普通は在宅のウェブライターになるため必要な初期投資はほぼありません。必要ものはパソコンとネットワークの接続環境と銀行口座のみです。
今は正直スマホさえあればすぐにクラウドの登録して仕事を探すことが可能です。一方初期費用が掛かる在宅ライターもあります。
例えば専業ライターなら、ファックス、プリンター、ボイスレコーダー、デジタルカメラなどが必要です。副業ライターなら取材で必要になったときに買うのを検討する程度で、必要なものではありません。もし副業ライターなのにそれ以上の機器が必要であれば、その仕事は避けましょう。
最初はお金をかけず、仕事の幅を広げたいと思ったときに投資します。
リスクなく仕事をスタートできるのが醍醐味です
webライターを始める時に必要なもの
- パソコン・・値段は高くなくても問題ない
- 銀行口座・・・振込時に必要になるため
- スマホ・・加工アプリや写真によく使う
この3つだけで十分です。
パソコンのスペックも高いものである必要はありません。文章が打ち込めて、インターネットさえ接続できればいいのです。1番安いパソコンでも充分対応できます。
ただしこれから買うのであれば、MacintoshよりもWindowsのほうがおすすめです。ただ、仕事の発注者の多くはWindowsを使用しているからです。
テキストのデータや圧縮ファイル形式のデータを送るときに、Windows同士であれば特に互換性を意識しなくても大丈夫なことが多いというのがその理由。
もちろんMacintoshでも充分に仕事はできますので安心してください。
WEBライターの報酬は銀行口座で支払われます。オンラインバンクを1つ持っておくことをお勧めします。おすすめは楽天。
振り込まれた際にメールで振り込まれたことが知らされるサービスもあります。支払い予定日にきちんと報酬が入金されたかをすぐに確認できるので使っている人が多いです。
Webライターの文字単価と相場の関係性
今度はwebライターに発注する側の立場から話を勧めたいと思います。
単にライターの仕事と言っても、単なる商品のレビュー記事やまとめ記事から、実際の商品を購入しての比較記事、そして専門性の高い記事では文字単価が違ってきます。
Webライティングを行う場合、高品質なライティングを行うことで費用が高額になる場合があるため、クライアントが注意する必要があります。専門性、経験、需要、予算、時間枠などがあります。
レべル | 一般ジャンル | 専門ジャンル | 高額ジャンル |
ライティングのみ | 1文字0.5円 | 1文字1円 | 1文字3円 |
見出しを付けて書く程度 | 1文字1円 | 1文字2円 | 1文字10円 |
SEOライティング可能 | 1文字2円 | 1文字5円 | 1文字20円 |
SEO×デザイン | 1記事5000円 | 1記事1万 | 1記事5万 |
ディレクション付き | 月5万~ | 月10万~ | 月30万~ |
このような相場はクラウドワークスやランサーズなどの募集案件・大手メディアの専門ライター応募資格をみると大体のところが分かります。
国家資格があるような専門ライターの費用は高い
専門性の高さ専門的なトピックや分野での高いライティング要件は、高いコストにつながる可能性があります。
専門分野に精通したライターは数が少ないため、そのサービスは需要が高くなります。多くがメディアのコラムニストとして記名アリで募集されます。
ライターの採用自体がウェブサイトの信頼性を高めるため、有資格者は応募すると良いのではないか思います。
一例としてこのようなジャンルは高額です。
- 不動産・保険・金融関係の専門ライター
- 薬事法が分かる美容ライター
- 健康食品などを扱う専門ライター
- SEO・プログラミングなどの専門ライター
大手メディアに寄港する場合1記事2~5万円ぐらいです。
専門的なトピックで取材が必要な場合、特殊なスキルやリサーチ・機材などが必要となるため、より多くの時間や注意が必要となり、文字単価があがります。
サイト運営の経験があると高額な案件を受注できる
経験豊富なライターもかなり高額な案件を受注することができます。
期日内の納品実績での信頼性はもちろん、サイト全体の構成を見て記事の内容を提案できるレベルになると1記事当たり1万円近くの単価が発生します。
サイト全体の設計まで理解しているレベルであれば月に10万~30万の固定報酬はよくある話です。そのためにも一度自分でウェブサイトを運営しておくことをお勧めします。
- ワードプレスブロックエディタでの納品
- 見出しやアイキャッチを含めての加工
- アクセス解析を見ての見出しやタイトル修正
この3つのスキルが備われば単なるwebライターではなく、その上のwebディレクターのポジションに近くなると思います。
超人気のwebライターの単価は数十万?
webライターとしての知名度が上がり大手メディアに採用されるようになると、1文字の単価が跳ね上がります。なぜかというとそのライターにファンがついているからですね!
個人的には日本最高峰のライターさんはジモコロやオモコロ「よっぴーさん」や「アルファさん」。いくつもベストセラーを出版しているちきりんさん。
外資系OLのぐだぐだを書いているトイアンナさんが好きですね。
こういうレベルになると1記事でサラリーマンの初任給くらいは行けるんじゃないでしょうか?
月の予算と納期でも文字単価が変わってくる
季節ごとに商品が入れ替わるアパレルやECショップのカタログライターはその月によって文字単価や報酬単価がかなりちがってきます。
繁忙期はスピードとクオリティーの両方が求められるため1文字10円~で依頼されることも多く、知り合いのライターさんはめちゃくちゃ忙しそうでした。
また、広告収入をメインとしたウェブサイトもジャンルによって検索需要が違いますので、文字単価がばらついていると思います。
webライターの仕事は月によって収入にばらつきがありますので、いざチャンスが巡って来た時のためにすこし空き時間を作っておくことも必要です。
webライターが文字単価や記事単価を上げる方法
上記のようなニーズに答えることでwebライターの単価は上がっていきます。
重要なのは市場のニーズに合わせて依頼者が求めていることに素早く対応できる力を育むことです。
- 業界でどのような動きがあるのか?
- どのような業界で広告宣伝費が動いているのか?
- これからwebライターが必要とされる業界はどこか?
これら3つの動きなのですが、メディアの在り方は出版雑誌と密接に関係します。
例えば有名な財団法人、日本ABC業界では毎年の雑誌の発行部数と売り上げが公開されています。
例えば2022年度はこのくらいです。
ウェブライティングの世界も動きが早いので常にトレンドを理解して、どのような業界とジャンルが伸びているのか気を配手おくことが必要でしょう。
こちらにも物販業界がどのような基準で広告費を払っているか?逆算する方法をお伝えしています。
まとめ
結論として、ウェブライティングの費用に関しては、クライアントがより多く請求される可能性があるいくつかのケースがあります。
これらのケースには、専門性、経験、需要、予算、時間枠などがあります。クライアントは、これらの要因と、それらがWebライティング・プロジェクトのコストに与える影響について認識しておく必要があります。
今回の記事で分からないものは質問どうぞ!少しずつ頑張ろう!!