今回の質問はアフィリエイトサイトの全体的な規模についてです。ネットで調べていると初心者はグダグダい言わずにまずは100記事書け!という意見と、記事数と売り上げは比例しないという記述を見ると思います。
他にもアフィリエイトの高額塾や月に7桁8桁をたたき出している人の情報を漁ると、どうやら小規模なペラサイトやミニサイトを量産しているように見えるんですよね?
他にもトレンドアフィリエイターの記事を見ると意見がバラバラ。
- 「300記事からドメインパワーが強くなって・・・。」
- 「やっぱり大規模なサイトがSEOに強い・・・」
- 「結局記事数は関係ないかった・・・」
なんて感じで困惑するはず。
そもそも考え方も手法も違うのにそれを一緒にして記事数やサイト規模に落とし込んではいけません。
そこで今回は私の分かる範囲でサイト規模の目安と事前の設計方法について解説してみたいと思います。
小規模サイトの記事数と構築にかかる期間について
まずはサイトの規模ですが、これは関連キーワードの数で決めると良いのではないかと思います。
- 関連キーワードが10程度・・・1~5記事のペラサイト
- 関連キーワードが2~50以下・・・・10~30記事ぐらいのミニサイト
- 関連キーワードが150以上・・・100記事以上の中規模~大規模サイト
・・・・あくまで私の基準ですよ?では具体的に解説していきますね?
小規模アフィリエイトサイトの作り方
ではさっそく行きましょう!「ミニサイト」と「ペラサイト」といわれる小規模サイトについてですね。これは関連キーワードの数が10くらいの時に設計するとベストだと思います。
今回は「一輪車」をテーマにサイトを作る例で解説します。
私がよく使うのはカテゴリ分けツールと、関連記事表示ツールです。
どちらも有名です。ここで1キーワードにおける関連語をまずは視覚的に理解します。
- 一輪車+アイドリング+コツ
- 一輪車+バック+コツ
- 一輪車+スピンコツ
こんな感じで関連キーワードが10個ぐらいです。こういうのはミニサイトに向いてますね。
「今回の検索意図は一輪車をかっこよく乗りこなしたい・ケガしないように安全に成功させたい」という欲求があるようなので、そこに合わせて記事を書いていきます。
ここで問題になってくるのが記事をどこまで細分化して書くのか?ということです。
最近のグーグルアップデートは検索意図の統一化を図っているので「同じ検索意図」の記事を複数作ってしまうと順位が下げられてしまいます。
カニバるなんて業界用語で言われてるやつです。
そこでグーグル対策として以下のパターンが考えられます。
テーマを大きめに取って「一輪車+コツ」という検索ボリュームのゾーンで1位を狙う場合はこのような記事設計になります。
ココでの検索意図は「一輪車をカッコよく乗りこなしたい・安全に事故なく・スムーズに乗りたい」ってことです。
でも、ちょっと調べてみると一輪車はバックと言っても「バックターン」「バック八の字」など細かい技があるようですよ?
こうなるともしかしたらもう少し細分化して書いてあげた方が良いですよね?
この場合は検索意図が少し変わります。
「①カッコよく乗りこなしたい+②様々な技を知りたい」という要素が加わるので
別記事に分けて、そちらのニーズにもこたえてあげた方が読者にやさしい作りになるかもしれないです。
この辺は上位サイト・類似サイトを見ながら決定していきます。
こうやってもう一記事増やす。
こんなかんじかな? 見出しないに入れる内容では不十分。きちんと書いたら2000文字を超えてしまうと判断したらもう一記事増やしましょう。
関連キーワードが10ない場合はまずは1記事のペラサイトにしてみる
で、次にペラサイトですがカテゴリ分けツールで出てきたのが、一輪車と並んでセグウェイです。
・・・・こんなやつですけど。でもこれって一輪車ほどアクロバティックな技ないですよね?だから乗りこなすコツでそんなに5記事も10記事も書けないです。
そういうのは5記事ぐらいのペラサイトでも十分上位とれると思います。
つまり1つのキーワードに対して10~20ぐらいの解決法があるものはミニサイト。
5個ぐらいならばペラサイトでも良いのかなって感じです。
関連語がなくても類似記事から予測して見出しは増やしておく
・・・ただしこうやって関連記事が少ない場合でも、見出しはこれだけはなく類似の「一輪車」のものを使わないと上位表示できない場合があります。
こういうのは上位サイトを調べたり、実際に自分で体験しないと読者がどんなことが知りたいかが分からず見出しが決められません。
だからこそリアルな体験って重要なわけです。
中規模サイトは2語の関連語を全て網羅して作る
一方2語、3語でキーワードを決めたら関連記事がずらりと数十個並ぶようなキーワードは中規模になります。
今回はシンプルな一輪車だからミニサイトにできましたが、これがロードバイクだったら関連記事の数が違ってきます。
これらをどの角度からまとめるかはサイ設計とも関連します。
。
これくらいだったら50記事で行けるかな・・・。というイメージですが、キーワードにおける解決策=検索意図を満たすためには、各キーワードに関しての知識が必須になっており、抽象度が上がり、解決策が複雑になればなるほど記事数は増えていきます。
大規模サイトは1語の関連語を全て網羅して作る
さらに大規模サイトとなったら1語のキーワードを入れて関連語を全て書くつもりで作り込まなければなりません。
ロードバイクの乗り方のコツで1位を狙うのではなく「ロードバイク」単体で1位を狙うなら全キーワードを網羅する気持ちがないと無理だと思います。
こういう単体1位のキーワードは1000を余裕で超えるので、個人アフィリエイターやブロガーには向いていないと思いますよ?
