ブログやWebサイトを始めたけれど、収益化の方法がわからない…そんな悩みを抱えていませんか?実は、アドセンス広告の配置を工夫するだけで、月の収益が2倍、3倍に伸びることも珍しくないんです。今回は、初心者の方でも簡単に実践できる広告配置のコツをご紹介します。
自分が見ていて本当にそんなに数多く貼って大丈夫?クリック率が増えてもアクセスが減る人もいます。
適当に見出しの上と記事下に大きな広告を貼れば稼げるとか言いますが、きちんとアクセス解析を見ながら測定していますか?
そもそもクリック率が高くなる=ほかのページに読者が流れやすくなる=ブログ全体のPVが下がり検索順位が下がっていくなんてことになっていませんか?
そんな悲劇を迎える前に、効果的な広告配置見直しましょう!
GoogleアドセンスでWebサイトの収益化を始めよう
アドセンスって難しそう…そう思っている方も多いかもしれません。
でも、基本的な仕組みさえ理解すれば、誰でも始められる素晴らしい収益化ツールなんです。まずは広告の種類と特徴を理解して、あなたのサイトに最適な配置方法を見つけていきましょう。
アドセンス広告の仕組みと収益の発生パターン
ブログを始めたばかりの頃って、収益化の仕組みがさっぱり分からないですよね。私も最初は全然理解できませんでした。
でも、アドセンスの基本って実はとってもシンプル!
- 広告が表示される
- ユーザーが広告をクリック
- 報酬が発生
これだけなんです。ただし、ただ広告を置けばいいというわけではありません。ユーザーの目に自然と止まる場所を選ぶことが大切です。
インプレッション報酬とクリック報酬の違いを理解しよう
「クリックされないと収益にならない」そう思っていませんか?実は、それは大きな誤解なんです。アドセンス広告には、実は2種類の報酬システムがあることをご存知でしょうか?
クリック報酬は広告がクリックされたときに発生する報酬で、一般的に数円から数百円程度。
対して、インプレッション報酬は広告が表示されるだけでわずかながら報酬が発生します。一見、インプレッション報酬は少額に感じるかもしれません。
でも、実はこれが地味に効いてくるんです。
例えば、月間10万PVのサイトなら、インプレッション報酬だけでも数千円の収入になることも。特に記事数が多いサイトでは、この積み重ねが大きな差になってきます。
- クリック報酬:即効性がある
- 表示報酬:安定収入源
- ハイブリッド活用が鍵
重要なのは、この2つをバランスよく組み合わせること。
例えば、記事上部にはクリック率の高い広告を、サイドバーには表示報酬型の広告を配置する。このような戦略的な配置で、より安定した収益を目指せるんです。
クリック率を高めるアドセンス広告の全種類を徹底比較
「どの広告を使えばいいの?」「配置場所で迷ってる…」そんな声をよく聞きます。実はアドセンス広告には6種類もの広告フォーマットがあって、それぞれに特徴があるんです。
まずは自分のサイトに合った広告タイプを見つけていきましょう。素材選びは料理と同じ。素材を知れば、おいしい料理(=高収益)が作れるようになります。
1つのブログに同じアドセンス広告の種類を貼らない方がよい
まず、前提として1つのブログに全部同じ広告を貼らない方がいいです。なぜかというと1ページに全く同じ広告が連続して出ることが多いから。
アドセンス広告を作る側からすると、複数の画面サイズに合わせていくつも広告バナーを作るのってかなり手間がいるんです。
あまり予算も時間もない会社だと一番クリックされやすい300×250の広告を1種類。後はテキスト広告しか作らないってケースもあるんです。
自動広告とディスプレイ広告の特徴と使い分け
「自動広告って本当に任せて大丈夫?」そんな不安を感じている方も多いはず。でも、実はGoogleのAIが賢く最適な場所を見つけてくれる便利な機能なんです。
特に注目したいのが、自動広告の学習能力。例えば、あるブログでは最初0.5%だったクリック率が、3ヶ月後には1.2%まで上昇した実績も。
AIが徐々にサイトの特性を理解し、最適な配置を見つけ出していくんですね。
ディスプレイ広告
一方、ディスプレイ広告は配置場所を自分でコントロールできる王道の広告形式。特に記事の導入部分での使用がおすすめです。
なぜなら、ここでユーザーの興味が最も高まっているから。実績を見ると、記事上部のディスプレイ広告は、下部に比べて約1.5倍のクリック率を記録することも。
ただし、注意点もあります。画面の上部に広告を詰め込みすぎると、かえってユーザビリティを損ねることも。適切な数と配置のバランスが重要です。
インフィード広告【記事一覧の間に表示】
「広告っぽさ」を感じさせない。これが収益化の大きなポイントなんです。インフィード広告は、まさにそんなニーズにピッタリ。記事一覧に溶け込むように表示される広告なので、ユーザーにストレスを与えにくいんです。
