TPPに盛り込む法案の中に、知的財産権の強化という項目が入っているのをみなさんはご存知でしょうか?
芸能ニュースにアドセンスを加えれば楽々稼げますよ!という手法が流行っているのでここでは警告とアカウント停止を回避する方法について言及し、折角のビジネスチャンスを棒に振らないようにアドバイスを書きたいと思います。
多分楽に稼げるというふれこみでツイッターをはじめ、ブログ自動登録系、自動投稿系ツールからトレンドサイトに誘導してアドセンスをクリックさせるという手法に初めのうち、グーグルはお咎めなしで放置してくれることもあると思います。
しかしいろいろなトレンド系のブログ(ほとんどがワードプレスですね!)を見ていると、どれもが明らかに著作権の侵害。肖像権の侵害でアカウント削除のリスクをはらんでいるのです。
アドセンスは一度アカウントを消されると、自分の名前でもう一度登録するのは至難の業です!
「いやいや大丈夫。停止なら弟や妹、親からアカウントを借りればOK!」
なんて単純な言い訳はやめましょう。
アフィリエイトというビジネスは会社の「副業禁止項目」に当たる場合も多く、家族名義などで新しくアカウントを再発行することもできますが・・・リスクは大きいです。
「確定申告時」に「家族が勝手に稼いだ=申告ナシで脱税した」ということで罰則の対象になることも知らなくてはいけません
トレンドアフィリエイトで画像の無断使用で訴えられるケース
基本的に著作権というのは自己申告制ですよね?複数サイトの記事や写真をまとめて少しずつ貼ったのだから特定の人の権利を侵害しているわけではないと高をくくっていると大変です。
別角度から怖いメールが届きますよ?
とにかく警察が厳しく取り締まる以下の画像は注意しましょう。
- 未成年の写真は全部危険
- アニメ・映画大手事務所の写真画像
- ディズニーなどのキャラクター利権が発生する画像
- 芸能人の名前もダメ
一番危険なのは未成年の芸能人写真と名前の無断使用
芸能人の写真を過剰に流用して、事実を捻じ曲げるトレンドアフィリエイト。確かに気を惹きますしアクセスが爆発的に集まるという構造も良く理解できます!
フライデーを始め週刊誌の記事自体が眉唾ものなので、どこまでが正しいのかわかりませんが、でもそこに「アドセンス」を貼るのはかなり危ない。
危険な懸けだと言わざるを得ません。
もちろん芸能人はメディアに露出することにより認知度を高め、「どんな手段を使っても人気者でありたい!」という人がいるのは確かです。
週刊誌への逆リークなどは典型的で、だからこそ無断転用にペナルティーが課されないという理屈もありです。
しかし、これを拡大解釈して「未成年者」に使うのだけはやめてください。グーグルの罰則規定に触れる可能性が高いです。最低でも成人にしましょう!!
次に記事の内容ですが、ファンからの逆鱗に触れると「アドセンスの方に連絡が行く」可能性もあるので注意です。爆発的にアクセスを集める=注目されるのですから、当然アンチが生まれる可能性もあるのです。
全然違う内容で「好きな芸能人がけなされていたら???」みなさんも良い気持ちが起こらないですよね!
アニメや大手事務所の芸能写真も著作権違反のリスクが高い
結構漫画やアニメをブログに貼りまくって収益化しようとしているトレンドブログありますね?
でも大手の芸能事務所、ディズニー、映画やドラマ著作権を気にする事務所の無断盗用はやめましょう。
すでにディズニーは商用目的での動画撮影とアップロードを禁止する方向性でうごいており、ニュースになりましたよ?
本当にアニメ系は注意しましょう。
アカウント停止では済まなくなります。あくまで親告罪ですが、証拠を取られたら抜け道はありません。関連サイトもまとめて訴えられてとんどもないことになりますよ?
トレンドアフィリは画像引用でも著作権違反を引き起こす
じゃあ、引用ならいいんじゃね?っておもうかもしれません。
Twitter・インスタ・ティックトックにYouTube動画。まずは他人に責任が行くから逃れられるのではないかと思われるかもしれませんが、今やリツイートでさえ著作権違反が問われている時代です。
元ネタが違反ならダメなんです!