複数ライターを雇って会社規模で1日数十記事投稿してさらに、下がった記事をリライトするチームまで編成しないと難しいです。
検索意図の変化でキーワードも増減し、サイト規模も変化する
日本人ってかなりマニアックで細かい民族です。
ちょっとでも流行りが起きるとそれを細かく細かく分けて細分化していくのが得意です。
「もうそこまでこだわらなくて良いんじゃないか?」と思えるほど分類するのが好きですよね?
先ほどのセグウェイにしても時代が進んで新しいマシーンに変化したら、それに合わせて乗り方のコツも変わるし、新しい技が生まれるかもしれない。
時代に合わせてキーワードと解決策=検索意図が増減していくのです。
- 「進化して子供が乗れるようになったら?」
- 「もっとスピードが出るようになったら?」
- 「もしかして空中が飛べるようになったら?(笑)」
当然、関連キーワードは増えていきますよね?
アフィリエイトだって新しいSNSやツールが登城するたびに「楽に稼げる方法」って変わってきますよね?
ワードプレスが一般化して、関連キーワードが増えたように、サイト設計も記事設計もというのはあくまで市場に合わせて変化する前提で私はやっているし、指導しています。
育児方法に関するネタや世間の認識なんて10年違えば大違いです。だからサイトも時代に合わせて進化させる必要がある。
結論が決まっているキーワードはページ数ではなく被リンクが超重要
後はもう一つ加えたいのは被リンクですね。
例えば高額な脱毛サロンは典型ですが、結局どこの会社も同じような機械を使って「毛を綺麗に抜く」というゴールに合わせてサービスを展開しています。
実際に商品やサービスそのもがシンプルで差別化できるポイントは少ないケース。
そういうサイトってやっぱりサービス内容の徹底比較や口コミだけでは上位表示できないです。
それよりも、そのサイトが信頼できる証としてリンクが重要視されます。
でもあからさまなアフィリエイトサイトにリンクを貼ろうと思う一般ブロガーはいない。
ではどうするか?ってところで悩むでしょ?
ここもアフィリエイターの腕の見せ所(笑)
まだまだ自作自演の被リンク対策がある程度以上に効果があると思っています。
設計が苦手な人はコンセプトを軸に個人ブランディングをしていこう!
で、ここまでは周到なリサーチと計画を元に「いわゆるアフィリエイトサイト」を作っていく場合の話です。
でもなかなかアフィリエイト超初心者はこの領域までいかない。
調べているうちにつかれてしまったり、ライバルの多さに怖気づいたり、考えすぎた結果、結局めんどくさくなってやめてしまう人が多いのが実情です。
しかも一生懸命書いてもグーグルのジャンルペナルティが来たら一気に順位を落とされるのが今年の状況。
そうなるのだったらコンセプトを先に作って後は個人ブランディングをしながら稼ぐためのブログを作っても良いと思うようになりました。
・・・やっぱりネットで目立つは正義なんです。
自分を目立たせても良いし、自分が作ったキャラを目立たせても良いですが、「覚えてもらえるアフィリサイト」だったら最高ですよね?
そのためにはやっぱりサイトへの接触回数が重要で、接触回数を上げるためにはSNSやメルマガを通じての交流が必要不可欠だと思います。
まだ、メルマガやっていない方は無料でもできるので早めにスキルを身につけましょう!
今なら無料のメルマガ講義で学べますよ!
今回の記事で分からないものは質問どうぞ!少しずつ頑張ろう!!