高い記事同士をリンクする
- アンカーテキスト(リンクの文字列)を工夫する
- 階層構造を意識してリンクを貼る
例えば、料理ブログなら「和食レシピ」という記事から「だしの取り方」という記事にリンクを貼るのは自然ですよね?
このように、読者の興味の流れを意識しながらリンクを貼っていくんです。
アンカーテキストは、できるだけ具体的な方がいいです。「こちら」とか「詳しくはこちら」じゃなくて、「だしの基本的な取り方」とか「出汁の種類と使い分け」みたいな感じです。
これなら、リンク先の内容がはっきり分かりますよね。
トップページの上位近くに重要な記事を入れる
階層構造を意識するって、どういうこと?簡単に言うと、重要なページほど、トップページから近い位置にあるようにするということです。
代表的なのがトップページのグローバルメニューです。ここは読み込み早いはず!
インデックスを早めたいカテゴリーページは直接トップページからリンクを貼り、他のカテゴリはサイドバーにいれておく。
こうすることで、Googleにも、読者にも、あなたのブログの構造がはっきり伝わるんです。「なるほど、このブログはこんな感じで情報が整理されてるんだな」って。
内部リンクを改善すると、こんなメリットがありますよ
- ページの回遊率が上がる
- 滞在時間が長くなる
- Googleのクローラーがページを見つけやすくなる
どれも、インデックス率を上げることにつながるんです。
でも、注意点もあります。リンクを貼りすぎると、かえって読みにくくなっちゃいますからね。自然な流れの中で、適度にリンクを貼ることを心がけましょう。
なぜかというとグーグルは結論を急ぐ=検索結果の表示を最速かつ満足度を上げるために進化しており、内部リンクでつなげるってことは「じゃあ最初からその繋げたページ=結論を表示させた方が早いかも!?」って思うからです。
サイトマップを生成してサーチコンソールにしておく
後は定番のサイトマップですね。feedもついでにサーチコンソールに登録しておきましょう。
正直多少の効果がある程度だと思います。放置しておいてもインデックスされますから・・・。サーチコンソールのところにサイトマップを入れてください。
ワードプレスの場合はほとんど「/sitemaps.xml」「feed」って打てば登録してくれます。
アフィリエイターがよく使うシリウスの場合は「sitemaps.html」ですね。
ping送信をして促進のためのプラグインを入れておく
後はこれまた多少効果があるていどですが・・pingの最新版を探してきて後はプラグインを入れて有効化しておきましょう。有名どころはwebsubです。
これはグーグルも含めてweb更新を知らせるシステムですが、一番大きくかかわるのがブログランキングに新着記事を知らせること役割です。
既にブログランキングには大量の記事が集まっており、グーグルロボットも常に巡回しているのでインデックス促進が早まるかも・・。って感じです。
それよりもアフィリエイターとしてはランキング上位からの流入の方が重要。ただ弱いうちに露出を増やす=ライバルにキーワード抜かれるよ?ってこともあります。
記事を最新日にして投稿する
これはグーグルが記事の新しさを指標にしているためです。SEOは記事を書いたら即座に1位になるわけではないです。情報の正確性を規するためクロール→インデックスに時間をかけます。
一方それって最新の情報をいち早く知りたいというニーズと反しますよね?
だから記事が修正されているのをちょっとだけ優遇みたいな変なことがたまにおきます。
- 投稿日のリセット
- 別のURLにして記事をそのままコピペして貼る
この2つの順番っすね。検証には2週間ぐらい使ってください。
見出しやタイトルの微調整をし写真を入れて再投稿する
後はその―ワードに必要な見出しや、補足画像がたりていないってこともあるので、上位を少し参考にしながら自分の記事内に足りない見出し=目次項目を追記して、文章をいれます。
さらに見出し内にその内容を補足できるような写真や図解なんかを入れておけば完璧です。はじめのうちって記事数を増やすことばかり考えてアイキャッチしか入れていな人も一定数いますが、その見出し内の記事がスルーされているケースがあるんです。
記事を別カテゴリに移動してみる
初めのうちってサイト設計とかよくわからないから、無意味にカテゴリ数を増やしている人もいますよね?