トレンドアフィリでネガティブ訴求をしている場合は、本当に注意して下さい。画像を引用しようが何だろうが一発アウトの可能性は高いです。
特にブログへの通知を切っている場合は終わってます。数回の警告を見逃して取り返しがつかなくなるまで放置してしまうからです。
アフィリエイトでは芸能人の名前を禁止するASPも急増中
アフィリエイト業界でもコンプライアンスが厳しくなっていまして、楽天をはじめ大手のASPでも芸能人の名前を勝手に出して○○さんが使っていたというのはNGというところがあります。
- 過去に問題を起こした芸能人
- 広告とのスポンサー契約が終わった芸能人
- 芸能人名メインでの集客と収益化
専属の手数料を払っていた場合などは勝手に名前を使ったり、その芸能人が商品を持っている画像キャプチャを貼るとASPから一方的な提携解除を食らいます。
芸能人名+商品名などのキーワードに関しては「インフルエンサー」の立場からすると嬉しい面もあるんですが、いざって時があるんですよ。
とにかく芸能人名で集客したりセールスしたりするときイメージを損なうような内容にしないこと!!
気を付けてください。
トレンドアフィリで著作権違反をせずに使える画像は?
では、上記のような危険を回避、グーグルにも怒られない方法とは何でしょうか?それは既に商品として登録されている画像を使うということです。
典型的なのがアマゾンや楽天の写真集の写真です。
例えばこちらのサイトではアマゾンや楽天に紹介されていたアニメや芸能人の写真を大きく使うことが可能。もともとネット販売用に作られているのですから、ここの写真は使っても問題はありません。
また例えば芸能人が多いアメブロには写真画像付きの記事がありますので、こちらの方に最終的に飛ばすという記事の書き方なら問題はないでしょう。
その際写真の転記はご本人の了解が無ければやめておいた方が無難。
トレンドアフィリエイトというのは楽に稼げる分、ちゃんとした知識を持つことが前提ですね!
参考写真はAIで作った方がいい
映画やドラマのトレンドアフィリエイトでどうしても使いたい場合は似た画像をAIで作ってしまうって手もあります。
キャプションで「イメージ図」って入れておく。ドラマの公式ページがあるのでそこにリンクを貼って本物の写真を見たい人は公式で閲覧できるような配慮も必要です。
トレンドアフィリエイトのリスク分散を考えることも重要です
ビジネスでは万が一の場合のリスク対応、リスク分散という考えを常に持つべきですね!アドセンスがなくなった瞬間に破産というのでは笑えません。脱サラして自由になった!
というのは本当に素敵なことだとは思いますが、つねに危機意識を忘れないようにしたいものです。そこでアドセンスブログを利用してさらに別の導線につなげる方法を紹介して今回の記事の締めくくりにしたいと思います。
多分アドセンスで稼げている方はある程度キーワードのセンスがあり、アクセスを集める能力がある人だと思います!だったらそのスキルを活かして同時にサイトアフィリ、メルマガアフィリまで視野に入れて行きましょう。
やり方としてはトレンド系のサイトにもしっかりアクセス解析を入れておき、集まってきたアクセスキーワードを自分で分類していくと良いと思います。芸能人の暴露ネタなどが知りたい人が実はどんな欲求に基づいているのか?
それを見極めていくのです。これを情報統合力とか帰納力と呼びますが、それができればアクセスのあるサイトアフィリエイトを作ることが可能です。
もう一つおすすめなのがメルマガとの組み合わせです。こちらの場合ちょっとしたテクニックが必要だし、初心者向きではないと思いますが、アクセスを集めてそこから別のところに流す仕組みは「新世界アフィリエイト」で学べます。
もしもの場合に備えて多角的な経営視点を持っておけば、アカウント削除におびえることはないと思います。
今回の記事で分からないものは質問どうぞ!少しずつ頑張ろう!!