特に効果的なのが、記事一覧の中での表示です。
例えば、3記事ごとに1つインフィード広告を入れる。すると、ユーザーは自然な形で広告に触れることになります。
有名なワードプレステーマ場合はインフィード広告専用の設置個所があるので選びますが、もし存在しなければ使わなくてもいいと思います。
相性がいいのはニュース記事ですね。トレンドブログには採用しましょう。
記事内広告【記事の内部に自然に配置】
記事内広告は文章の途中に入る広告です。サイズがそこまで大きくなく画面の横幅に合わせて出ることが多いです。
基本的に記事内広告は「目次の下」や「見出しの下」に配置させます
実際の配置例を見てみましょう。料理ブログなら、材料リストと手順の間。旅行ブログなら、観光地の説明と交通アクセスの間に出せるとベスト。
このように、コンテンツの流れを損なわない位置選びが重要なんです
Multiplex広告【記事下に配置】
あまり知られていませんが、実は隠れた優良広告がこの2つ。特にMultiplex広告は記事の最後に関連コンテンツとして表示されるため、ユーザーの「次に見たい」という気持ちに自然とマッチするんです。
実際の活用例を見てみましょう。例えば、スマートフォンレビュー記事の最後にMultiplex広告を設置したところ、通常の記事内広告の1.8倍のクリック率を記録したケースも。
なぜなら、製品に興味を持ったユーザーの購買意欲が最も高まるタイミングだからです。
ただ、自分の関連記事と同時にMultiplexを出すと、1画面に関連記事が20ぐらい並ぶことになり読者の動きが悪くなります。
アフィリエイト記事へきちんと誘導したい場合は外す人も多いです。
インテント重視の広告
インテント重視の広告というのは自動広告設置の中で選べるのですが、このように記事内に検索マークやタグが表示されて、それを押すとさらに広告が出ている文章へとリンクします。
専門的な調べ物をしているようなサイトに使うと最適ですが反対にトレンドブログを始めあまり深く追求しないような記事を書くと、記事内に沢山「虫眼鏡」マークが出てしまって見た目が悪くなります。
アドセンスの配置は手法とアクセスによって使い分けよう
まずはですね。広告の配置とアフィリエイトリンク(アドセンスも含む)について考えてください。グーグルのロボットや訪問者と言うのはみなさんが付けた記事タイトルを検索してやってくるわけです。
そして前提として検索結果に表れた記事内容が、しっかりと検索のニーズを満たしていなければ意味がない。
例えば「カルボナーラの作り方」というタイトルなら、記事にしっかりとカルボナーラの作り方が入っていないとおかしい、「東名高速道路」と検索したら「東京⇔名古屋」までの流れについて、きちんと記事に入っていなければおかしいのです。
みなさんはグーグルロボットになったつもりで見てください。
こうやって看板=記事タイトルに従ってきたら、その道路に沿ってロボットも人も進みます。でも見出しタグの最初の方にリンクがあるというのはこういう意味ですよ?
東京方面に行こうと思って曲がったのに・・・。
え?いきなり分かれ道??曲がるの?進むの??って一瞬混乱しませんか?
もしくは間違ってハンドルを切って大事故を起こしませんか?
もう、見出し2、見出し3、見出し4のそばにアドセンスが全部あるとこんな感じ・・。
・・・嫌でしょ?こんな高速道路(笑)
自分だったら二度と使わないですよね?こんな変な高速道路。
アドセンスの数を増やし過ぎるとブログの離脱が起きて順位が下がる
というわけでアドセンスの数をめちゃくちゃ増やしてしまうと、外部への離脱が多過ぎてアクセスが下がってしまい、結局のところサイト全体の売り上げが落ちるってことには注意して下さい。
最近は文章が初めから最後まできちんと読まれているか、グーグルが完読率を把握しているという噂もあるし、私は記事の上部にはあまりアドセンスは入れません。
アフィリエイト広告と一緒に貼ってしまうと同じ広告出ますしね。
収益性を重視したアドセンスの配置を図解
当サイトは別にアドセンスサイトじゃないので、戦略が違うのですが広告選ぶのもめんどくさいし、全部アドセンスでいいや・・。
とにかく初めは少しでもいいからアドセンスでの収入が欲しい・・っていう人のために私が貼っている順番をお伝えします。
まず、アドセンス審査時は確認コードをヘッダー下位に入れて後は記事下に貼って自動です。ただこれやると表示スピード下がります。
アドセンスが通過したら個別に広告を選びます。ヘッダーのコードははがしてください。全部を同じ広告にすると同じものばかり表示されるので種類を分けます。全画面広告は選びません。
アドセンスがそれぞれ機能を分けてくれてますよね?