カテゴリ分けしているはずなのに、その中に全然記事が入っていないって場合はそのカテゴリがグーグルから低評価を受けている可能性があります。
記事数が多いカテゴリの中に入れてしまうとか、反対にカテゴリ名と関係ない記事がぐちゃぐちゃに詰まっていたら、新しくカテゴリ分けして記事を入れて整理整頓するというのもインデックスを早める一つの手です。
ブログの品質を改善してインデックス率を上げる方法
さて、ここからは楽しい話題です。あなたのブログをもっと魅力的にして、Googleにも、読者にも「このブログ、すごくいいね!」って思ってもらう方法を探っていきましょう。難しそうに聞こえるかもしれませんが、コツさえつかめば、誰でもできるんです。一緒に、ステップアップしていきましょう!
SNSからスパイダーを呼び込むとインデックススピードが速まる
続いてSNSですね。これもリンクで情報がつながっている状態です。フォロワーとフォロワーはリンクを通じて情報をやり取りしているんです。そこに自分のブログを置いておく。
- YouTube
- Tik Tok
使えるものは全て使ってそとからロボットを連れてきます。細かいテクニックはありますが私のアカウント真似しても良いですよ?
既にリンクが貼られた中古ドメインを買うという裏技もある
後は裏技としてアフィリエイターが多く使う中古ドメインです。SNS見るとみんな騒いでいますよね?
これは食べログとかホットペッパーに登録されていたお店のドメインを買い取ってそこに自分の記事を出していくという戦法。
これも情報が多い食べログとかホットペッパーからGoogleスパイダーががやってくるので、登録されやすい。
それを逆利用して記事数の少ないペラサイトや最新のトレンド記事に利用するんです。ただしこれが結構高い。
強引に記事をインデックスをさせるツールもある
専門的に知りたい人はやってみても良いです。
海外版ですが日本語訳で見れます。「Indexing API」というグーグルが公式で発表しているものを使うということで、本来ブログのインデックスというわけじゃないのでやってみる価値はあります。
ワードプレスの場合はプラグイン変更でもインデックス効果が早まる
Rank Mathというプラグインですが、設定をみていて頭が痛くなる人はやめましょう(笑)
- サイトマップ
- PING設定
- ブログランキング
この辺りだけでも十分効果あると思うので・・。実はプラグインの導入よりも記事の改善策の方が重要であるケースが多いので続けます。
焦って関連度の低いキーワードで記事を書くとインデックスされにくくなる
で、ここまでは検索エンジンに引っ掛けるための王道なやり方なんですけど、インデックスされてもすぐに順位が下がる人もいます。
そもそもスパイダーが来ても「餌がまずい・・」と思われたらダメなんです。
糸(リンク)を貼ってつないでくれない。
このエサに当たるのがみなさんの記事コンテンツです。ここがしっかりないとダメ。
Googleスパイダー(蜘蛛)は美食家でして・・・・。一度食べた味を結構覚えてしまう・・・。そして飽きっぽい。
きちんとした情報をまとめて巣を張って、おいしい餌を常に用意しておかないと全然移動してきてくれないです・・・・・。
みなさんのブログで言うならば
- きちんとしたカテゴリ分け
- 見出しタグの配列
- キーワードに対する適切な記事内容
- 表現における最新の創意工夫
こういうのがそろってない来てくれないんです。そういうのもしっかりしましょう?ってことです。
だから基本的にはきちんとした記事をたくさん書いて、さらにサーチコンソールに登録してPRするというのが順当ですね。
今十分に情報があるのであれば蜘蛛はお腹いっぱい。網を張るすき間もありません。
そのためにはリサーチが重要ですよ?ホントそれだから。
ただ、初めから全てがうまくいく必要はありません。失敗しても良いんです。
アフィリエイトは失敗コストが極めて低い。
記事タイトルだけ気を付けて一生懸命書いたのなら後は放置しておくというのも一つの手です。
あれこれ迷うよりも新しい記事=餌をまいておいた方が、美食家のグーグルスパイダーも興味をもってくれるかもしれませんよ?
というわけで、検索エンジンのちょっとしたお話でした!!
今回の記事で分からないものは質問どうぞ!少しずつ頑張ろう!!