リライトも副業ライターの初心者向けの仕事です。またwebライターと違って、案件も増えているのではじめやすいでしょう。
リライトとは指定された記事を、記事の内容はそのままで、表現や言い回しを書き換える作業です。
これらのリライトされた記事は、バックリンクサイトという、読ませたいメインのサイトに誘導するためにリンクが設定されているサイトの記事に使われる場合と、メインサイトの記事に使われる場合の2つがあります。
リライトの仕事内容と時給について
リライトの仕事は500文字位の元記事を700文字前後に増やして書く記事を、1回に20〜30記事まとめて依頼されます。
なぜならバックリンクサイトやメインサイトで扱われる1テーマ・1カテゴリの記事数の平均が20〜30記事だからです。
例えば「肩こり解消法」というサイトを作るとすると「オフィスでできるストレッチ」や「正しい姿勢」といった項目が20記事位あって組み立てられます。
リライト副業の時給や相場
リライトの副業の時給は実はそれほど高くありません。というのもAIツールが発達したのと、もともとの原文が用意されているので取材などの必要がなく、時間を書かない案件が多いからです。
1文字当たり0.3円~0.5円で短い文章を発注されることが多く、上限は1文字5円程度です。ただこれは一般のリライトの死後であり、SEO対策や記事内容の校閲を含むリライトとなると全く話が違います。
一般のwebライターと同様・修正が出せる人はそれ以上に金額になります。
リライト副業な主な仕事内容
リライトの作業は、元記事の変換が基本になります。そして、不足部分を記述し、元記事より良い内容に変えていく作業です。
元記事の文字数を増やす方法はたくさんあります。
- より丁寧に表現を変える
- 分かりにくい用語に説明を加える
- 自分の感想を加える
リライトは元記事が用意されているので、自分でネタを調べたり、探す必要はなく、類似の言葉を知っていて、さまざまな言い回しを活用できれば誰でもできます。
納期の制限はさほど厳しいわけでもありません。早く仕上げれば単価が上がるとか振込手数料がかからないなどの好遇もあるものの、ほとんどが受注者が見通す納期に同意します。
リライトの副業の受注と納品までの流れ
リライトを最初に受注する場合は、はじめに簡単な審査を受けることがほとんどです。審査は、発注先から送られてきた元記事1〜3記事を、リライトしてテキストファイルにして送り返すと、発注先で行われます。
この際に一緒にリライトのマニュアルも送られてくるので、余程のことでない限りまず大丈夫でしょう。基本は元の文章の文が残っていないことです。
例えばこのような元記事の文があります。
「彼は東北で自営業をしていて、ガラス細工を売っています。」
短い文ですが、リライトしてみます。
「自営業をしている彼が東北で販売しているものは、ガラス細工です。」
いろんな方法がありますが、言葉を入れ替えて、用語も少し変えることで簡単にできます。この要領でリライトをすすめていきます。
大事なことは全体の内容はは変えず、文章が変わっていることです。
1度元記事を読んで内容が分かったところで、自分の言葉で書き起こしてみると自然な文ができあがります。なお、審査に通過し仕事を受注し納品したときに、最初の審査分は報酬額に上乗されることが多いです。
また20〜30記事のセットでなくても単発のリライトもあります。毎日新しく出る企業のプレスリリースの記事をリライトしていくものです。
リライトの副業で大変なところ・デメリット
かなり手堅く稼げるリライトの副業ですが、当然仕事には大変な面があります。これは本当に受注内容次第なのですがいかのようなリスクがあることは知っておいてください
オリジナルとのバランスが取れない
リライトの最大の難関は、原文の意味を保ちながら新しい文章を作成することです。同じフレーズ、同じセンテンスを使わずに、同じ考えを正確に伝えるのは難しいことです。この作業には、かなりの創造力と表現力が必要です。特に専門記事は翻訳の仕事同様内容チェックが重要です。
原文を注意深く読み、分析し、原文と似ていながら異なるアイデアを生み出すことを試みなくてはなりません。
文章スタイルの一貫性を保つ必要がある
リライトの原文はもともとあなたが書いたものではありません。文章には人の癖があります。
文章スタイルが自分の書き方と違うとかなり違和感を感じるはずです。これがリライトを行う際の難しい課題です。勝手に文体を変えていいのか?は依頼主に確認しておきましょう。
特に男女の性別によって言葉遣いが変わる依頼には注意してください。
リライトされた文書でも、原文の文章スタイルを維持するのは意外と大変です。特に原文が複数ある場合は、すべて同じスタイルで一貫して書かなければいけないのさらに難易度が高くなります。
原文の品質が悪いと時間がかかる
リライトを行う上で、原文の質が問題になることがあります。原稿の質が低いと、正確で効果的なリライトを行うために不可欠な、原稿の意味や文脈を正確に理解することが難しくなります。
むしろ0から記事を書き起こしたほうが良いのではないか?と思う案件に当たると大変です。
文脈の理解の必要性がある
リライトする文章の意味や文脈を正確に理解することも難しい問題です。
リライト案件は文章の一部だけを頼まれることがよくあるからです。一部をリライトしために文章全体の統一感がなくなり、再提出ということも考えれます。
単価が高い案件は、細部にまで注意を払い、言語と文章に関する幅広い理解が必要です。文書の全体の文脈を正しく理解するためには、原文を注意深く読み、分析する労力がかかります。
リライトの仕事で高収入を得るコツ
リライトはwebライターと単価が似ていますが、一般的にリライトの方が文字数が多いです。納品する記事が600文字以上で100円〜400円ほどの報酬が相場です。
隙間時間にスマホで稼ぐにはぴったりです。
リライトの仕事は単価が安くて嫌になる人も多いですが、実は高単価のリライター案件をはじめから探した方が稼げるのです。
高額なリライトの仕事を請け負うには、まずライター募集サイトでリライトの案件を探し、応募しながら実績を積みます。
その実績をもとにポートフォリオを作ってください。
途中で切られてしまうこともありますが、高額案件はサポートもシステムもきちんとしている会社が多いです。
不安であればはじめのうちは安いものでもいいですが、なるべく150〜400円位の高いもののほうが良いでしょう。
セットで30記事も受注すれば、100円違うだけで3000円も報酬が変わります。また、応募する際は応募の詳細をよく確認しましょう。
自分の得意な分野を書くことが応募の条件となっていることがあります。あとは前述の通り審査を受け、受注します。
リライトは一度評価されると、絶え間なく仕事を発注されるので仕事がなくなることはありません。
今回の記事で分からないものは質問どうぞ!少しずつ頑張ろう!!