ネットののメリットの一つが匿名性です。日本は本音と建前の社会ですし、そもそも人の本当の気持ちをすべて言葉に出していたら生きていられないです。
たからアフィリエイトというのも消費者の本来の気持ちを代弁した匿名性があっても良いと思っています。
ただ、ちょっと匿名を利用したずるい稼ぎ方をする人の直接的な被害にあいましたし、実際は法律がどんどん変わり、相手の匿名は簡単になっています。自分が実名で顔バレしていることにすら気が付かない人もいます。
最近の健康アップデートもそうですが、信頼のない人が発信しても良い情報と悪い情報にこれから選別されていくと思います。
また、副業が完全に解禁されれば、思いっきり実名で勝負してくるアフィリエイターもどんどん出てくるでしょう。(大手メーカーの社員など)
今回はアフィリエイトの匿名性についてちょっとクローズアップしてみたいと思います。
・・・頭隠して尻隠さず・・・・・カッコ悪いですよね・・・・隠れているつもりが実はバレてる・・・・・
情報系アフィリエイトは匿名が難しい!名前はほぼ広告主に筒抜け
まず、第一に情報商材アフィリエイターですね。メルマガを発行しなければ大丈夫とか、whoisの代理登録をすればOkとか、ニックネームとアイコンだけにしておけば、顔バレしないとか思っているかもしれませんが・・・。
大嘘です!!
これ公開しても良いのか迷ったのですが、広告主から見てアフィリエイターがどう見られているのか?両方をやっている人って少ないので、少し紹介します。
まず、商品側のASP管理画面なのですが、購入者の指名とは別にアフィリエイターのニックネーム。実名が併記されています。これは銀行振り込みなどを間違えないために、実名を取る必要がありますよね?
だからまずはここで誰が売っているか実名が分かる。そしてニックネームのところで個別に割り当てられたかどうかが分かる。
つまり、アフィリエイトコード=販売IDが分かるようになっています。
- 広告主には実名が分かる(法人の場合は登記しているのでそこから分かる)
- 広告主には販売コードのIDが分かる。
ここまで良いですか?
次に、このアフィリエイターさんたちがどこでどんな売り方をしているか?ですが・・・。
物販では参照リファラというのがあると思いますが・・・情報系はリンクを辿ったり検索して調べます。
で、販売ページを見つけたら、IDと照合して名前を調べて発見(-_-;)ということになります。
短縮URLやリダイレクトもツールで一発で広告主にバレる
これを防ぐために、最近流行っているのがリダイレクトですね。どこのASPを使っているかばれたくない。実際にアフィリエイトリンクだとバレたくない。顔バレしたくない。名前もバレたくない・・・。
「いかにも単にドメインをそのまま貼っただけ」に見せかけたいという工夫。
そこはアリと言えばありです。ただ、分かる人にはわかる。バレます。
試しにこれ、アフィリエイトリンクなの?というサイトをリダイレクトチェックツールに入れてみましょう!
・・・見せかけリンクも調べようと思えば調べられます。誰でも簡単にできるのでやってみましょう!!
ただ、リダイレクト失敗する場合もある(特にスマホ)し、結果として報酬に繋がらない場合もあるので、普通はやらないほうが良いですよ?
でも、リンクを偽装をしても分かる人には実名が簡単にばれちゃうってことですね
・・・アフィリエイト怖い(>_<)
情報アフィリエイトに関してはむしろ広告主に不正がばれやすいってことは、分かってもらったと思います。
まあ、不正でもなんでも売ってくれるならどうでも良いという広告主もいるし、本当にうじゃうじゃこういうアフィリエイターは沸いてくるので、広告主側の事務管理も大変なんですよ。
ニックネームやフリーメールも住所ごとバレまくりwhoisを隠しても追われます
あと、これも多いのですがフリーメールでニックネーム変えてメルマガなどに登録すればバレないと思っている人・・・。バレてますからね?
whoisとか頑張って隠している人もいますけどそんなの小手先のテクです・・・。
- メアドの送信元のIPがバレる
- IPから住所と利用端末のIDがバレる
- ネットカフェでも身分証提出と記録からバレる
・・・サーバーメール、Yahoo!やgmailならバレないとか思っている方・・・そんな知識で大丈夫ですか?