インフィード広告だけはテーマによってどこにどれくらいの数を表示できるかが決まってきます。無料テーマなどは設定できないものもあるので注意してください。
パソコンからのアクセスが多いサイトのアドセンス配置
アフィリエイトブログのジャンルやテーマによってはパソコンの方がスマホよりアクセスが多いというケースがあります。
- PC操作に関する記事
- ソフトウェアに関する記事
- プログラミングに関する記事
実際にこういうのは今現在パソコンを使っていて、ついでに調べる人がアクセスしてきます。
サーチコンソール+ヒートマップを入れておけばかなり詳しくわかるはずです。
このようになっている場合はパソコン用のアドセンス配置にも気を付ける必要があります。(当サイトはたまーに実験的に貼るくらい)
世の中右利きの人が多く、パソコンの右に自然と手がうごきます。マウスを使っている人は特にそうですね。そのような場合に合わせて基本的にトップページのアドセンスは右上に貼ります。
スマホはもちろんですが、PC利用者は非常によく目次を見ますので、このそばにアドセンス広告又はASPなどのボタン・画像リンクを置いてしまうというのが効果的です。
スマートフォン向け広告の最適な配置位置
スマホユーザーって、実は独特の閲覧習慣があるんです。PCとは全く違う目線の動き、スクロールのリズム。これを理解するだけで、収益は大きく変わってきます。
例えば、スマホでは画面下部のクリック率が異常に高いことをご存知ですか?
なぜなら、それが親指の自然な位置なんです。実際のデータを見ると、画面下部に配置した広告は、上部に比べて最大で2.3倍ものクリック率の差が出ることも。
- 親指が届く位置を狙う
- スクロール停止位置を把握
- 画面の3分の2が勝負所
特に効果的なのが、記事の導入部分を読み終えた位置。
つまり目次の直後です。ここでユーザーが一旦立ち止まる習性を利用するんです。あるニュースサイトでは、この位置に広告を移動させただけで、月間収益が1.4倍に跳ね上がったという実績も。
ただし、要注意なのがポップアップ系の広告
確かにクリック率は高いものの、ユーザビリティを著しく損ねる可能性が。長期的な信頼関係を築くなら、やはり自然な配置が大切です。
無料ブログの強制広告の位置を参考にする
無料ブログの収益源は主に強制広告ですよね?その配置も非常に参考になります。
ライブドア、シーサー、アメブロなど無料ブログは最もスマホのクリック率が高いところに強制広告がでます。その位置を真似しましょう。
(何万個もブログを持つ大手企業がきっちり効果を測定した上での結果です)
ただ、アドセンスいっぱい貼って画像も入れるおとにかく表示スピードが遅くなり、実際にスマホでささっと記事を読み流すと、そのスピードにアドセンス表示が追いつかずに、クリックどころか見られていないことも多々あります。
サイトの成長に合わせた広告運用の極意
PV数の増加に伴って、最適な広告の数や配置も変化していきます。ここが多くの方が見落としがちなポイント。例えば、月間1000PV程度のサイトと、10万PVのサイトでは、全く違う戦略が必要になってくるんです。
具体的な数字で見てみましょう。
1000PV未満のサイトなら、広告は2-3個程度に抑えるのがベスト。これは、コンテンツの価値を守りながら、効率的に収益を上げるための絶妙なバランスなんです。
アドセンスを貼る=離脱される=ドメインが育たちにくい
儲けるためには広告を沢山貼った方がいいけど、貼り過ぎると儲からないという矛盾を解決しなければなりません。
- 1000PV未満:質重視で2-3個
- 3000PV程度:バランス型で4個
- 1万PV以上:最適化で5-6個
ただし、これも一概には言えません。サイトのジャンル、ユーザー層、滞在時間などによって、最適な数は変わってくるんです。大切なのは、常にデータを観察しながら、微調整を重ねていくことが重要です。
アドセンス収益を倍増させるA/Bテストの手法
「これって本当に最適な配置なのかな?」そんな疑問、すごく大切なんです。実は、成功している多くのサイトが、細かなA/Bテストを繰り返しているんです。
具体例を挙げてみましょう。あるブログでは、記事内の広告位置を「段落3つ目の後」と「段落5つ目の後」で比較テストを実施。
すると、なんと5つ目の後の方が、クリック率が23%も高かったんです。これ、記事の展開に合わせて読者の興味が高まるタイミングと一致していたからですね。
でも、ここで気をつけたいのが「検証期間」。最低でも2週間は同じ設定で様子を見ることをおすすめします。
なぜなら、平日と休日でユーザーの行動パターンが異なるから。1週間だけのテストでは、正確なデータは取れないんです。
アフィリエイト併用時の広告配置バランス
アドセンスとアフィリエイトの併用って、実は悩ましいですよね?
