YouTube動画の中でも主婦に人気なのが子供向けの番組作成をして収益化する方法です。実際子育てしてみればわかりますが、あまりにも忙しく、悪いと思ってもスマホ育児をしてしまいがち。
子供は気に入った動画を繰り返し何度も見るので、意外と稼げるのでは?なんて思うと大間違いで、ブログ同様に稼げるジャンルではありません。
そこで実際に子供向け動画にチャレンジして盛大に失敗したママさんの声をお届けします!
子供向けYouTube動画は全く稼げなかった
私は関東に住む20代の専業主婦です。子育て中なので、勤めてはいませんが家事や育児に全力を尽くして今更。
そんな私の趣味はゲームをプレイしたり、幼児用玩具を集める事です。
ゲームは子育て中の私にとってストレス発散になりますし、玩具の収集は息子とのコミュニケーションの幅が広がるので積極的に行なっています。
YouTubeで稼げた金額は0円でした。活動していたジャンルはキッズ向けの動画を多く上げていました。
おもちゃの紹介をしたり、おもちゃを使って遊んでいる動画をUPしたりしていましたが、上手く軌道に乗せる事が出来ませんでした。
運営期間は半年程度でしたが、半年の間に様々な動画を撮影してUPしました。例えば、おもちゃの紹介動画や遊んでみた動画は類似動画が既に上がっています。
そこでおもちゃの比較動画を上げました。
おもちゃ動画の中で比較動画をUPしている人はあまりいなかったからです。
更に取り扱うおもちゃのジャンルを拡大しました。
動画のバリエーションを増やしたらファンが消えた
それまでは男児用または男女兼用のおもちゃを中心に紹介していましたが、次第に女児用のおもちゃの動画を撮影する事で視聴者数を増やそうと考えていました。
例えば、電車や車のおもちゃだけではなくお世話人形やドールハウスにまで手を出し動画の内容がバリエーション豊富になるように努力しました。
しかし、それでは視聴者数は一時的に増えましたが動画のコンセプトが単にキッズ向けだというだけで特徴や印象が強く残らなかったと反省しています。
様々な試みをした結果、視聴回数は格段に上がりましたがチャンネル登録数は増えないという残念な結果になってしまいました。
何とか続けていましたが、このまま動画を上げ続けても収益が得られる事はないと判断したのでチャンネル毎削除してしまいました。
動画のコンセプトをきちんと決めてからYouTubeを始めれば良かったと思っています。
将来的に息子と一緒にゲームをプレイして遊びたいです
自分なりに子ど向けの動画編集で工夫したこと
子供の顔を出さなくても面白く見てもらえるように工夫していました。例えばぬいぐるみや人形などを利用して、おもちゃを動かしてみました。
子供達に親しみのあるキャラクターの人形を使う事で保護者の関心も引く事が出来ると思ったからです。
また、それだけでは足りない要素が多いと感じたので動画の最後には紹介したおもちゃのメリットやデメリット、そしてどんな人にオススメしたい物かというレビューを加えるようにしました。
遊んだだけでは分からないおもちゃの特徴や動かしにくい部分を最後に説明する事で動画を見ている視聴者に伝わり難い部分がより伝えやすくなると考えたからです。
また、動画の編集の方も工夫を重ねました。
テンポが良い動画の方が見やすいと感じたので、不要な場面は削除していき効果音を要所要所に挿入していく事で動画を飽きさせないような物に仕上げていきました。
それだけでなく、動画内にキラキラやハートのエフェクトを入れるようにしていました。
無編集の動画よりも手が込んでいる動画の方が子供達の興味や関心を引くので、エフェクトや効果音は積極的に入れていきました。
その結果、私の作った動画は子供達を楽しませる要素がたっぷりと詰まっていたと考えます。
子供向けYouTube動画でお手本にしたもの
トイキッズという動画を参考にしました。トイキッズ自体は子供がおもちゃで遊んでいる動画も多くありますが、人形がおもちゃで遊んでいるだけの動画も沢山上がっています。
トイキッズのおもちゃ紹介動画はジャンルに関係なく、子供の好きなおもちゃを惜しみなく使っている点が良いと感じています。