【 IPをたどれる無料ツール!ライバルサイトの見出しなんかも抜き出せます。 】
で、ですね。ホスト名が分かった場合、情報開示請求が可能です。
実はAI化が進む現代は監視社会になり、個人情報がどんどん特定されやすくなっているんです。
そして悪質な場合は裁判になり、あなたの個人情報が公開されます。
でね?本当100万~ですよ?分かってます?
「その時は開示を拒否しました。でも、プロバイダー側がその裁判に負けたので、結局、自動的に開示という運びになりました。それで、まずネット掲示板に経営者の悪口を書いたことへの損害賠償として1000万円支払えという内容証明郵便が届いたのです」
「弁護士さんに間に入ってもらって裁判には至りませんでした。でも、莫大な慰謝料を支払うことになりました。確かに、私たちのしたことは褒められたことではありません。でも、職場の不満を書いただけで名誉毀損の損害賠償というのは、どうにも腑に落ちません」
本当にコチラも読んだ方が良いです。
そもそも、「賠償金」は法律上、一般には「不法行為に基づく損害賠償請求」として生じます。
ひとくちに不法行為といっても様々な態様のものがありますが、その中で悪意を持って加えた不法行為に対する損害賠償請求は自己破産では免除されません。
「悪意」とは相手に対して「損害を与えてやろう」という積極的な意図を持っていることです。
賠償金は自己破産で支払い免除される?免責されないケースとは
法務の暗い面も知りましょう。知識がないと人生破滅します。
私は基本温厚なはずですけどねぇ・・・・。さすがに詐欺よわ張り&コピペ&騙しリンクはね・・・。
普通にしてもらえれば応援するけど・・・マジでキレさせるまで自分のやっていることのリスクが分からないのだろうな・・・・。
ちなみに、この手法を使うと、クローズド案件のリンクも分かったりします。このサイトアフィリリンク??公式サイトの本当の販売ページ??と思ったらチェックしてみましょう
物販サイトも販売ページは当然広告主にバレまくり
物販サイトに関しては参照リファラがあるように、広告主にはどのサイトからどれくらいの数が売れたのか?細かく数値で見えています。
そりゃそうだ。そうしないと特別単価とか設定できるわけがない。
だから基本ニックネームにしようが何しようが、販売ページだけは分かります。そこから頑張って辿ればある程度まで物販サイトも追いかけられるんじゃないかなーと思います。
- 同一画像を使っている
- 同じフレーズを繰り返し使っている
- 同一サーバーを使っている
- 同一テーマ—を使っている
- 同一IPを使っている
- バックリンクも同じデザイン
このくらいは調べようと思えば一瞬です。
だからトップフィリエイター同士は相手のレベルを知っている(笑)
知った上で、どう戦うのか?それを考えているわけです。知らないというレベルの戦いじゃないんですよね・・・。
もちろん、広告主の方が必ずしもITに詳しいわけではないし、後はASPとSEO会社と、販売会社に丸投げ!っていう人の方が多いのだと思います。
本当はバレるんだけど、そのやり方があまり広まっていないだけです。また悪さをしてバレた人はその失態をわざわざネットに公開することはありません。
つまり多額の賠償金などを払ったことが本人の口から広まらない。
その状況になったら反省文書いてネットで公開する余裕なんてないんですよ。
だから危険!