でも、これを上手く組み合わせることで、収益は大きく変わってきます。
例えば、商品レビュー記事。序盤はアドセンス広告を控えめに配置し、結論部分の手前でアフィリエイトリンクを提示。
そして記事末でまたアドセンス広告を表示する。このような配置が効果的なんです。
なぜこの順序がいいのか?それは「ユーザー心理」に基づいています。記事を読み始めた直後は、その商品に興味があるものの、まだ購入を決めていない状態。
だからこそ、関連製品の広告が効果的なんです。そして結論部分で具体的な商品を提案し、最後は再び広告で別の選択肢を提示するという流れです。
アドセンスの配置と広告サイズについて
サイズに関してはディスプレイ広告が良いとか、テキスト広告が良いとか、サイズが大きければいいとかいろいろあると思います。
参考になるのが「ASP」のバナーサイズです。
自分が扱うジャンルに合わせてASPの広告をみてみると、どのサイズがよくクリックされているのか?ASPが教えてくれますよね?
迷ったら自動でいいと思いますが、少しでも収益化をしたいのであればサイズを自分で決めるというてもあります。
私は効果測定はヒートマップでまずやります。
ヒートマップで赤くなった部分にアドセンスを貼って収益化を試みる。ショートコードでアドセンスを出せるテーマはこういう時便利です。
ただ繰り返しますがアドセンスを貼ってクリックされる=離脱されるので順位変動に影響があるってことは忘れないでください。
収益性の高い記事と広告は管理画面で調べてみる
アドセンスの管理画面には「レポート」という項目があるはずです。アドセンス設定時に名前を付けておくことでどのページのどの記事が最大の収益性を生んでいるかが分かります。
- ボリュームのあるキーワードなのか?
- クリックされやすいキーワードなのか?
- 貼った個所と広告の相性がよさそうか?
- 他の記事にも応用できないのか?
・・・うまく言った部分を分析し、改善することで大幅な売り上げアップが見込めます。
アフィリエイト商品が売れ出したらアドセンスの位置は下げる
アフィリエイトの商品が売れるようになったら、アドセンスの位置は広告よりも下げた方が売り上げが伸びるケースがあります。
というのもアフィリエイト商品バナーとアドセンスで表示されるバナーが全く同じものになってしまい、折角売り上げにつながるはずだったのにクリック報酬になってしまう場合が多いからです。
その場合は関連記事の下やサイドバーの広報など目立たない位置にずらして計測した方がいいですよ?
それで商品リンクが100回程度押されて売れるようだったら思い切ってアドセンスを外してもいいかと思います。
アドセンス広告配置のまとめ
- トレンドアフィリのトップページは、文字を少なくシンプルにする
- 記事の真下に広告が入るようにする。文字と記事の間を離さない
- 関連記事の中にアドセンスを入れる
- アドセンス広告のサイズと画像貼り付けのサイズを合わせる
この4つは最低限だと思います。色はデフォルトの青より緑の方がクリック率が高いというレポートも読みましたが、これはサイト全体のカラーテーマによるのかな?と思っています。
読ませる広告の戦略と魅せる広告の戦略があるという事ですよ。
で。
最後になるのですが、結局は実験の繰り返しになると思います。確実なのは記事下と言うこと以外、テンプレートや記事の質。アクセスキーワードによってもクリック率って変わってしまうのです・・。
ですので、基本を守りつつ、最適解を探すしかない!
広告を出す方は、表示回数じゃなくて広告を踏んで商品なりサービスを買って欲しいと思っているわけです。そこに答えないとアドセンス単価をどんどん下げられてしまうと思います。
また、先ほど説明したように検索ロボットにとっても、読者にとっても突然の分かれ道=アドセンスは邪魔になりがちです。
まずは文章が初めから最後まで読みやすいか?広告のせいで離脱していないか?
それをチェックしてからアドセンスの配置を工夫してみましょう!
今回の記事で分からないものは質問どうぞ!少しずつ頑張ろう!!