例えば、大人気ヒーローキャラクターとお世話人形がコラボして遊んでいたりドール人形の車にブロック人形が乗ってドライブしていたりといったおもちゃの良さを活かした動画が沢山上げられています。
その結果、子供たちにとってはトイキッズの動画はおもちゃの宝庫のような存在になっているのでとても魅力的に感じます。
また、効果音やエフェクトが絶妙なタイミングで入っているのでテンポも良く見やすい動画が沢山あります。
同じような内容の動画であっても、編集の仕方が変わっているので全く別物の動画に仕上がっています。
そのように子供心を擽る動画が沢山上がっている点がトイキッズの素晴らしい点だと思います。
一方で知育を意識している動画が多い点もトイキッズの特徴です。
おもちゃを使って楽しく色んな色を混ぜたり、数を数えてみたりといった動画は子供の脳にも良いのでとても素晴らしいと感じました。
女児用玩具も沢山使われているのにも関わらず、動画のコンセプトが親子で楽しむといったテーマでハッキリしているのでとても見やすいチャンネルであると考えます。
おもちゃの遊び方や紹介の仕方は沢山参考にさせてもらいました。
キッズ向けYouTube動画のメリットとデメリット・失敗の理由
YouTube運営をやってみて感じたメリットは、2つあります。ひとつは、おもちゃに詳しくなれた事です。
おもちゃに精通すると子供と楽しく室内遊びが出来るので子育てのハードルがとても下がりましたし、子供と共通の話題で楽しめるようになってきました。
なので、外出先がテーマパークばかりであっても十分に楽しめるようになったと考えます。
それはYouTubeを始めたから得られた恩恵だと考えています。もうひとつは、保護者の方から共感のコメントを沢山もらえた事です。
同じ子育て中の方からコメントをもらえると励みになりましたし、動画作成のモチベーションにも繋がりました。
逆にデメリットは一本の動画をUPするのに莫大な時間が必要だという事です。
撮影するにも何度もリテイクを重ねますし、編集作業は丸一日かけて行う事も多かったです。
そのため、家族との時間が中々取れなくなった事がデメリットに感じました。
土日に集中して作業をするようにしていましたが、それでは土日休みが丸々潰れてしまうので辛かったです。
更に反省点はYouTubeを始める前に動画の方向性やコンセプトをきちんと決めておかなかった事です。
最初から沢山のおもちゃを使うのであれば、一番初めの動画からそのようにするべきでした。
また、男児用のおもちゃを中心に決めたのであれば方向性を変えずに動画を上げ続けた方がチャンネルにとっては良かったのではないか、と反省しています。
失敗から学んだYouTube収益化の方法
YouTubeをするのであれば、まず動画のテーマや方向性を決めてから動画を撮影すると良いと思います。今からYouTubeに参入するとなると、似たような動画は既に上がっている可能性が高いです。
なので動画のコンセプトは絶対に途中で変えないほうがチャンネルの価値が上がっていくと思います。
動画が最初から上手くいかないのは当たり前という気持ちを忘れずに、最初に決めた事を全うする力が大切だと感じています。
更に編集はしないよりは、した方が見やすい動画になると思います。編集する事によってテンポの良い動画にする事が出来るからです。
視聴者の時間を拘束しない動画作りが重要だと感じています。
テーマを変えない、そして動画編集に力を入れれば魅力的な動画が沢山出来上がってチャンネルも盛り上がっていくと思います。
そして、私が他にやりたいテーマはイラストのメイキングです。アナログでイラストを幼い頃からずっと描き続けているので、イラストのメイキングに挑戦してみたいと考えました。
独学で習得したノウハウを動画や文字を通して絵をマスターしたいと考えている人に届けたいと考えています。
イラストのメイキングの他にも画材の紹介や比較の動画も作りたいと考えています。
今回の記事で分からないものは質問どうぞ!少しずつ頑張ろう!!