なぜか匿名がバレないという幻想を生む。
私がこうした記事を書いたことによって広まるかもしれませんけど・・・。
Twitterやインスタも危険!電話番号からバレまくり
最近炎上で怖いのがツイッターですね。匿名アカウントだから大丈夫と思っても、電話認証をさきにやっているとIPが残ってしまいます。そこから辿られてバレることもあります。
アカウントを消しても、そのフォロー履歴が残りますし、自分のフォロー関係者のアカウントが残っている場合、関係性から本人が特定されるという仕組みです。
つまり自分のアカウントは消せてもフォロワーのアカウントまでは消せないってところがバレるポイントです。
ツイッターのおすすめユーザーの機能は、ほかにツイッターを利用している人も自身のメールアドレスや電話番号を連絡先に登録しています。
そしてその連絡先をツイッターにアップロードすることでおすすめユーザーに表示されます。
この結果、自分のアカウントが知られてしまい身元もバレてしまうのです。
アーガスリサーチ:ツイッターの匿名はバレる?より
・・・最近は誹謗中傷逆ビジネスが起きているのが現状。どう考えても誹謗中傷した人が裁判で勝つなんて道理はないです。
無料メール・Twitter・インスタ・facebook・匿名だと思っているのは自分だけです。何かの無料サービスを使った人は要注意。どこかで電話番号認証したら辿られます。
たただ単にみんな大人でやらないだけ。
プロバイダ開示が簡略化され侮辱罪も適応
後はみさん気が付いていると思いますが、Twitterが認証マークへ。プロバイダ開示が簡略化されてさらに侮辱罪も法整備。これが今後緩くなることはないかと思います。
具体的には、非訟手続きが追加された。これにより、被害者は裁判所に対し、コンテンツプロバイダに対する開示命令を申し立て、もしコンテンツプロバイダにおいてアクセスプロバイダがわかる場合には、その情報を被害者に提供し、被害者はアクセスプロバイダに対する開示命令を申し立てることができるようになった。簡単にいえば、必要な手続きが2回から1回に減ったといえる。
さらに、発信者情報の開示対象に電話番号が追加された。これにより、IPアドレスだけでは特定が困難であった攻撃者も特定することが可能になった。
東洋経済オンラインより
匿名でも信頼されれば売れる!バレないで逃げるマインドは辞めて!
で、こんなこと言うと、「ヤバい!!やっぱりアフィリエイトは匿名で不可能なんじゃ?会社にバレクビ?芸能人の写真とか買ってパクって、損害賠償とかされてヤバい?」
なんて思うのですが、基本そうやって逃げる方向に考えるのではなくて、匿名でも相手を信じさせるリアルを追求したほうが良いです。
どうせ努力するなら、頭を使うなら、バレないように稼ぐのではくて、信頼されて稼ぐ方が良いに決まってます。
ここが分からないから、いい年して私に激怒されるわけですよ・・・。
で、バレて名指しで怒られて大恥かいて逆切れのパターン。
私も叱るのは子供だけにしておきたかったのですが、アフィリエイト教えてから子供以上に大人が危険で厄介でした。まさかアフィリエイトはこんなに大人相手にキレなきゃいけない世界だったとは(泣)
ほんとコピペとステマで稼ごうとしてもバレるし無理なんだって!時間というか人生の無駄遣いはそろそろ辞めてはどうですか?
1年、3年なんてあっという間に立つし、無駄過ぎる人生の使い方に後悔しませんか?
匿名の中に真実味を出して安全に稼ぐ方法とは?
ただ、「本当に会社がブラック企業で匿名じゃないと副業なんてできない!親族がお堅い職業でなかなか許してもらえない。バレたくないっ」ていうのはありますよね?
私も周りは公務員が多いのでnihongo1000 でやってますし。だから顔出し匿名で稼げないわけではないです。全然。
他にも匿名で100万以上稼げている方は沢山います。
ただ、匿名のなかに如何に真実味を出すか?がアフィリエイトでは重要なのです。
そのためには工夫できることは沢山あります。全部をやれってことではないです。
- 自己紹介をきちんと書く
- オリジナルの写真を沢山入れる
- 個性あるニックネームと語り口(方言など)を考える
- ツイッターやインスタと連動させて普段の日常生活を見てもらう
- フェイスブックファンページを作って「いいね!」を沢山押してもらう
- 作家や画家さんのようにキャラを作る
後はとにかく嘘をつかずに正直に書くってことです。他にもいろいろ調べる方法ってありますから・・・。
演出と自作自演とステマとウソは近いようで違いますよ?そこは分かってほしいです!
まあ、怖がらなくても大丈夫です!
基本的にアフィリエイトは匿名で可能です。変なことしなければバレないし大丈夫です。
ただし社会常識と節度を保ちましょうってことです。
小銭目的で犯罪を犯さないように気を付けましょうね?大きすぎる代償を払うことになりますよ!!
今回の記事で分からないものは質問どうぞ!少しずつ頑張ろう!!